鮮やかな緑の中で・・2021/05/25 16:15

鮮やかな緑の中で・・
明るい陽射しが降り注ぐ木立の中、草木の緑が一際鮮やかに目に迫って来ました。
他の木の枝にクルクル巻きついて空を目指す蔓性の植物。
今の時期ならではの、植物のパワーを象徴する眺めと感じました。
ヘビイチゴの実
そんな緑の中、好対照を成す目立つ色合いの果実が実っていました。
ちょっとアレですが、その名はヘビイチゴ。
一見おいしそうに見えますが、端的に言うと、まずいらしい。
だから食べるのは蛇くらい・・そんな光景は見た事もないので、ヘビに失礼かも・・
アシナガバエの一種
見た目と実態がかなり異なるケースは、昆虫の世界でも・・
その一例がこれ。若緑の葉上に止まっていたアシナガバエの一種です。
華奢なこの体形から察するに、植物の汁でも吸っているのかと思えるのですが・・
実際の食性は動物食とか。昆虫や節足動物を捕らえて食糧としているらしい。
特徴的な長い脚は、獲物をガッチリ捕らえる為に必須のツール。
さてここに来た目的は?・・近辺の小昆虫にとっては要警戒のフェーズでしょうね。

※5/25に都内で撮影

夢中になってばかりは・・2021/03/31 15:31

夢中になってばかりは・・
今まで着ていた服では、すこし暑苦しく感じる程の気温上昇ぶりでした。
いよいよ春本番に突入!。
草むらでは昆虫達の活気ある動きを目にする事が出来ました。
これは、オニタビラコの花に来て吸蜜をしていたキタキチョウ。
花の開き方も完璧だし、蜜は美味しいし、言う事ないよと言う感じでしょうか。
でも、油断は禁物!・・
網を張らない蜘蛛のハンティング風景
昆虫達の動きが活発になるにつれて、それを狙う蜘蛛達もスイッチONの様相です。
これは、網を張らずに、じっと待ち伏せをして獲物を捕らえるタイプの蜘蛛。
花に止まったアブの一種を、首尾よくキャッチしていました。
それなりの大きさがある蜘蛛なんですが、つい見過ごしてしまった様です。
まさに、くやんでもくやみきれない状況ですね。
(イオウイロハシリグモ)
繊細な網を張った小さな蜘蛛
こちらは、網を張るタイプの蜘蛛。
張った網の規模に比べて、蜘蛛自身の小ささが際立っていました。
網の中心部に鎮座して、うっかりものの昆虫が引っかかるのを待っている状況。
この画像では、光線を受けて網が光っていますが、極細の糸なので秘匿性は抜群。
捕獲成功率はかなり高そうに思えました。
昆虫たちも、蜜の甘さに夢中になってばかりはいられませんね。

※3/31に都内で撮影

手を摺る、脚を摺る・・2021/02/18 19:21

手を摺る、脚を摺る・・
日中は、穏やかな陽射しが安定して降り注ぎ続けた日。
樹々の冬芽もその明るさに刺激を受けた様です。新鮮な緑が顔をのぞかせていました。
こう言う姿を目にすると、寒さに縮こまってばかりじゃいけないなと感じます。
春は、樹々の枝先から・・そんな言葉が、ふと思い浮かびました。
(ハコネウツギ)
ハエならではの擦り擦り動作
こちらは、とっくに春本番。
寒さが厳しい日にも、それなりの数を目撃出来ているハエの仲間たちです。
今日も、草の葉上にとまって日向ぼっこをする姿を多く目にしました。
この個体が見せてくれたのは、ハエならではのお得意のポーズ。
いわゆる ”ハエが手を摺る、脚を摺る” でした。
複眼をクリーニング中のハエ
次にとったのがこの動作。前脚を揃えて持ち上げ、大きな複眼を挟んでスリスリ・・
視界良好を維持する為には、時々この様な入念なクリーニング作業が必要らしい。
ハエが手を擦る、脚を擦るは、その作業に関連するものだったんですね。
大きな目を持っていると言うのも、結構手間のかかる事なんだなぁと・・

※2/18に都内で撮影

本気モードにはまだまだ2021/02/16 17:48

本気モードにはまだまだ
雲一つない青空に向かって、穂先が殆ど残っていない水草が突き上がっていました。
予報通り、強風が吹き付けましたので、それにより吹き飛ばされてしまったのかも・・
水辺の風景も、春に向けての変貌が急ピッチで進んでいます。
ピンク色に違和感を・・
草地でも、これ迄の枯れ色を覆い隠す様に、若緑色の範囲が拡がり始めています。
そんな場所で、目にしたちょっと嬉しい光景。
画像ほぼ中央に見えるピンク色に違和感を感じて、注目してみたら・・
ヒメオドリコソウの花開く
たった一輪だけでしたが、ヒメオドリコソウの花が開いていました。
開いたと言っても、この通り。葉っぱの間から恐々顔を覗かせた状態でした。
まだまだ本調子ではないけれど、野草の季節が一歩進んだ事は間違いありません。
蜜を求める昆虫達も、そろそろ本気モードにチェンジしないといけないのですが・・
日向ぼっこ中のハエ
まだ、そこまでには至らずと言う事でしょうか。
目にするのは、この様に、陽当たりにいい場所でのんびり日向ぼっこをする姿ばかり。
早起きの花が咲いたと言っても、ごく少数なので、本気モードになれないのかも。
でも、蜜を求めて多数が飛び交う時期は、意外と間近に迫っているのかも知れません。

※2/16に都内で撮影

樹木の特性を活用する・・2021/02/15 18:35

樹木の特性を活用する・・
葉を散らし尽くして丸裸の樹木が多い中、それと正反対の姿を見せる木もあります。
そんな常緑樹の葉では、日向ぼっこを楽しむ昆虫の姿を多く目にします。
特に肉厚な葉は、どっしりとしていて、北風にあおられる事もなく安定性抜群!。
このハエも至福の時を過ごしている感じでした。
蜘蛛の卵のう
常緑樹の頑丈な葉を、子育てに利用するものもあり。
細かく張り巡らした網の中央に見える白い球体は、ある種蜘蛛の卵のうです。
網の糸の張力効果により半円筒形に変形した葉は、絶好の保護材になっている感じ。
これなら中に眠る幼体も安心して冬を越えられそうです。
落葉樹に産み付けられたカマキリの卵のう
いっぽう、冬の間は丸裸になる落葉樹の幹や枝を利用する子育てもあります。
その代表的な例が樹上性のカマキリ・ハラビロカマキリの卵のうです。
画像中央より少し上方にある、下膨れの長円形の物体がそれ。
さえぎる邪魔な物がないので、陽当たりは極めて良好。きっと中はヌクヌクの筈です。
エッチラオッチラ登って行って、ここに産もうと決めた母虫の知恵が感じられる一品。
あとは、お腹を空かした野鳥達の目に止まらない事を祈るばかり。

※2/13に都内で撮影