木立の下に宝石が・・ ― 2019/09/04 20:10
その下にひろがる、野草や幼木等が繁茂する場所が、今日の観察地でした。
とにかく色々な種類の混在でゴチャゴチャ。昆虫の発見は決して容易ではありません。
しかし、そんな場所でも、じーっと目を凝らせば、それなりの手応えあり。
これは、探し求めた相手が見つかって、やったね!の瞬間。
判別しづらいですが、画像ほぼ中央・エノキの幼木の葉上にそいつが止まっています。 驚かさない様に、そーっと近づいて全体像を・・
歩く宝石と呼ばれる程の美麗な体色を持つカメムシ・アカスジキンカメムシでした。
この場所で、この種に出会ったのは、今回が初めての体験。
かなり疲れたけど、じーっと目を凝らして探した甲斐があったと感じた瞬間でした。 さっそく前に廻り込んで、顔面迫写を一枚。
背中も凄いけど、顔にまで宝石の輝きが・・美しさを身にまとう徹底ぶりに感心です。
勿論、当人(?)に、その意識はないのかも知れないけれど・・
なお、この輝きも存命中だけ。息絶えると輝きを失い、黒くなってしまうらしい。
そう言う点では、ちょうどいいタイミングで出会えたと言うわけですね。
※9/4に都内で撮影