寒空の下で・・2024/02/02 13:54

寒空の下で・・
どんよりとした曇り空が拡がった午前。当然の事ですが、寒さも超一級でした。
そんな空の下、春の訪れを待つもの達は息を潜めて、じーっと耐えている様子。
レンギョウに産み付けられていたのは、蜘蛛のものと思われる卵のう。
母蜘蛛の知恵・防寒対策として、ふかふかの真綿状の保護材にくるまれていました。
ヌクヌクとは行かないまでも、当面の寒さには十分耐えられそう。
襲われる立場の昆虫達にとっては、歓迎できない事でしょうが・・
勇気ある蕾。周囲は様子見。
寒さに負けず開いたけど、やめときゃ良かったかなぁと後悔している様な花も・・
まわりの蕾は、依然慎重な様子で、固く閉じたままでした。
偉大な先駆者には、常に苦労がつきものって言う事でしょうね。
その勇気に、声援を贈りたい気持ちに・・
※レンギョウ

※2/2に都内で撮影

冴えないですねぇ。2023/12/31 16:09

冴えないですねぇ。
2023年の大晦日。朝のうちは小雨がぱらつきましたが、次第に好転。
気象情報がズバリ的中でしたね。この流れから察して、元旦は晴天かなと・・
そうなる事を強く望みたい気持ちです。
画像は、雨上がりの時間帯に見た都心方向。
立ち込める水蒸気のせいでしょうか。遠景が、ぼんやりかすんでいました。
霧のサンフランシスコならぬ、霧の東京ですね。
大きな白い橋はレインボーブリッジ。塗り分けられた高い塔は東京スカイツリーです。
蜘蛛の網に掛かったテントウムシ
雨上がり大歓迎なのは、網を張って昆虫を待ち受けていたジョロウグモの筈。
その網に運悪く引っかかってしまったのは、ナミテントウでした。
テントウムシもお日様が大好き。
晴れて良かったと活動を開始した途端に発生したアクシデントかも・・
蜘蛛には蜘蛛の事情があるし・・あまり目にしたくない光景だけど仕方ないですね。
2023年の自然観察撮影は、これにてThe End。冴えないですねぇ。
来年もコツコツと更新を続けて行きます。どうぞ、よろしく。
皆様にとって、2024年が素晴らしい一年となります様に・・

※12/31に都内で撮影

このさき一日でも長く・・2023/11/29 14:26

このさき一日でも長く・・
晴れ空から降り注ぐ豊かな陽射しを受けて輝く野草達。
秋ならではの風情を感じさせてくれたのですが、この先、そう長くは・・
そう感じたのは、陽射しの強さの割りには上昇しない気温でした。
いよいよ、師走も間近。自然な流れなんでしょうね。
ジョロウグモが頑張っていた
目にする昆虫の数が、日を追って減少しています。
昆虫たちの到来を待ち受ける蜘蛛も、今日もさっぱりだなと諦めの様子でした。
ボロボロに壊れた網を直す気力も失せて・・らしくない姿だなぁと・・
ウラナミシジミに出会えた
そんな寂しい状況のなか、思いもかけず出会えたのが、このウラナミシジミ。
どこにも傷みの見られない見られない綺麗な翅に感激しました。
このさき一日でも長くその姿を・・そんな願いを込めて一枚。

※11/29に都内で撮影

日を追うごとに・・2023/11/05 13:47

日を追うごとに・・
道の曲がり角に吹き寄せられた枯れ落ち葉。
日を追うごとに、その数が増加中です。
見上げる落葉樹は、枝剥き出しの冬姿一歩手前の状態。
暖かめな天候とは言え、季節の歩みはほぼ例年どおりの様ですね。
ドングリが実っていた
お日様の方角に向けて突き上がっていたドングリ。
形は様々ですが、目にするだけで気持ちがほっこりしますね。
程なくして地上に転げ落ちる流れ。
この先は、踏み潰さない様に注意して歩かないと・・
蜘蛛の網に掛かったホシホウジャク
目にする昆虫の数が日を追って減少中。ほぼ例年通りの流れと言えるでしょうね。
網を張って待機中の蜘蛛たちにとっても、厳しい時期に入ったみたい。
でも、辛抱強く待っていれば・・そんな感じで、してやったりのジョロウグモ・雌。
掛かっていたのは、蛾の仲間・ホシホウジャクでした。
まさに、憎まれっ子、晩秋の野にはばかるの光景。
そろそろフェードアウトしろよ!とクレームをつけたい気持ちに・・

※11/5と11/4(ドングリ)に都内で撮影

気分がスカッと!・・2023/11/04 13:11

気分がスカッと!・・
気持ちのいい青空が拡がった正午前。
紅葉の始まりを告げている様な、黄色く色づいた木の葉を目にしました。
気分がスカッとする眺め。しばし見惚れてしまいました。
水草に止まるアキアカネ・オス
途中で折れ曲がった水草の茎に止まっていたアキアカネのオス。
高みの見物と言う点では、最良のポイントと言えそうですね。
これは!と言うメスが現れれば、即、求愛行動に入るものと思われます。
数はだいぶ減ったけど、アキアカネの季節はまだ終わっていませんね。
待機中だけど、目ぼしい獲物なしの蜘蛛
陽射し燦燦の今日は、絶好のハンティング日和!。
そうもくろんで網を張った蜘蛛。網の中央で獲物の到来を待ち受けていました。
でも、見るところ、掛かっているのは、腹の足しにはならない小物ばかり。
当てが外れたなぁと、舌打ちしたい気持ちだったかも・・
陽射しが強過ぎると網が光って隠蔽効果が弱まってしまうのかも・・
ハンティングの成否を左右する条件は、かなり微妙な様ですね。

※11/4に都内で撮影