夏の思い出につながる・・2018/07/17 20:06

夏の思い出につながる・・
水草の葉に垂直に止まっていたデカブツ。正に真夏到来を実感させられる光景です。
日本に生息するバッタの中での最大種・ショウリョウバッタのメス。
このバッタは、私にとって、幼い頃の原っぱ遊びの思い出につながる昆虫と言えます。
キチキチ音を響かせて飛ぶ姿が、巨大な入道雲とオーバーラップして浮かぶ様な・・
但しキチキチ音をたてるのはオス限定。メスに対するアピール効果狙いなのかも・・
バッタの世界もいろいろ大変そうです。
オンブバッタの幼虫集団
ショウリョウバッタは夏の終わり頃には、次第に数を減らして行きます。
一方、ちょっと似のオンブバッタは、秋の終わり頃まで生き続ける先の長い種。
従って、成長度合いにもかなり差異が生じる事になります。
これがオンブバッタの現状。草の葉の大きさと比べて、いかに小さいかが判ります。
この日目にした幼虫集団は、同じ親から生まれた子供たちの様に思えます。
今はこうして仲良く群れているけれど、やがて散り散りに・・
全員が健やかに成長する事を祈るばかり。

※本日撮影の画像ではありません。
(ショウリョウバッタは7/15に、オンブバッタは7/16に、共に都内で撮影)