枯葉のおまけ付き ― 2019/02/13 20:26
葉を落とし尽くした樹々の樹下は、ご覧の通り、褐色の絨毯状態です。
かさこそ音を立てながら歩く気分はそれなりに趣きがありますが、端的に言えば退屈。
特に昆虫を主ターゲットにした観察散歩では・・なんですが・・ ライブではないけれど、生存の証を確認する事は可能です。その一例がこれ。
大木の傍に生えたエノキの幼木に、目をやったら、何やら白い物が・・
一瞥では紙ゴミが引っかかった様にも見えたのですが、その形に、ぴんと来て・・ 接近して見たらこの通り。アカボシゴマダラ(蝶)のサナギでした。
糸で枝に固定するのが蛹化の一工程なんですが、その際葉っぱも一緒に巻き込んで・・
で、一枚だけ、枯葉になっても散れない葉っぱが出来てしまったんですね。
因みにこの蛹は空っぽでした。同種の羽化は年3回程とか・・
いつ飛び立っていったのかは不明ですが、ここが同種の生息地である事は間違いなし。
そのうち、春の陽を浴びて優雅に飛ぶ姿を見かける可能性も高そうです。
※2/13に都内で撮影