ほっと一息とは・・ ― 2022/11/17 14:18
陽射しビームの強さが目にきついほどでした。 澄んだ青空に公園樹の紅葉が映えていました。
それぞれが思い思いの色に染まって・・
まだ若干緑色を残すものの、イチョウの黄葉が枝にびっしり。
今後の冷え込み次第では、一気に色付く可能性が大でしょうね。 草むらに目を移してみたら、季節の推移を感じさせる光景が・・
”好物のクズの葉に集団で群れて” と言う光景が常だったクズクビボソハムシ。
葉っぱに止まっていたのは、たった一匹だけでした。
この草むらでの生息数がかなり減ったと言う事でしょうか。
しかし、一匹だけでこれだけの食い跡をつけるパワーはまさに驚異的!。
クズの葉にとって、ほっと一息とはいかない様ですね。
※11/17に都内で撮影
戻った秋空の下・・ ― 2022/10/30 13:29
葉上でぐったりしていたのは、緑色タイプのオオカマキリ。
体には損傷が見られるし、これ迄の活動の疲れが一挙に現れる頃なんでしょうか。
レンズを睨む目も力ない感じ。もう一頑張りしないとねって声を掛けたい気持ちに・・ 草むらの猛食派も食欲減退の時期に入ったのでしょうか。
これは、クズの葉上に止まっていたクズクビボソハムシ。
二匹揃っているわりに、喰い跡の穴が随分控えめでした。
クズの葉にとっては、ほっと一息かも知れないけれど、らしくないなぁと・・ コセンダングサの花に止まっていた小さなハチは、食欲全開の様子。
花に顔を突っ込んでの旺盛な食いっぷりを見せていました。
身体が細かい繊毛に覆われているので、気温低下のダメージを受けにくいのかも・・
晩秋に咲く野の花にとっては、頼り甲斐のある花粉媒介役と言えそうですね。
”よろしくお願いします”の光景でしょうか。 いつもの観察地から帰宅したところ、玄関のドア横に見慣れない昆虫が・・
蛾の仲間・トリバガの一種ですね。
ここに止まっていると言う事は、”隙あらば室内に”って言う想いなのかも。
取り敢えずご遠慮願うことにして、記念写真を一枚!。
この箇所、時々いろんな昆虫がやって来ます。
虫好きの住人って言うのがバレバレなんでしょうか。まさかね・・
※10/30に都内で撮影
ようやく一段落 ― 2022/10/19 13:47
雲の隙間から青空が顔をのぞかせ始めました。
この時を待っていたんだよと言う感じでホバリングをしていたのは、小さなアブ。
暗い雨空は、もうコリゴリだよって言う想いでしょうね。 食欲も回復した模様。
これは、いまが旬のイヌタデの花で吸蜜するヒラタアブです。
花の数が多いので、こたえられないよって言う想いでしょうか。 クズの葉に止まるクズクビボソハムシも食い気復活!。
・・と言っても、葉っぱはこの様に食い跡だらけ。
これ以上食いようがないよって言う困惑のポーズの様にも見えました。
この葉っぱは諦めて、他の葉っぱに移ろうかと思案中なのかも・・
クズの葉っぱにとっての災難は当分の間続きそうですね。
※10/19に都内で撮影
大丈夫かい? ― 2022/10/12 15:07
そんな空の下、鮮やかな紅色で目をひいたのはハナミズキの赤い実。
一見すると美味しそうに見えますが、じつは、とてもまずいらしい。
可愛らしい姿を楽しむだけにしておいた方が良さそうです。 冴えない空の下、オジロアシナガゾウムシが、草の茎に止まってダレたこのポーズ。
草の液を吸おうとしている気配もないし、完璧な脱力状態と言う事でしょうか。
おいおい、大丈夫かい?って、声を掛けたくなりました。 いまが旬とも言えるイヌタデの花で、ウラナミシジミが吸蜜をしていました。
これ迄の活動の過程で傷んでしまったのでしょうか。翅の後端部が欠けていました。
しかし美しいさざなみ模様の部分はそのまま。まだまだいけそうかなぁ。
※10/12に都内で撮影
雨の止み間に・・ ― 2022/10/10 13:39
そんな空の下でも、大食漢の食欲は一向に衰えず。
そんな光景を繰り広げていたのは、クズの葉に止まるクズクビボソハムシでした。
穴だらけになった葉っぱを見れば、食い気の凄さは歴然ですね。 脚を踏み外したら、ぽろっと転げ落ちそう。
そんな事お構いなしの猛食ぶりを見せていました。
すこしは加減したらと言いたくなりますが、あくまでも食欲優先なんですね。 心優しい蝶は、葉っぱの上で雨に濡れた翅を乾燥中。
これはシャープなイナズマ模様が特徴の蝶・キマダラセセリです。
特徴的な斑紋じっくり観察できたのも、さっき迄降っていた雨のおかげ。
雨は、一概に邪魔者とは言えないかも・・
蝶にとっては、冗談じゃないよ!でしょうが・・
※10/10に都内で撮影