1号吹いたはまだだけど・・2019/11/20 21:30

1号吹いたはまだだけど・・
肌を刺す様な風の冷たさに、冬の始まりを強く実感させられた午後。
空に浮かぶ雲も、その風に煽られて激しく形を変えていました。
東京での木枯らし1号発表には至らずでしたが、感覚的には十分該当かと・・
いよいよ、厳しい寒さに身構える時期に入ったんですね。
ユキヤナギに産み付けられたオオカマキリ卵のう
昆虫達の冬への準備も着々と進行中。
成虫での越冬が不可能な種の多くは、次世代の命が宿る卵の産み付けに多忙です。
これは、ユキヤナギの枝に産み付けられたオオカマキリの卵のう。
細枝が複雑に交差するこの木は、卵を狙う宿敵の目を欺く上では最良の選択肢。
今年も、そのノウハウに従っての、手際の良い産み付けが着々と行われています。
これも、かなり見つけにくい箇所に、どっしり安定した形で固定されていました。
さすがです。
ハチを捕食中のジョロウグモ雌
このジョロウグモ雌は、既に産卵を済ませたのでしょうか?。
でも、ハチを捕食しているこの光景から推察すると、まだなのかも・・
産卵を完遂する為には十分な栄養摂取が必要。じゃんじゃん食べまくるぞ!・・
そんな時期なのかも知れません。
数は大分減ったとは言え、生き続ける昆虫にとっては要警戒の日々が依然続きます。

※11/20(空)と11/19(オオカマキリ卵のうと蜘蛛)に、共に都内で撮影。

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