この空じゃねぇ・・2024/06/30 15:43

この空じゃねぇ・・
どんよりとした曇り空が拡がりました。
レンズを向ける気持ちも起きない状況でしたが、わずかに目を惹くものも・・
かなり高い所を 漂う感じで飛翔していたトンボのカップル。
冴えない空だからと言って、翅休めばかりしていると、体がなまっちゃうからね。
そんな思いでの行動でしょうか。見習わなくちゃいけないなぁと感じました。
でも、この空じゃねぇ・・

※6/30に都内で撮影

イエスタデー・ワンスモア 8/292020/08/29 20:22

イエスタデー・ワンスモア 8/30
すっかり足が遠のいてしまいましたが、夏の楽しみと言えば、信州での昆虫観察。
中でも、高原の花に来る、この蝶との出会いが大きな目的でした。
フジバカマの花に止まるアサギマダラ。
出会える確率の高い場所を記憶して、再び訪れても、さっぱりの事が度々でした。
これは予測が的中して ”やったね!” の一枚。
フジバカマの花に止まるアサギマダラ
同じくフジバカマの花とアサギマダラの組み合わせです。
この斑紋の美しさは何度見てもクセになります。私の勝手なイメージは羊羹色。
高原の澄んだ空気の中で見ると、一層の冴えを見せる様に感じられます。
アサギマダラの翅色を連想させる西空
ひいきの蝶との出会いが叶い、満足な気分で山を降りる途中に見た西の空。
アサギマダラの翅の薄水色を思わせるその色に感動して、車を止めて一枚。

撮影:2007/8/7〜8/24にかけて信州の高原で撮影。
(Webページ・デジイマフォト蔵の「昆虫に出会う旅・信州八月」からの転載です)

信州・めざすアサギは・・2013/09/14 20:30

信州・めざすアサギは・・
信州への旅で楽しみにしているのは、旅する蝶・アサギマダラとの出会いです。
何かと事情があり、出かけるのが遅くなった今回の旅、果たしてその成果は・・
▲今回は三つの高原を巡りましたが、その眺めは揃ってこんな感じ。
オミナエシやアキノキリンソウ等初秋を彩る黄色い花が多数派を占めていました。
枯れかけていた
フジバカマやヒヨドリバナ等、アサギマダラが好む花は既に時期外れでした。
枯れた花ばかり。僅かに花の面影を残す株も蜜の供給源とはなり得ない感じ。
やはり遅きに失したんだなと、がっかりしたのですが・・
飛ぶアサギマダラ
僅かな期待を持ち最後に訪れた高原に、嬉しい出会いが待っていました。
車のフロントウィンドー越しに、紛うかたなきアサギの姿を確認。
近くの林道脇に車を止めて、暫く待ちました。
そして、この眺め。かなり高い所を滑空する様に飛ぶアサギマダラです。
近くに降りて来てくれと、心から願いました。
アサギマダラの吸蜜
まさか願いが通じた訳ではないでしょうが、目の前の黄色い花にふわりと・・
この蝶特有のぶら下がり姿勢での吸蜜を始めてくれました。
アサギマダラの吸蜜
私にとっては、黄色い花での吸蜜は新鮮な眺めでした。
一番好きな花が枯れてしまった今は、これで我慢するしかないのよって言う事かも。
アサギマダラの吸蜜
今回撮影出来たのは、この2羽だけでした。それでも、満足感は十分。
信州の旅の締めくくりとして、実に嬉しい出会いでした。

※9/10に信州の高原で撮影

信州・普段とは違う出会い2013/09/13 21:01

信州・普段とは違う出会い
普段の観察地では出会えない昆虫との遭遇が信州の旅の主目的です。
今回は、ややピークを過ぎた感じでしたが、それでもそれなりの手応えはあり。
いくつかをセレクトして掲載します。
▲シャープな切れ込みの翅を持つタテハチョウ・エルタテハ。
私の汗の匂いに反応したのか、適度の距離を持って、追随して来ました。
高原のお友達がひとり増えた気分。
クジャクチョウ
鮮やかな斑紋が印象的なクジャクチョウ。
今回訪れた高原の一つでは、多数派と言う感じの賑わいぶりでした。
マユタテアカネ
水田脇の雑木林で出会ったマユタテアカネ・オス。
鮮やかな紅色は完璧に成熟した事の証。正に赤とんぼの典型です。
オツネントンボ
水田のあぜ道で見たオツネントンボ。マユタテとは正反対の地味な体色。
成虫で越冬するトンボですので、目立っちゃ駄目と言う事の様です。
ナキイナゴ
越冬に備えている訳じゃないけれど、ナキイナゴの体色はこれ以上ない位に地味。
活気が感じられないその動きからも、そろそろ終わりの時が近いのかも・・
ニホンアマガエル
前回7月末に訪れた時には、掃いて捨てる程(?)いた田んぼのアマガエル。
今回はさっぱりでした。これはやっと出会えた一匹。
それしにても、あの大集団、一体どこに消えてしまったのでしょう?。

※9/9と9/10に信州の高原と田園で撮影

信州・風景としてのアカネ2013/09/12 20:32

信州・風景としてのアカネ
秋と言えば赤とんぼ。
信州の旅でも赤く染まったアカネ属のトンボを多数目にしました。
これはアキアカネ。
暑さを避け夏を過ごしたこの高原ともそろそろお別れでしょうか。
黄金色に実る稲
小柄で威圧的ではないアカネは、どこか優しい初秋の風景にぴたりはまります。
例えば、黄金色に染まる稲田では・・
行く夏を惜しむ
ゆく夏を惜しむ。枯れたヒマワリにぽつんと・・
あぜ道のワレモコウに
あぜ道のワレモコウでもノシメトンボが・・
高原のワレモコウで
高原のワレモコウにも・・
山の寂しい湖で
涼風に吹かれて・・
斜光を受けて
斜光を受けて・・日の暮れの早まりを実感。
夕焼け小焼けの
イメージは夕焼け小焼けの・・

※9/9と9/10に信州の高原と田園で撮影