だいぶ先かなぁ・・ ― 2023/08/23 13:33
身の危険を感じる程の暑さが今日も継続しました。
しかし、空の様子には若干の変化が・・
モクモクと湧き上がる夏雲の上に掛かっていたのは、流動的な形の秋型の雲。
両者の形勢逆転は何時ごろなのやら・・まだ、だいぶ先かなぁ。 イナゴが、日陰の草につかまって、きつい陽射しから身を守っていました。
同じく日陰に逃げ込んだ私としては、大いに賛同できる光景でした。 真夏の暑さにシンクロして、大音響を響かせるのがセミ達の声。
しかし、その声がバッタリと止んでしまいました。
そして、目にするのが、日向に横たわる遺骸の数々。
さっそくやって来たのは、貪欲なアリ・一匹(遺骸の下方)。
この後、多数が集結して、貴重な食糧確保に没頭するんでしょうね。
肌で感じる季節感に混乱はありますが、夏の終わりを感じさせる光景でした。
※アブラゼミ
※8/23に都内で撮影
せめて夕立ぐらい・・ ― 2023/08/21 14:35
要厳重警戒! ― 2023/07/13 14:30
そんな中でも、ハムシ達の食欲は一向に衰えず。
交尾兼採餌と言うパワフルな光景をいくつか目にしました。
この後、どうなったのかは判りませんが、穴の数が更に増えた事は間違いなし。
※クズクビボソハムシ イナゴの未成熟個体は、さて、どこから食べ始めようか思案中?。
はやく成虫になるために、いまが一番大事な時。
周囲には、柔らかで食べやすそうな草の葉がいっぱい!。
目移りしちゃうよって言う贅沢な悩みでしょうか。 多くの昆虫達は食欲を満たす事に専念中。でも夢中になり過ぎると思わぬ災難が・・
昆虫を襲うことに専念する恐ろしいやつも、数多く徘徊中です。
見るからに凶暴そうな姿のこれは、シオヤアブ。
捕らえた昆虫の体液を吸い取ってしまう恐ろしい食性を持っています。
ライオンを思わせる体色は、決してダテではないんですね。
あたりにいる昆虫達は、要厳重警戒!
※7/13に都内で撮影
晴れ空の下で・・ ― 2023/05/06 13:10
連休にふさわしい晴れ空に恵まれました。
予報の上では、明日以降、傘マークの行列も・・さすがに息切れでしょうか。
※私見ですが、左下の雲、元気に空を泳ぐコイの様にも見えるかなと・・ 今の時期の自然を象徴する色と言えば、ズバリ若緑色ですが、それだけでは・・
若緑色に変わる前に、こんな風に鮮やかな紅色に染まる葉もあります。
まさに、葉っぱの赤ちゃんと呼びたくなる様な・・
明るい陽射しを浴びて、ひときわ鮮やかな色合いを見せていました。 若緑色の葉陰にいたのは、見応え十分なデカイやつ。
褐色系の体色が、渋い味を出していたツチイナゴの成虫です。
バッタの仲間としては、珍しく、成虫の状態で冬を越す事が可能な種。
色々大変だったろうけど、越冬完遂おめでとう!。そう声を掛けたい気持ちに・・
※5/6に都内で撮影
晩秋を象徴する・・ ― 2022/11/30 15:31
晩秋を象徴する光景と言えるでしょうね。 草むらでは、タイムリミットギリギリの昆虫を目にする事が出来ました。
クズの葉上にいたコバネイナゴ。うなだれポーズで元気がありません。
生存期間は11月までとされていますので、そろそろ限界に近づいているのかも・・ 別の葉上には、かなり派手目な赤いカメムシが・・
威圧感を感じさせるその姿。獰猛な性格で知られるアカサシガメです。
他の昆虫を捕らえてその体液を吸う荒技の持ち主とか。
うっかり指でつかもうものなら、ぶっとい口吻を突き刺す攻撃をしてくるらしい。
成虫での越冬が可能な種。
昆虫観察にとって退屈な冬ですが、興味本位で手を出すのはやめた方がいい様です。
(注記)顔先端下部のくいっと曲がった部位が問題の凶器です。
先端の細い部位が、ブスッとやる針みたいですね。
※11/30に都内で撮影
■追記■
マリア・ジビーラ・メーリアン
あるWeb記事で目にしたドイツの女性画家の名前です。
今から300年ほど前の人で、昆虫をメインに多くの作品を残したそうです。
細密なタッチで描かれた作品の素晴らしさ、その観察力の凄さに感動しました。
今では、マクロレンズを付けたカメラの助けを借りてお手軽に・・なんですが・・
改めて、気を引き締めて被写体に接しなければと強く感じました。
上記の名前でWeb検索すると、情報が得られると思います。ご参考までに・・