梅雨入りの日に・・ ― 2022/06/06 12:44
梅雨入りした草地で・・ ― 2022/06/07 13:58
草の葉に張られた蜘蛛の網に付いた雨滴もこの状態を保ったまま乾きません。
いくらウッカリ屋でも、この網に引っ掛かる虫はいないでしょうね。
蜘蛛にとっては、これだから梅雨はイヤなんだよって言う気持ちかも・・ 雨の恵みを受けて、草むらに生える草の数が目覚しく増えています。
鮮やかなグリーンに、ほっと一息なんですが、中には要注意の嫌われ者も・・
そのひとつがこれ。ママコノシリヌグイと言う変な名前の野草。
三角形の葉っぱも風変わりですが、注目点は茎に生えた小さな鋭いトゲトゲ。
形状から察しがつく通り、うっかりつかんでしまうと、とっても痛いらしい。
なんの為にこんな重装備で身を固めているんでしょうね。性格悪いなぁ!。 冴えない空の為か、昆虫達の活動は至って低調でした。
そんな中、本気モードで頑張っていたのがこれ。
クズの葉上にいたクズクビボソハムシのカップルです。
食い気の方はひとまず置いといて、こちらの方を優先と言う事みたい。
食われる立場のクズの葉としては、超迷惑なヤツラでしょうね。
※6/7に都内で撮影
アジサイにて・・ ― 2022/06/08 13:43
そんな空の下でも、旬の花アジサイは、我が時きたるの雰囲気を漂わせていました。
今日見た中で、一番鮮やかだなぁと感じたのが、このガクアジサイ。
派手な紅色がアジサイの雰囲気とはやや違いますが、これはこれでありかなぁと・・ ノーマルな色合いの一輪に小さなアリが止まっていました。
口を表面にくっ付けたポーズでじーっと・・
この部分には、お目当ての甘い蜜がたっぷり付着していたんでしょうか。 ユニークな斑紋を持つキボシツツハムシは、葉っぱの先端でじーっと・・。
この辺からかじり始めようかなと算段中だったのかも・・
そして、ここにもアリの姿が・・ハムシの後脚先端に口を差し向けていました。
何やら美味しい物が付着していたみたい。目ざといですね。
※6/8に都内で撮影
穏やかな空の下・・ ― 2022/06/09 14:46
ぽっかり浮かぶ雲も穏やかな表情を見せていました。
重苦しい雲がずーっと掛かりっぱなしでは、気持ちが暗く沈んでしまいます。
こんな空のひろがる日が適度にあれば、言う事なしなんですが、さて?・・ これ迄降った雨の恵みにより、草地の緑がイキイキとした表情を見せていました。
そんな緑と好対照の彩りで存在感十分だったのがこれ・真っ赤なヘビイチゴです。
ひとつ摘んで・・って言う気持ちが湧きかねませんが、やめといた方が・・
パサパサの食感で、味もそっけもなく、とてもじゃないけどって言う事らしい。
そうは見えないんですけどね・・ こちらのトンボも、晴れの日、大歓迎!。
水辺の草むらを忙しく飛び回っていたショウジョウトンボのオスです。
これは、少し疲れたのか低木の枝に止まって一休みのシーン。
ちょっと気掛かりだったのは、トンボの鼻先に大きな蜘蛛の巣が張られていた事。
余計なお世話だけど、気づいているんでしょうね。
こんなチャチな網は、全然問題外だよって言う事であればいいのですが・・
※6/9に都内で撮影
よくある眺め ― 2022/06/10 15:59
梅雨時の空のパターンとしてはよくある眺めと言えそうです。 そんな空の下、道端のアジサイが、ズバリ決まってるなぁと言う姿で目に・・
鮮やか過ぎず、かと言って、地味過ぎず。
梅雨空が似合う花はこれで決まりだなぁと強く感じました。 樹下の歩道にウメの実がひとつ落ちていました。
”梅雨” と書く位だから、これも今の時期を象徴する眺めと言えそうです。
踏みつぶされるといけないので、そーっと道端に移しておきました。 雨の恵みを受けて、すこやかな繁茂ぶりを見せるエノキの若葉。
その一枚で、立派なツノを持つアカボシゴマダラ(蝶)の幼虫を見かけました。
ご覧の通り葉っぱは現状無傷ですが、このさき旺盛な食欲に負けて穴だらけに・・
いやなヤツに取りつかれちゃったねぇと、同情心が・・
※6/10に都内で撮影