陽射しに誘われて・・2021/03/16 18:20

陽射しに誘われて・・
吹く風は結構強かったけれど、豊かな陽射しのおかげで寒さは殆ど感じませんでした。
こんな日は水温も上がり気味らしい。オタマジャクシ集団の動きもかなり活発。
形としても、すっかり ”オタマらしい姿” になっていました。
これらが全て無事成長したら、この辺りはまさにカエルだらけに!・・
それはそれで、ちょっとなぁと言う気もしますね。
飛ぼうとしていたマルカメムシ
枯れ葉に止まっておかしな格好をしていたのは、マルカメムシ成虫。
明るい陽射しに誘われての、飛んでみようかなのチャレンジポーズでした。
翅を開いて、”さぁ、飛ぶぞ!” を繰り返していました。
でも、この程度の翅の開き方がじゃ、どう見ても飛べそうにありません。
何度も挑戦しますが、ふわりと離陸は叶いませんでした。
飛ぶのを諦めたマルカメムシ
”どうもうまくいかないな” と、諦めた様でした。
越冬明け後間もない今は、運動能力の方がまだいまひとつみたい。
しばらくは、ノソノソ歩きに徹するしかない様ですね。
でも、そのうちきっと!・・

※3/16に都内で撮影

その一歩手前まで・・2021/03/04 16:30

その一歩手前まで・・
穏やかな陽射しが、安定して降り注いだ日。
さすがに、春本番とまでは行きませんが、その一歩手前まで来たなと感じる光景も・・
小粒な白い花が咲き揃ったユキヤナギの木では、ルリシジミの姿を確認出来ました。
いわば独占状態。蜜の出が良さそうな花を選んで吸蜜を繰り返していました。
他のシジミチョウに邪魔されずに、ウハウハ気分に浸っていたみたい。
早起きの蝶ならではの特典ですね。
やたら元気だったキタテハ
依然枯れ色が主体の草地で、活発に飛び回るキタテハを目にしました。
花の蜜を求めるのではなく、ただひたすら、あちらと思えばまたこちら・・
陽射しが燦々のこんな日は、じっとしていられないと言う事でしょうか。
寒さにじっと耐えて来たうっぷんを晴らしている様にも感じました。
カエルの幼体がウジャウジャ・・
水面に目を移したら、こんな賑やかな光景も・・
枯れた水草の葉が敷き詰められた水底に、小さな黒い物体がウヨウヨ!・・
卵から孵ったカエルの幼体ですね。ごく最近この姿に変身した模様。
草むらにも水辺にも春の気配が濃厚に漂い始めました。
この先も、穏やかな空模様が安定して続く事を、望みたい気持ちです。
でも、予報の方がちょっとね・・

※3/4に都内で撮影

兆しの光景も・・2021/02/09 16:10

兆しの光景も・・
吹き付ける北風に長い間耐えて来た水草も、今や総倒れの状態に・・
季節が、冬から春へ進んで行く上では避ける事が出来ない風景と言えます。
緑が復活する春までには長い時間が掛かりそうですが、兆しの光景を目にする事も・・
カエル、図太い声で鳴いていた
それがこれ。
枯れた水草の繁みの奥から、クワッ、クワッ、と言う図太い声が耳に届きました。
そーっと近づいてみた結果、目にしたのがこれ、でっぷり太っちょなカエルでした。
どうやら繁殖の時期を迎えた様で、異性への声のアプローチに熱が入っていたみたい。
寒さをものともせず、熱情の季節がスタートしたと言うわけですね。
クロヒラタアブ
岸辺の草むらにも、太っちょな奴が・・アブの一種・クロヒラタアブでした。
この種の幼虫は、植物の忌むべき敵・アブラムシを好んで捕食するらしい。
この先、枯れ草から若草への変貌を遂げて行く野草にとっては、何とも頼もしい存在。
まさに、救世主の産みの親がタイムリーに登場と言う事ですね。

※2/9に都内で撮影

春は水辺から?・・2021/02/04 15:58

春は水辺から?・・
まだまだ冷たい筈の小川の水面。しかし目を凝らしてみたらこんな光景も・・
水中で日向ぼっこをしている様に見えたメダカ。じっと固まって動きません。
二匹いるように見えますが、左側のは、自らのシルエットが水底に投影されたもの。
この日の陽射しの強さを物語っていました。もしかして水中の方が暖かかったかも・・
水面ギリギリに止まっていたアブ
この小さなアブは、枯れて水面に倒れ込んだヨシの葉上で日向ぼっこ中。
喫水線ギリギリと言う箇所に留まっていました。
喉の渇きを癒す為にここに来た?。真相は判りませんが、そんな風にも・・
ヨシの枯れ茎で見たオオカマキリの卵のう
視線を水面から上にあげてみると、そこはカラカラの乾いた枯れ色一色の世界。
ヨシの枯れ茎が林立しています。
そして、そこにはオオカマキリの卵のうがいくつか点在していました。
ここは、陽当たりも良好だし、茎への固定もバッチリ決まっています。
あとは、お腹を空かした小鳥達の攻撃さえ避けられればと言う事でしょうね。
春のベビーラッシュは水辺から・・そんな展開もありかなと・・

※2/4と2/3に都内で撮影

一気に20度超え2015/03/17 20:20

一気に20度超え
春本番を身体中で実感できた日。東京の気温も一気に20度を超えました。
空もすっかり春色に・・依然冬姿のままの木が、ちょっとミスマッチ。
水辺にも春来たる
そんな空の下、水辺の自然にも明らかな変化が・・
枯れた水草の栄養分をたっぷり蓄えた水の中、藻の繁殖が旺盛に進んでいました。
その間を縫って泳ぐのは、春の水辺の主役達、オタマにメダカに・・
定番の顔ぶれが揃って大賑わい。
どこにいるの?
草地に目を移せば、今日の暖かさを受け、元気百倍って言う感じの越冬者の姿が・・
とは言え、まだ枯れ草が主体の草地では、一体どこにいるの?・・なんですが。
キタテハ
翅を開いて日向ぼっこを楽しんでいたのは、成虫で越冬する蝶・キタテハでした。
緑の中ではかなり目立つ豹柄も、枯れ色に紛れると、途端に存在感が薄れます。
枯野に身を隠して、冬の寒さに耐えて来た日々ともそろそろお別れ。
この蝶にとって、待ちに待った恋の季節が目前です。

※3/17に都内で撮影