この空を見れば・・ ― 2023/07/22 14:12
強烈な陽射しに・・ ― 2023/07/11 14:22
東京の気温は、うなぎのぼりと言う表現がぴったりの上昇ぶりでした。
俄然活気づいていたのは夏草のつる。正に上昇志向を絵に描いた感じ。 陽射しを避ける感じで、木立の下の薄暗い場所に逃げ込んでいたキリギリスのメス。
お尻には鋭い産卵管も確認できますので、成熟の域にほぼ達した感じ。
草むらをピンピン飛び跳ねていた幼虫世代のあどけない雰囲気は既にありません。
草むらの奥に身を潜める時が間近に迫っているんでしょうね。 一旦網を張ったら、そうやすやすと放棄できないのが、蜘蛛たちの辛いところ。
こんなカンカン照りになるとはねぇ・・って言う想いだったでしょうか。
でも、網を放棄せずに頑張っていました。
その努力に応えて格好のカモが・・その可能性は、かなり・・
ギザギザパターンは、自分の存在を隠す隠れ帯。その出来栄えも今ひとつだしね。
※7/11に都内で撮影
あやまる必要なんて・・ ― 2023/07/06 14:10
雰囲気的には、完璧に梅雨明けと言う感じでした。 強い陽射しを苦にせず、日向で活動する昆虫の姿も多数。
中世のよろい武士を連想させるこれは、クルマバッタモドキの幼虫です。
威圧的な姿から、肉食性かなと勘違いしそうですが、草食性オンリーとか。
姿と実態の乖離が激しい昆虫と言えそうですね。 嫌われもの昆虫の代表格と言えば、なんと言っても、ゴキブリ!。
しかし、中には、野の花を愛する心優しいのもいます。
ツユクサの花で優雅に食事中だったのは、モリチャバネゴキブリ。
背中にくっきりしるされた2本線が特徴ですね。
でも、形状的に廉造してしまうのは、やはり、アイツ!。
”親類筋が迷惑かけている様で、申し訳ない” と言ったところでしょうか。
君があやまる必要なんて、全くないよ!なんですけどね。
※7/6に都内で撮影
危険もいっぱい! ― 2023/07/05 13:15
梅雨時らしい重苦しい空が覆いかぶさる昼前となりました。
当分の間は、こんな空とのお付き合いが続くんでしょうか。かなり憂鬱です。 すっきりしない空の下でも、気合の入った昆虫の姿を度々・・
お得意の威嚇ポーズをバッチリ決めていたのは、ハラビロカマキリ幼虫でした。
”お尻丸見えだよ”って声を掛けたくなる様な滑稽な姿。
威嚇効果ありと思っているんでしょうか。全然だけどねぇ・・ こちらは、どんなポーズをとっていても十分に怖い。
鋭い口吻を持つカメムシ・ヨコヅナサシガメです。
凶暴な性格を持つ種で、獲物に口吻を突き刺してチューチュー。
うっかり手を出そうものなら、人の肌にもブスッと!・・
これが並みの痛さじゃないらしい。
賑わいを増す昆虫の世界。でも、危険もいっぱいある事を承知しておかないと・・
※7/5に都内で撮影
強烈な陽射しを浴びて・・ ― 2023/06/29 13:56
公園のベンチのくっきりとした影が、そのパワーの凄さを物語っていました。
木立から耳に届くセミの声も一段とたかまって・・
真夏の予告編と表現したくなる様な雰囲気が濃厚でした。 元気者のカマキリ幼虫も日陰に避難中でした。
真夏を通り越して秋まで生き続ける息の長い種。
夏の暑さに慣れるまでには、もう少し時間がかかりそうですね。 丹精込めて張った蜘蛛の網。
施工主は、日陰に逃げ込むこともせず、待機ポーズを決めていました。
しかし、待ちわびる獲物の姿はさっぱり。
でも、日陰に逃げ込む気持ちなどさらさら無しって言う感じでした。
辛抱強く待っていれば、そのうちきっと・・
昆虫ファンとしては、複雑な思いで見つめました。蜘蛛の世界も厳しいですね。
※縦に伸びるジグザグは、自分の存在を隠蔽する為の隠れ帯。
※6/29に都内で撮影