同じく日陰に・・ ― 2019/07/30 20:43
梅雨明けと共に襲って来た猛暑は、さすがに桁違いの物凄さでした。
こんな日の自然観察散歩は、日向を避けて、日陰に逃げ込むのが得策。
と言う事で、セミ時雨が降る木立の中へ・・で、期待通りに一息つけたかと言うと否。
やはり、こんな日はどこに逃げ込んでもダメですね。 しかし、殆ど期待していなかった昆虫との出会いが叶いました。
だいぶ以前に散り落ちてカラカラに乾いた落ち葉の上に、鋭角形状の蛾がひっそり。
シャクガの一種・ツマジロエダシャクでした。
この蛾の食性は、幼虫=クスノキの葉、成虫=同じクスノキの樹液らしい。
この個体は樹液をたんまり吸って、日陰で腹ごなしの一休みをしていたみたい。
成虫の生存期間は、4月頃から11月頃迄と結構長い。
暑い夏の過ごし方は、ばっちり熟知しているんでしょうね。
※7/30に都内で撮影