冴えない空の下・・ ― 2021/09/08 15:08
(前日9/7の記事・最下段に、その雲の画像を掲載しています)
重苦しい雲が立ち込め、時折、雨がぱらつく生憎の空模様になりました。
そんな空の下、殆ど識別出来ない網を張っていたのは、ジョロウグモのカップル。
大きい方がメスで、比較にならないくらい小さいのがオス。
さて肝心の獲物の方はと言うと、ご覧の通りさっぱり。掛かっているのはゴミばかり。
ほんと今日は冴えないねぇと語り合っていたかも・・ 天気が悪かろうと、旺盛な食欲にはさしたる影響なし。
そんな感じでヨシの葉に大きな喰い痕をつけていたのは、コバネイナゴでした。
いくら食べても食べ足りないと言う感じ。
少しは手加減をと言う気もしますが、食い始めたら、もう止まらないと言う事らしい。
ヨシにとっては、いよいよ受難の日々に突入ですね。 こちらは、野の花と昆虫のフレンドリーな関係を示す情景。
ヤブガラシのオレンジ色の花で吸蜜するキンケハラナガツチバチです。
この距離でははっきり確認出来ませんが、体には名前の通り金色の繊毛がびっしり。
花が望む花粉媒介役としては、実に望ましい特性を持っている様です。
蜜をたっぷりプレゼントするから、花粉をいっぱい運んでいってね!でしょうね。
※9/8に都内で撮影