ロングホットサマー! ― 2022/06/27 14:27
ジリジリと照りつける陽射し、気温もぐんぐん上昇して、疑いようもなく。
ロングホットサマーの幕が切って落とされたと言う事でしょうね。 強い陽射しを避けて繁みの中に避難中だったチョウトンボ。
体がまだ真夏の高温に慣れていないみたい。
木洩れ陽を受けて、翅の輝きがより一層魅惑的に感じられました。 成長したコガネグモ(雌)は、日陰に逃げ込まず、炎天下でスタンバイ。
でも、ご覧のとおり、網に掛かる獲物はさっぱり。
しかし、こうしていないと事態は進展しない。
ジリジリの暑さに耐えて獲物を待つと言うのも、かなりの難行苦行ですね。 真夏の花・ヒマワリは、どうしたかなと足を向けて見ました。
梅雨明けの日の姿はこの通り。
中央に黄色い花びらが覗いていますが、残念ながら開花する迄には至らず。
いくらなんでも梅雨明けするのが早すぎだよって言いたいところかも。
※6/27に都内で撮影
晴れてくれぇ! ― 2022/06/14 13:10
昆虫達の活動も停滞気味かと思ったのですが、さにあらず。
晴れ日に比べると大幅減ですが、それなりの数を確認出来ました。
これはアジサイの花に止まっていたツマグロキンバエ。
この花の蜜が大好きって言う事でしょうね。ところで蜜はどこから出てるの?・・ 徐々にですが、真夏の花・ヒマワリも開き始めました。
梅雨明けへの準備が着々と進んでいる感じ。
その葉の上で多く目にしたのが、小さな小さなハラビロカマキリの幼虫達。
ファイティングポーズばっちりのこの2匹は、同じ卵のうから産まれた兄弟かも・・ 幅広なヒマワリの葉は、昆虫達にとっては絶好の休憩場所と思われます。
ハラビロミニ達もそれが判ってて、餌狙いでここに集結しているんでしょうね。
でも、狙いの通りには中々。暗い空を見上げて、はやく晴れてくれぇ!かも・・
※6/14に都内で撮影
梅雨入りの日に・・ ― 2022/06/06 12:44
晴天に恵まれて・・ ― 2022/04/30 13:01
その空にくっきり映えていたのは、樹々の枝に開き始めた若葉。
単純な若緑色ではなく、ほんのりとした暖色系の彩りを見せるものも・・
かなりのエンターティナーぶりだなぁと・・ 花壇の花も咲き揃い、蜜を求める昆虫達に向かって、オイデオイデ!。
そのお誘いにのって、様々な蝶が訪れていました。
小柄なシジミチョウだけでなく、見応えのある大きさの蝶の姿も・・
いよいよ我らの時来ると言う感じの躍動的な吸蜜風景を繰り広げていました。
(ナミアゲハ) 強い陽射しを浴びて、アオスジアゲハの青緑色の斑紋がくっきり。
甘い蜜にありつけた歓びをあらわす、Vマークと言ったところでしょうか。
※4/30に都内で撮影
※PENTAX K-70/SMC PENTAX 18-135mm/f3.5-5.6 ED AL
展開が気になる・・ ― 2022/04/17 14:04
我らが活躍の時来ると言う感じで、数を増やすのが各種テントウムシ達。
植物の敵・アブラムシ退治に奮闘する時期に入った様です。
これは二紋型のナミテントウ。赤い紋の中に小さな黒丸がポチッと・・
ジロっと睨みを効かせた目の様に見えなくもないかなと・・ ナミ(並)と言うから退屈な種かなとも思えますが、そんな事はありません。
紋様の多様さはかなりのもので、こんな組み合わせの熱々カップルもあり。
さて、この繁殖行動の結果、どんな紋様の個体が誕生するのやら・・
なんだか、ややこしい。 体が黒で頭部が赤。こんな配色のヤツもいるんだなぁと思ったのですが・・ 調べてみたら、これはナミテントウ ではなく、まったく別種と判明しました。
外来種のムネアカオオクロテントウ。
中国や東南アジアあたりから、割と最近(2015年頃)に侵入したらしい。
いよいよ、この観察地にも姿をあらわしたんですね。
この先の展開が気になります。既存種に影響が及ばない事を祈りたい気持ちに・・
※4/17に都内で撮影