よくぞここ迄・・2018/12/30 20:58

よくぞここ迄・・
黄色く色づいた葉を沢山付けていたイチョウの木も、冬姿への変身をほぼ完了。
西に傾いた陽の光を浴びて、剥き出しになった枝が黒く浮かび上がっていました。
再び緑の葉を付ける迄の静寂の日々・長い長い冬の眠りの始まりです。
木の幹にふと違和感を・・
そんな雰囲気が漂う冬木立の中で、ふと目に止まった光景がこれ。
大木の幹に出来た円形の窪みの中に、なんとも違和感のある緑色が・・
早速近づいて見たら・・
緑色型のハラビロカマキリ雌
これでした。緑色型のハラビロカマキリ・メス。
レンズを接近させても、逃げる素振りを見せません。
よく見ると左の後脚の先が欠損していました。思う様な動きをとれないみたい。
”良くぞここ迄生き延びたね” と声を掛けたい気持ちになりました。
参考に、今年、この種幼虫に初遭遇した日に撮影した画像を下に掲載します。
撮影日は6月3日。半年以上の日々が過ぎた訳ですね。
ハラビロカマキリ幼虫
お尻をくいっと曲げた威勢のいいポーズが、ハラビロカマキリ幼虫の特徴です。
なお、この画像は、当ブログの6月4日の記事に掲載したものの引用掲載です。

※12/30に都内で撮影(幼虫は6/3に撮影)