割と間近かも・・2019/12/06 20:03

割と間近かも・・
紅葉の主役は、やはりカエデで決まりだなぁ。
そんな風に感じさせられた眺めが街中の公園でも・・
薄曇りの空の下、黄から紅への絶妙な色の混合で目に迫って来ました。
ニシキギの紅葉
紅色の鮮やかさでは私も負けてはいないよと言いたげなのが、ニシキギの紅葉。
確かに彩度の点では、カエデ比、むしろこちらの方が優っている様にも感じます。
但し、葉っぱ自体が小柄だし、木の背丈もカエデに比べて完敗だし。
押しの強さで、かなり差をつけられているのが、惜しいなぁと・・
ツワブキの花で吸蜜するハチ
今の時期の自然観察は、どうしても樹々の紅葉に関心が向かいがちです。
で、もうひとつの興味の対象・昆虫達の動向はと言うと・・
残念ながら、潮がひくように寂しさを増し始めているのが現状です。
蜜を求める昆虫のターゲット・花の数が激減中と言う状況からは仕方ないかなと・・
そんな中、僅かに出会いの機会を提供してくれる有難い存在が、このツワブキの花。
この日もハチやアブなどの来訪で、それなりの賑わいを見せていました。
でも、盛りの時を過ぎた様で、しぼみかけた花を結構な数、目にしました。
この花が全て枯れ切った時、本当の寂しさに襲われる気がします。
割と間近かも・・

※紅葉は12/6に、花とハチは12/5に、いずれも都内で撮影