セイタカならぬ・・2019/10/25 20:32

きれいな花には・・
秋に咲く野の花の代表種のひとつがセイタカアワダチソウ。
ススキとの競合が問題とされる外来種ですが、今や当地にすっかり定着した感じ。
しかし、今年は、その様子にかなりの変化が生じています。
これは本来の姿。2018年の10月8日に撮影した画像です。
その名の通り、ヒョロッと伸び上がった背高の茎の先に多くの花を咲かせていました。
その花に来る昆虫達を待ち伏せするオオカマキリも茎に沿った垂直姿勢でした。
ところが今年は・・
待ち伏せをするオオカマキリ
これは、先日11月20日に撮影した画像です。
去年と同様、昆虫達を待ち伏せするオオカマキリの姿がありましたが、姿勢が大違い。
去年は茎に沿い垂直でしたが、今年は水平に近いポーズに・・
この違いにはちゃんと理由があります。それは度重なる台風の来襲に起因します。
容赦無い強風に煽られて、この草ならではの背高の茎が倒れてしまった物が殆ど。
セイタカならぬ、ヨコダオシアワダチソウだらけと言うわけですね。
さて、こんならしからぬ姿の花に来る昆虫はいるのかと言うと・・
セイタカアワダチソウの常連客
ちゃんといる事が確認出来ました。
この花が咲く所、必ずと言っていい位に、その姿を確認できるハナムグリの仲間達。
例年通り、花粉の摂取に大忙しでした。花粉媒介役もバッチリと言う事でしょうね。
しかし、獲物を待つオオカマキリにとっては、全然嬉しくない訪問者の筈。
”こいつらは、やたら硬くて手におえんわ” って言う気持ちと思われます。
(コアオハナムグリ)

※本日撮影の画像ではありません。
中段と下段の画像は10/20に、上段は去年10/8に撮影し掲載した画像の引用掲載。

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