早くから傾く陽に・・ ― 2019/11/05 19:43
写真撮影上は、やや追い立てられる気持ちになるのですが、有難いなと思う事も・・
その一例がこれ。赤く色づいたハナミズキの葉です。
葉がかなり厚めなので、順光状態では、この鮮やかな色合いが全く活きてきません。
晩秋の陽が教えてくれる、隠れた紅葉観賞法と言えるかも。 同じような陽射しを浴びて、キラキラと輝いていた蜘蛛の網。
施工主は、大型の蜘蛛・ジョロウグモでした。
体の大きさに見合った大きな網ですが、収穫はご覧のとおり、さっぱり。
寂しさを増し始めた昆虫世界の現状を物語る光景と言えそうです。
今日も、そろそろ店じまいしようかなと言う時間帯でしょうか。 ”日暮れが近づくと寂しいね” そんな雰囲気を漂わせていたのが、これ。
枯葉や枯れ枝が敷き詰められた地表をウロウロしていたオンブバッタです。
背中に乗っかっている筈の連れ合いは既に息絶えた?・・
そんな事をふと想像させられました。寂しいですね。
※11/5(紅葉とバッタ)と11/4(蜘蛛)に、いずれも都内で撮影