蝶の翅を見れば・・2018/09/13 20:35

翅が開いていたお陰で、この蝶の意外な一面を目にする事が出来ました。<br> それがこのショット。陽射しを浴びて、背中の繊毛が、微妙な色で輝いていました。<br> 蝶にあるまじき地味な色合いが特徴のセセリチョウ。<br> でもこんな隠し味を秘めていたなんて・・メタリックとも言える輝きに見とれました。<br> <br> ※9/13に都内で撮影
翅休めしている蝶の翅の様子を見れば、季節の確かな進展を実感できる。
私の勝手な解釈なんですが、今日目にした実例を2例掲載します。
まずはカタバミの葉に止まるヤマトシジミ。ご覧の通りほぼ全開でした。
陽射しはそれなりに射しているのですが、じりじり焼け付く様な物ではありません。
蝶も日向ぼっこ優先の秋モードに・・そんな事を感じたシーンでした。
開翅中のイチモンジセセリ
これ迄は、翅を固く閉じる姿ばかりだったイチモンジセセリも同様に・・
背を向けているのは、ズバリ午後の太陽が薄雲越しに顔を覗かせている方角でした。
イチモンジセセリと言えば、オスがメスに猛烈にアタックをかける求愛シーンばかり。
そんな激しい行動の日々でしたが、一段落ついたのかも知れません。
イチモンジセセリの隠し味
翅が開いていたお陰で、この蝶の意外な一面を目にする事が出来ました。
それがこのショット。陽射しを浴びて背中の繊毛が微妙な色合いで輝いていました。
蝶にあるまじき地味な翅色が特徴のセセリチョウの仲間。
でもこんな隠し味を秘めていたなんて・・メタリックとも言える輝きに見とれました。

※9/13に都内で撮影