らしくない空の下・・ ― 2022/11/01 13:22
らしくない表情の空に、ため息をつきたい気分に・・
さて、晴れの特異日と言われる文化の日(11月3日)はどうなんでしょう?。 冴えない空の下では、昆虫達の食欲もイマイチみたい。
旬の時期を迎えたユリオプスデージーの花にいたこれも、やる気喪失ポーズ。
今日は調子が出ないよって言う感じに見えました。
背中に黄色い花粉が付いているので、たっぷり吸蜜した後の一休みかもですが・・ 同じ花壇にいたチャバネセセリは、もう少しやる気を感じさせる姿でした。
ストロー状の口吻をくるっと巻き込んでいるので、食後の一休みって言う雰囲気。
いつもは花から花へ休みなくに飛び回っているのですが、休み休みって言う所がね。
明日以降の好天継続に期待って言ったところでしょうか。
※11/1に都内で撮影
秋を象徴する彩り ― 2022/11/02 13:07
晴れの特異日に・・ ― 2022/11/03 14:08
澄んだ青空が拡がり陽射しも燦々。用心して身に着けた上着が邪魔な程でした。
昆虫達の動きも活発で、ジョロウグモもウハウハ気分と思いきや、結果は・・
掛かっているのは細かいゴミばかり。こんな筈じゃなかったと言う想いでしょうね。 蜘蛛をがっかりさせるのは、昆虫達の数の著しい減少傾向です。
しかし、良く目を凝らせば、居る事はいるんです。
ただ、蜘蛛の網にやすやすと引っかかる様な初心者ばかりではなくなったのかも・・
これはコセンダングサで吸蜜するキタテハ。花から花へ軽快に飛び回っていました。 繊毛だらけの体に黄色い花粉がびっしり。
セイタカアワダチソウの花に抱きついて熱愛ポーズを見せていた大きなハチ。
花にとっては、願ってもないお客様と言えるでしょうね。
在来のススキを打ち負かす勢いで繁茂エリアを拡大したのはこのハチのお陰かも・・
日本の秋を象徴するススキを愛する者としては、複雑な想いですけどね。
(キンケハラナガツチバチ)
※11/3に都内で撮影
秋晴れの下、蝶達は・・ ― 2022/11/04 14:26
澄み切った青空に、刀の刃先を思わせる雲が浮かんでいました。
この眺めから察するに、昨日に続き今日も気持ちのいい秋空に恵まれそうだなと・・ 予感は的中。豊かな陽射しが降り注ぐ草地では蝶達の活発な動きを目撃出来ました。
これは、さざなみ模様の斑紋が特徴のウラナミシジミの交尾シーン。
お互いにソッポを向いてそっけない感じですが、実態はアツアツです。 ウラギンシジミ(オス)は朝露が残る草の葉上で日光浴中でした。
翅には少し欠損が見られますが、この程度なら問題無し。
体が温まったら、お気に入りのメスを探しに飛び立とうと言う算段かも・・ 翅の傷みはイチモンジセセリも同程度でした。
こちらは異性との出会いより、食い気を優先の感じ。
セイタカアワダチソウの花に止まり、熱心に吸蜜を繰り返していました。
秋を生きる蝶達に元気を与える晴天。この先も長く続けばいいのですが・・
※11/4に都内で撮影
実に頼もしい! ― 2022/11/05 14:07
鮮やかな紅葉に染まる木も暗く沈んで、まったく冴えを見せません。
いい季節の筈なんですが、惜しいなぁと・・ そんな空の下でもテントウムシ達の動きは極めて活発でした。
好物のアブラムシを求めて草の茎上を忙しく行き来する光景をそこここで・・
ナナホシテントウの前方には、これから喰われようとするアブラムシがびっしり。
後方には喰われた残骸がたくさん。物凄い食欲だなぁと、ただただ感心するばかり。 別の草の葉上には、成虫・幼虫・蛹と、様々な世代のテントウムシの姿が・・
寒さが厳しさを増し始めた今、この状態と言う事は・・
冬に向かう野草達にとっては、実に頼もしい援軍と言えそうですね。
※11/5に都内で撮影