寒さに負けず頑張って! ― 2023/11/22 14:23
しかし、枝に残る葉の数は、この通りの寂しい状況。
春の初めの花に始まったサクラの季節も、いよいよ終末期ですね。 サクラの樹下で目を凝らしたら、ぷっくり膨らんだ紅色の蕾が・・
サクラとは正反対。これから見頃を迎えるサザンカの蕾です。
殺風景な冬の自然に彩りを添えてくれる貴重な花の赤ちゃん。
寒さに負けず頑張ってね!・・そぉ声を掛けたい気持ちになりました。 お目当ての昆虫達との出会いですが、これがほとんど望み薄。
やっと出会えたのは、チャーミングな尾状突起を持つムラサキツバメでした。
日向ぼっこをするために、この葉っぱにやって来たらしい。
しかし、翅を硬く閉じたままじーっと。こちらの存在がバレバレだった様ですね。
蝶達にとっては、とんだ迷惑者。そうである事は重々承知なんですが・・
※11/22に都内で撮影
条件は完璧に・・ ― 2023/11/21 14:34
空に浮かぶ雲も陽射しを遮る様なものではありませんでした。
かなり高いところを横切っていった大形の野鳥。猛禽類の一種と思われます。
冬景色への移行、その条件は完璧に整ってきましたね。 樹々の紅葉も、終盤のステージに・・
それに負けまいと、草むらの草も見事な色変わりを見せていました。
鮮やかな紅色。カエデのそれに比べ、決して劣ってはいませんね。 コセンダングサの花盛りは、依然継続中です。
これは、吸蜜の為、長時間滞在中のヒラタアブ。
お腹がパンパンに膨らんでいました。
吸っても吸っても吸いきれない。まさに至極の時を過ごしている様子。
見ているこちらも幸せな気分に浸れる光景でした。
※11/21に都内で撮影
その流れに沿った・・ ― 2023/11/18 14:00
秋から冬へ・・季節の変わり目にありがちな変わりやすい天気。
ことしも、その流れに沿った展開の様ですね。 沢山の昆虫で賑わった草地にも、寂しい雰囲気が漂い始めました。
その寂しさをやわらげてくれるのが、アブやハチの仲間達です。
これは、コセンダングサの花で吸蜜するホソヒラタアブ。
小さな花に小柄なアブ。ずばりお似合いのカップルと感じました。
この種のアブは寒さに滅法強い。花にとっては頼り甲斐のある花粉媒介役ですね。 秋の終わりを告げていたのが、樹下に落ちた沢山のドングリでした。
リスあたりが目にしたら、ウハウハ気分になるんでしょうが、ここは都市部の公園。
ただ寂しくころげ落ちるのみと言うところが、なんとも・・
※11/18に都内で撮影
完璧にモノクロフォト ― 2023/11/17 14:09
晴天に恵まれた昨日とは激変。冷たい雨が降る生憎の空模様になりました。
気が進まなかったけれど空の様子を一枚。完璧にモノクロフォトですね。
※注:ほぼ丸裸になった木は、サクラ(ソメイヨシノ)です。 昆虫達の活動は期待薄なので、草むらでの観察はお休みにしました。
これは、陽射しに恵まれたきのう目にしたテントウムシの幼虫です。
冬の間も、陽射しが豊かな日であれば、成虫との出会いは可能。
今の時期にこの姿であるのは、至極当然な事なんですね。
オールシーズン対応OK!・・そのパワフルさには、ただただ感心するばかりです。
※11/17と11/16(幼虫)に都内で撮影
中々思う様には・・ ― 2023/11/16 15:31
空に浮かぶ雲も、超軽めな雰囲気を漂わせていました。
眺めているだけで、気分がスッキリする様な・・
”ずーっとこのままで” と言う望みなんですが、明日はどうやら。
中々思う様にはいきませんね。 数は減りましたが、コセンダングサの花を見かける事は、まだ可能です。
今日はウラナミシジミが訪れて、吸蜜に熱中していました。
翅に傷みが生じ始めていますが、まだ大丈夫!。
この先も、ちょくちょく出会えればいいのですが・・ 蝶と花は、平和的な友好関係。
一方こちらは、猛烈な食欲に負けて、息も絶え絶えの悲惨な状況にあるクズの葉です。
止まっていたのは、食害の常習犯・クズクビボソハムシでした。
加減と言うものを知らない猛烈な食いっぷり!。
レース網みの名人だねなんて、呑気な事を言っている場合じゃありませんね。
※11/16に都内で撮影