喫緊の課題は・・ ― 2020/12/23 18:04
カラカラに乾いた褐色系の葉や茎に視野が埋め尽くされています。
寂として動く物の姿は無しなんですが・・ そんな中、微かに聞こえるカサカサと言う音。
その方向を探ったら、こんな光景が目に飛び込んで来ました。
水草の枯れ茎に止まるスズメ。カサカサはくちばしで茎をほじくる音でした。
その目的は茎の中に潜む昆虫を捕食する事。カイガラムシの仲間と言うのが通説です。
この摂食行動はシジュウカラやメジロの定番と思っていたのですが、スズメも!・・
人馴れして、パン屑等に集まる光景を見慣れた目には何とも新鮮にうつりました。 成虫の状態で越冬をする昆虫にとっても、食糧の確保が喫緊の課題の様です。
これはナワシログミの木で目にしたキタキチョウ。
狙いとする花が中々見つからず、葉や枝の繁みの中に潜り込んで探索をしていました。
やっと見つけた花もしおれかかって精彩がありません。蜜の出は芳しくないかも・・
更に寒さがつのれば・・無事春を迎えるのは並大抵の事ではないんでしょうね。
※12/23と12/22に都内で撮影