撮らせちゃいけない・・2021/09/04 14:28

撮らせちゃいけない・・
出だしからずっこけた9月の空模様、一向に回復する気配を見せません。
本来なら、ツクツクボウシの声が耳に届いていい筈の木立も、静まり返って・・
そして目にしたのは、こんな悲しい光景でした。
樹下に繁る秋の草の葉に止まって、びくとも動かないクマゼミ。
絶命はしていない様子でしたが、もはや生存の限界点を越えてしまったみたい。
クマゼミの顔面ショット
この草地では、一匹だけでなく、少なくとも三匹のクマゼミを確認出来ました。
どの個体も、同様にじーっと固まったまま、動きません。
お陰で(?)、普段は不可能なディテールをじっくり観察をする事が出来ました。
これは顔面のクローズアップ。日本最大級のセミとしての威厳溢れるその顔つき。
やはり格が違うなぁと感心させられました。
でも、こんな近接ショットを、容易に撮らせちゃいけないなぁと・・
オオカマキリ成虫
こちらは現役バリバリ!。レンズを睨み付ける目力も、かなりなものでした。
秋の昆虫ラッシュに向けて、成虫への変身を完了した緑色型オオカマキリです。
秋の草の色にジャストフィットするその体色。
秋の野を賑わす昆虫にとっては、実に手強いハンターがスタンバイと言う訳ですね。

※9/4に都内で撮影
※PENTAX K-70 with SMC PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

九月初日に・・2021/09/01 14:49

九月初日に・・
爽やかな秋晴れで始まれば最高だったんですが、9月初日はどんよりとした曇り空。
その空の下では、季節の移り変わりをはっきりとした示す光景が・・
ばったりと止んだセミの声。昨日はそれなりの声を耳にしたのですが・・
そして目にしたのはこんな光景。路面に降りてびくとも動かないアブラゼミ。
息絶えた個体ではないんですが、樹上に戻るパワーはもはや残されていない様でした。
ランタナの花で吸蜜するイチモンジセセリ
セミの世界は、大きな区切りを迎えた様ですが、蝶の世界は、これからが本番。
花壇のランタナの花には、セセリチョウの仲間が多数集まって、吸蜜に夢中でした。
(イチモンジセセリ)
イチモンジセセリ(蝶)の求愛行動
吸蜜だけでなく、求愛行動に熱を入れるシーンも・・
これは、下方のオスが上方のメスに猛烈なアタックを掛けている光景です。
ややストレート過ぎますが、メスが発する匂いに惹かれて、うっとりしてる?・・
よく見るメスの上側の翅が激しく振動しています。
これって、OKのサインなのか、あなたなんてダメよの意思表示なのか?・・
蝶の社会の恋の駆け引きは不明ですが、この先はこんな光景を多く目にする筈です。

※9/1に都内で撮影

夏の終わりの・・2021/08/27 17:20

夏の終わりの・・
昨日に続いて猛烈な暑さに見舞われた日。
真夏の暑さ大歓迎な昆虫たちにとっては、望ましい状況と思えたのですが・・
時の経過に伴う現実は、やはり厳しい。
これは、廊下の排水溝で目にしたアブラゼミ。じーっとして動きません。
既に命尽きた個体かと思ったのですが、軽く触れてみたら、僅かですが動きました。
しかし、元いた木に戻る体力は、もはや残されていない感じ。
夏の終わりが近づく頃に目にする悲しい光景。今年も例年通りですね。
セミの抜け殻は当分の間・・
陽が沈んだ後も止むことがなかったセミ達の合唱音も、衰退の一途。
もうすぐ、秋の虫の音にとって変わられる事は間違いありません。
しかし、随所で目にする脱皮殻は、当分の間、そのままの姿を留めます。
その様子が、夏の終わりの寂しさを、より一層たかめる様にも・・
セミって、やはり、やかましいだけの存在じゃないですね。

※8/27に都内で撮影
※PENTAX K-70 with SMC PENTAX-DA 1:2.8 35mm Macro Limited

しつこい雨だなぁ・・2021/08/16 14:02

しつこい雨だなぁ・・
細かい雨が降ったり止んだり・・雨優勢の空模様は今日も変わりません。
緻密に張られた蜘蛛の網には、大小様々な雨滴が付いたまま乾く気配なし。
網の施工主にとっては、雨空を恨めしげに見上げたくなる心境でしょうね。
じーっとしていたアブラゼミ
これまで降った雨によりしっとり濡れた木の幹。
そこで目にしたのは、翅にまったく傷みが見られないアブラゼミでした。
しかし、やかましい声をたてる事もなく、この姿勢でじーっと固まっていました。
順調に誕生したセミ達ですが、この夏の空は意地悪な仕打ちを繰り返している感じ。
気の毒だなぁの思いで見つめました。
雨空の下で吸蜜するナミアゲハ
こちらは、雨だからと言ってお休みしてはいられない。
綺麗な翅を持つナミアゲハ。ランラナの花に来て忙しく吸蜜を繰り返していました。
しかし、絵的にはイマイチかなぁ・・
ダイナミックな印象のこの蝶には、晴れ空から降り注ぐ強い陽光がお似合いです。
一体いつになるんでしょね。ほんとにしつこい雨だなぁ・・

※8/16に都内で撮影

勤勉だよなぁ・・2021/08/08 12:57

勤勉だよなぁ・・
ボリュームダウンし始めたセミ達の合唱音。
夏の終わりの寂しさを感じる日が、徐々に近づいている様です。
こんな光景を目にする事も度々。アリの巣穴の入り口に引っ掛かったセミの片翅です。
働きアリ達が、貴重な餌として、力を合わせて、ここまで運んで来たんでしょうね。
しかし、デカ過ぎて、巣穴に入らない!。
時には、こんなムダ働きをしちゃう事も・・それにしてもつくづく勤勉だよなぁ・・
(アブラゼミの翅)
ヤマトシジミ
猛暑の日には、殆ど見かける事がなかったシジミチョウの仲間に出会う事も・・
やや日陰になるところ限定ですが、こんな吸蜜風景を見る機会が増えて来ました。
これは、最もポピュラーな存在とも言えるヤマトシジミ。
シンプルな斑紋は、秋に咲く野の花とのマッチングも良好です。
さて、この秋はどんな吸蜜風景に出会えるやら・・

※8/2と8/5に都内で撮影