明らかな兆候が・・2025/01/30 15:04

明らかな兆候が・・
澄んだ青空の下、公園樹の花芽が ぷっくりと膨らんでいました。
人が肌で感じる空気は、ぴーんと張り詰めた 真冬レベルを維持中です。
しかし、春を心待ちにしている物達には 明らかな兆候が感じられるのでしょうね。
冬の陽射しを浴びるセミの抜け殻
吹き付ける寒風に吹き飛ばされたのでしょうか。
樹下の路面で、去年の夏にうまれたアブラゼミの遺物を目にしました。
いま 付近の地中では、誕生を心待ちにしている幼虫が たくさん待機中の筈。
まだ だいぶ先の事ですが、賑やかな合唱音が ふと脳裏をかすめました。
待ち遠しいなと言う思いが、より一層強く・・さすがに せっかち過ぎですよね。

※1/30に都内で撮影

まだ当分の間・・2024/09/11 13:26

まだ当分の間・・
南の空にモクモクと湧き上がる雲。どう見ても 秋の風景ではありません。
草むらからは 涼やかな虫の声が・・それも まだ当分の間 お預けみたいですね。
セミの声は すでに止んでしまったので、とても静かな毎日です。
表情を変える空
※追加掲載:
上の画像撮影時から 3時間近く経過した頃に見上げた空。
いかにも秋らしい千切れ雲が浮かんでいました。
刻一刻と表情を変える空。この先も 注目する日々が続きそうです。

※9/11に都内で撮影

そんなに先の事では・・2024/08/21 16:42

そんなに先の事では・・
暑さは 相変わらずですが、見上げる空の様子には 若干の変化が・・
もくもくと湧き上がる夏雲の上に、刷毛で サーっと描いた様な流動的な雲が・・
秋の訪れが、そんなに先の事ではない事を告げている様に感じました。
多く目にするセミの遺骸
そぉ感じた もう一つの理由が これ。目にする機会が増えているセミの遺骸です。
木立から耳に届くセミの声も、だいぶ トーンダウンしました。
やかましいなぁと感じたその声が、ばったり途絶えた時に感じる寂しさ。
今季も、その時が 間近に迫っている様ですね。
※ 追記:
日没後、都内では 記録的短時間大雨情報が出る程の猛烈な雨が降りました。
交通関係にも 支障が出た様です。
季節の変わり目にありがちな天気の急変。決して油断できませんね。

※8/21に都内で撮影

真夏の道端で・・2024/08/18 17:37

真夏の道端で・・
強い陽射しが降り注いだ日中。自然観察は短時間で済ませました。
注目したのは、自然環境が多く残された公園の道端。
少数ですが、真夏ならではの光景を目にする事が出来ました。
これは、道端の繁みで目にしたセミの抜け殻です。
その多くは 樹木の太幹で羽化するのですが、こう言うケースもあるんだなと・・
目指す木にたどり着く前に、切羽詰まってと言う事でしょうか。
無事 羽化出来た様で 何より。
蜘蛛に捕らえられたセセリチョウ
その近くで、こんな残忍な光景を目にしました。
待ち伏せタイプの蜘蛛に捕らえられた蝶・イチモンジセセリです。
あまりの暑さに、警戒心がゆるんでしまって・・と言う事かも知れません。
真夏の昆虫社会は 危険と常に隣り合わせ。それを実感する光景でした。

※8/18に都内で撮影

ここで脱皮しちゃおう・・2024/08/05 15:38

ここで脱皮しちゃおう・・
セミ達の声が一段とボリュームアップしています。
本調子の時を迎えた現役のあとを追って、後継者も続々と誕生中の模様。
今の自然観察では、それらの残した 目新しい抜け殻を目にする事が度々です。
木の幹の様なしっかりした箇所で目にする事が殆どですが、中にはこんなケースも・・
葉っぱにしがみつく様なポーズで 脱皮を済ませたんですね。
ゆらゆら揺れながら一休み
こちらは、ひょろっと伸びたクズのツルで一休み中のシオカラトンボです。
風を受けて、ユラユラ揺れるのが難点だけど、贅沢を言っては いられない。
他の場所での小昆虫の捕獲に大忙しで、疲れ気味だったのかも・・
クズには様々な昆虫が、食欲を満たす為にやって来ます。
休息 兼 捕食 のダブルメリットを狙っていたのかも知れませんね。

※8/5に都内で撮影