向こう側?手前側?・・ ― 2019/12/05 20:24
今日の東京は、気持ちよく晴れわたった空が安定して続きました。
イチョウの紅葉も、明るい陽射しを浴びて、一段の冴えで目に迫ってきました。 ほんのりと茜色に染まり始めた雲。日の暮れの早まりを物語る光景です。
その空に向かって突きあがるケヤキの木、丸裸一歩手前の姿に変身していました。
今は紅葉の美しさを競っている他の樹木も、それほど時を置かずにこの姿に・・
12月に入った途端、自然の変貌が急に加速した感じ。さすがに師走ですね。 常緑樹は、そんな変化とは無縁で安定した姿を維持継続中。
その葉の一枚で目にしたシルエットがこれ。かなり太めな体形を持つハエでした。
他の昆虫が息を潜めるこれからの時期も、活動を続けるタフなやつ。
そのパワーを維持するには、こうした場所での日向ぼっこが不可欠と言う事らしい。
ところで、君は、葉っぱの向こう側にいるの?、それとも手前側?・・
撮影しながら首をひねりました。冬の斜光の強烈さはやはり相当な物ですね。
※12/5に都内で撮影(α6000/18-200mm)