自助努力で・・2018/04/29 19:33

自助努力で・・
旺盛な繁り具合を見せ始めた野草。そこで良く目にするのがアブラムシの集団です。
茎や葉にとりついて、汁を吸い出すのが目的。
体は小粒ですが、数が数がだけに野草が受けるダメージも並大抵ではありません。
でも、やられ放題かと言うと、そこにはちゃんと用心棒が用意されています。
これはその一例。アブラムシ退治にやって来たナナホシテントウです。正に食べ放題。
で、アブラムシ側に積極的に逃げる気配が見られるかと言うと、これがさっぱり。
哀れに感じますが毎年大量発生する所を見ると、数の力でしぶとくって言う事らしい。
アブラムシにたかるアリ
アブラムシを獲物にする昆虫もいれば、それとの真逆の立ち位置をとるものもあり。
それがアリです。テントウムシ等の攻撃を排除する代わりに報酬を貰うスタイル。
その報酬とは、アブラムシがお尻から出す甘い汁を舐めさせてもらう事の筈(?)。
今日もそんな光景を幾つも目にしました。これは緑色のアブラムシとの組み合わせ。
でも、実際テントウムシ等がやって来た時に防護活動するかと言うと、かなり疑問。
互いに無関心と言う光景を度々目撃しています。アリって凄いチャッカリ屋?・・
やはりアブラムシは、圧倒的な数のパワーで自助努力する生き方しかないみたい。

※4/29に都内で撮影