ウェルカムな?・・ ― 2022/05/25 13:57
樹々の新緑も目に鮮やかで、爽快感抜群!。
重苦しい梅雨空が覆いかぶさる前に、じっくり目に留めておきたい風景でした。 視線を下に落とすと、頑丈そうな体を持つ甲虫の姿をたびたび!。
これは旬の花にいた虎柄のチビ。その名はすばりヒメトラハナムグリです。
今季は、なぜかこれとの遭遇機会が抜群に増えた感じ。
他のハナムグリを押しのけて、主役の座を占めようと言う勢いの様にも・・ とる行動は、他のハナムグリ同様に、花をムシャムシャ食べること。
体が細かい繊毛に覆われていますので、花粉媒介役も立派に果たしそうですが・・
虎を連想させるその体色の為か、ちょっとなぁと言う気がしてしまいます。
さて、花にとってはウェルカムな存在に変わりないのでしょうか?。
※5/25と5/24に都内で撮影
降ったり止んだり・・ ― 2022/05/17 14:24
梅雨入り宣言が出されてもおかしくない様な湿っぽい日中になりました。
爽やかな五月の空を望む気持ちはつのるばかり。 うっとおしいと感じる雨ですが、草木が順調に成長する上では不可欠な物の筈。
幅広なクズの葉も旺盛な繁り具合を見せ始めました。
しかし、完全無欠なものは少なく、この様に穴だらけになったものも多数。
もちろん自然にこうなった訳ではなく、これにはちゃんと犯人(?)がいます。 その名はずばり、クズクビボソハムシ。
クズの葉にとりついて、猛烈に食いまくり、穴だらけにしてしまう大食漢です。
一匹だけでなく、多数が集団でとりつきますので、その被害は甚大。
これは、”あっちの葉っぱもおいしそうだな” の一コマでしょうか。
食われる立場のクズの葉にとっては、ガクブルの情景と言えそうですね。
※5/17と5/15に都内で撮影
早くどいてよ! ― 2022/05/08 14:53
器用にホバリング(空中停止飛翔)をしながら、花を品定め中?・・
(シマアシブトハナアブ) 引いたアングルで見ると、この通り。
先客が既に吸蜜中の花を、遠巻きに眺めている様子でした。
”早くどいてよ!” と焦れていた様にも見えました。
花は多数でも、蜜を沢山吸わせてくれる花は限られているのかも・・
アブの鋭い視線でウォッチすれば、それが一目瞭然なんでしょうね。
いっこうに諦める気配を見せず、ホバリングを続けていました。 これは、別のハルジオンにへばりついていたコアオハナムグリ。
アブ達の様に心優しい食事方法ではなく、花をガリガリかじる狼藉ぶり。
花粉を媒介してくれるのは有り難いけど、微妙な立場の訪問客かも・・
※5/8に都内で撮影
ぶっ壊すために・・ ― 2022/04/21 16:18
多くが訪れて、食い気全開のシーンを繰りひろげていました。
これはハルジオンの花にいたコアオハナムグリ。正に花にぞっこんと言う感じ。
しかし、テーブルマナーがあまりよろしくない様で、花びらはこの通り。
花をぶっ壊すために、ここにやって来た様にも見えてしまいます。 こちらは、モモブトカミキリモドキ。
コアオハナムグリに比べると、花に優しい対応をしている様に感じました。
花びらが多少ヨレヨレになるのは、体が硬いので、避けられない事なのかも。
いっぽう花に優しい訪問客としては、蝶達が筆頭に挙げられるでしょうね。
こころ優しい蝶よ来て!が、花にとっての、本当の望みなのかも・・ 同じ草むらで、草の葉から葉へ、軽やかに飛翔するものに出会いました。
デビュー後間もないと思われるクロイトトンボでした。
トンボの季節の幕開けを告げるにしては、ちょっと頼りない感じも・・
でも、昆虫世界が、夏に向けて歩み始めた事を感じて、嬉しくなりました。
※4/21に都内で撮影
花に来て・・ ― 2022/04/19 14:53
その陽射しの下、好みに花に来て食欲全開ぶりを見せる昆虫が多数。
これは、花壇の花で吸蜜に熱中するマルハナバチです。
体がモフモフの毛に覆われていますので、花粉が付き放題!。
花にとっても、花粉媒介役として、まさにウェルカムなお客さんでしょうね。 地面スレスレに開いたタンポポの花に、キタキチョウが止まっていました。
花は、まだ開きかけで、若干ヨレヨレでしたが、蜜さえ吸えれば問題なし。
カラーマッチングとしても、バッチリの組み合わせと感じました。 咲き揃ったオオデマリの花にとまっていたのは、小型甲虫・コアオハナムグリ。
花に潜り込んで花粉を食べる習性を持っています。
この花の常連客のひとつなんですが、硬い体の持ち主ゆえに、若干の不安が・・
柔らかな花びらを壊さないかなと言う懸念を、つい抱いてしまいます。
できるだけ優しく丁寧にね!って言う想いなんですが・・
※4/19に都内で撮影