嵐に耐えて・・ ― 2019/10/03 20:30
代表格とも言えるススキの穂もこの通り、何事もなかった様に開き始めました。
秋の草の特徴は強風にも負けない物腰の柔らかさ。その特性が功を奏したんですね。 風に煽られたらひとたまりもない感じの細長い茎。その先端に粒状の花がびっしり。
こんなか弱そうな野草も健在でした。けなげだなぁとつぶやきたくなる様な・・
(イヌタデ) こちらはけなげだなぁではなくて、その頑丈そうな体なら嵐に耐えて当然だよなぁ・・
秋に成虫となり、冬を越して来年の初夏まで生き続けるクビキリギスです。
多くの昆虫は、卵やさなぎの形で息を潜めて乗り越えるしかない長く厳しい冬。
それを物ともしない強靭さは、凄みを感じさせるこの体形からも窺い知れますね。
※10/3に都内で撮影