いつも通り ― 2020/04/18 19:35
常連客としては、この種の小型アブやハチが筆頭格に挙げられます。
シベを抱えての丁寧な吸蜜ぶり。毎年繰り返される光景が今年も・・ 同じく春の野草の代表格のひとつが、このカラスノエンドウです。
薄紅色の花を咲かせていますが、アリはそれには全く無関心。
花の付け根あたりに口を付けて吸蜜をしていました。
そこは、花外蜜腺と呼ばれる器官で、花同様に蜜を供給しているらしい。
吸蜜させる対象はアリ。茎に付く害虫(アブラムシ等)の退治を期待しているとか。
アリがその期待に真面目に応えられているかは、大いに疑わしいところ。
でも、定番とも言えるかけ引きが今年も・・人の世と違い、自然はいつも通りですね。
※4/17に都内で撮影