恩知らずだなぁ・・2019/06/25 20:00

恩知らずだなぁ・・
いま木立の中で良く目にする光景がこれ。大きな欠損が生じたエノキの葉です。
勿論自然にこうなる訳ではなく、これにはちゃんと犯人(?)がいます。
・・と言う事で、あたりを見回してみたら・・
エノキの葉にいたアカボシゴマダラ幼虫
いました!・・アカボシゴマダラ(蝶)の幼虫。
シカのそれを思わせる大きな角が特徴のイモムシです。
この種の親蝶はエノキの葉を選んで産卵。生まれた幼虫はその葉を食べて成長します。
エノキの葉を食べるアカボシゴマダラ幼虫
これはそんな食事最中の一コマ。
凄い勢いでムシャムシャ・・あっという間に欠損範囲がひろがっていきます。
卵時代の自分を育ててくれた葉っぱを食べてしまうなんて、恩知らずだなぁ・・
アカボシゴマダラの幼虫、一休み
お腹がいっぱいになったら、一休み。
一休みをする場所は、まだ食い跡がついていない完璧な形の葉でした。
一休みした後は、とりあえず、手近なこの葉っぱをムシャムシャ?・・
でっぷり太った体形から察すると食欲は極めて旺盛な筈。やりかねませんね。
生存期限の掟が?・・
参考に、この木立の中で、去年の晩秋に撮影した親蝶の画像を掲載します。
エノキの葉への産卵を終えてほっと一息ついている様にも見えました。
それから約半年、その親の姿も知らずに誕生した幼虫が、現在、猛食中。
その幼虫もやがて羽化し秋には産卵を・・正に昆虫の季節は繰り返すの一例ですね。

※6/25に都内で撮影(親蝶は去年11/16に撮影し同日記事に載せた画像の引用です)