それぞれの日向ぼっこ2022/12/23 14:30

それぞれの日向ぼっこ
雲一つない・・そんな表現がぴったりの澄み切った青空がひろがりました。
陽射しも燦々なんですが、気温を上昇させる効果は殆ど期待できず。
いよいよ冬本番を実感させられる日和となりました。
ナナホシテントウの日向ぼっこ
温熱パワーを殆ど感じない陽射しでも、昆虫達にとっては何よりの贈り物らしい。
日光浴をするシーンをいくつか目にしました。
これは、コンクリート構造物の上面に止まってじーっと動かないナナホシテントウ。
冬を無事越してゆく上で、陽射しが豊かな日にはこれ!と決めている様ですね。
テントウムシの蛹・ヌクヌク?
これは同じ構造物の垂直面で目にしたテントウムシのさなぎです。
方角は、ずばり南向き。冷たい北風は吹き付けないし、陽射しも燦々。
まさに理想的な場所選びと言えそうです。
※くっきり投影されたシャドーは、花期をほぼ終えたセンダングサのもの。
ウラナミシジミの日向ぼっこ
ウラナミシジミの日向ぼっこは、地表に降り積もった落ち葉の上。
陽射しの方向に大きく翅を開いて固まっていました。
翅の傷み具合から察すると、無事冬を越すことは無理な様にも思えます。
命の続く限りは、穏やかな日和の継続を・・そんな思いを込めて一枚。

※12/23に都内で撮影