手応えはイマイチ2019/08/31 20:01

手応えはイマイチ
夏の勢いに衰えが見え始める頃。でも木の葉散る晩秋はまだずーっと先の事。
しかし、木立の中ではそんな時期の予告編とも思える光景に出くわす事も度々です。
例えばこれ。びっしりと落ち葉が敷き詰められた地表にいたオンブバッタ。
夏の始めに散り落ちたクスノキの葉などの渋い色にマッチする褐色系の体色でした。
秋の終盤まで生き続ける息の長いバッタ。
そんな時期を先読みをしての周到な擬態と言う事でしょうか。
残念そうな(?)表情のオンブバッタ
”絶対気づかれないと思ったのになぁ” と残念そうな表情(?)の画像も一枚。
どこかに虫はいないかなぁと、目を皿にして木立の中を徘徊するカメラマン。
隠れ名人を自負する昆虫たちにとっては、とんだ厄介者でしょうね。
擬態には無頓着なアオバハゴロモ
木の幹に止まっていたアオバハゴロモは、環境色への擬態には全く無頓着。
緑の草に止まっていれば目立たない筈ですが、こんな反対色の場所でもお構いなし。
見つけやすいと言えばその通りだけど、手応えはイマイチかなぁ・・

※8/31に都内で撮影