すっきり晴れ渡った空に向かって突き上がっていた水草の穂。
地味な褐色に色づいて、終末の時が近づいている事を物語っていました。
やがて揃って倒れさるさだめ。水辺の風景が様変わりするのも間近でしょうね。
一時は数多く目撃できたアキアカネですが、いよいよ寂しいフェーズに入りました。
目を凝らして探った結果、やっと出会えたのはこの一頭だけでした。
場所は、最盛期の様に樹木の枝先ではなく、地面すれすれに伏した状態の草の葉上。
生命力の衰えを物語っている様に感じました。
毎年この時期になると感じる寂しい想い。今年も変わりなくですね。
※11/19に都内で撮影