ほっと一息 ― 2023/01/29 12:50
目にする眺めと、肌で感じる気温とのギャップに戸惑いを覚える日々が今なんですね。 足元に目を落としたらこんな光景が・・
あともう一歩で霜柱と言う感じに盛り上がった地面に野草の赤ちゃんが・・
地面と一緒に持ち上がってしまったみたい。
産声をあげた直後に訪れた危機と言う感じですね。
花を咲かせて昆虫達に蜜のプレゼントを・・その流れが途切れない事を祈るばかり。 しかし、野草達のパワーは、こちらが心配するほどヤワではない様です。
これは、落ち葉が降り積もった樹下で目にした光景。
若草が勢い良く立ち上がっていました。
やがて一面の緑に・・春への歩みが着実に進んでいる事を確認出来てほっと一息。
※1/29に都内で撮影
厳しさを増す寒さに・・ ― 2023/01/27 13:06
これは、きのう、公園の池で目にした光景。薄氷が張りキラキラ輝いていました。
今日は更に厚さを増していた筈。いよいよ冬が本気を出して来ましたね。 そんな寒さの中でも、早咲きのウメはこの通り。
”寒さなんて何するものぞ!" って言う開き方を見せていました。
しかし残念なのは、花粉媒介役を果たすハチやアブの来訪がさっぱりな事。
あまりの寒さに物怖じして、どこかに身を隠しているのかも知れません。
先を行き過ぎて咲いちゃったかもね・・ 数はまだ多くありませんが、タンポポの開花を目にする時期に入りました。
中には、花が終わって綿毛を飛ばす段階に入ったものも・・
陽射しを浴びて空に舞い上がる姿は絵になるけれど、寒風に吹かれてではねぇ・・
※1/27と1/26(池の氷)に都内で撮影
我慢のしどころ ― 2023/01/25 13:46
しかし、超一級と言われる寒波のパワーは、衰えることなくそのまま継続しました。
陽射しは豊かでも、大気を温める力はほぼゼロ。いよいよ我慢のしどころですね。 陽射し明るさにだまされて開こうとしたタンポポの花も、腰砕けの状態に・・
”やめときゃ良かった” と後悔していたかも・・
春の花にとっても、逡巡の日々が続きそうですね。 そんな中、元気な動きを見せていたのがナナホシテントウ。
背丈の低い草の繁みを、足早に歩く姿を複数目撃しました。
見習わなくちゃいけないなと感じるキビキビとした動き。
昆虫世界の春一番乗りは、この種で決まりだなぁと・・
※1/25に都内で撮影
寒さに負けないぞ! ― 2023/01/23 14:12
寒さが身に沁みる日中になりました。 足元に目を落としたら、寒さに負けないぞとアピール中の元気者の姿が・・
地面にべったり張り付く形でしたが、若緑色の草の葉が産声をあげていました。
順調にいけば、地面を覆い隠す程にテリトリーを拡げて行く筈。
それに同期して昆虫達の賑わいも・・待ち遠しい気持ちになりました。 こちらは、もっと迫力に満ちたポーズで、寒さ何するものぞ!をアピール中!。
鋭いとんがり頭が特徴のアジサイの冬芽です。
梅雨時の雰囲気は物静かですが、今の姿はかなり勇ましい。
寒い寒いと縮こまってばかりじゃいけないなと、元気づけられました。
※1/23に都内で撮影
覚悟が必要な・・ ― 2023/01/22 12:38
明日以降も雲マークがズラリ。時間によって、雪がちらつく可能性もあるとか・・
いよいよ覚悟が必要な時期に入りましたね。 そんな寒さの中、けなげに咲いていたのは、カラスノエンドウの花。
花の下にある蜜腺から滲み出る甘い汁は、アリ達にとって何よりの好物です。
しかし、その姿は皆無。まさか咲いているとは思わなかったよと言う事かも。 寒さに強いツワブキの花は、揃って満開状態に・・
樹下の草地を明るく彩っていました。
そのアピール力は相当なもの。蜜を求める昆虫達には強力な誘惑サインの筈。
しかし、こちらも来客の姿はさっぱり。
気温がもう少し高ければ、全然違った様子だったかも・・
野に咲く花達の共通の思いは、陽射しよ戻れ!でしょうね。
※1/22に都内で撮影