延命効果は抜群!2023/11/09 14:18

延命効果は抜群!
軽めな雲が浮かぶ青空。それにバッチリ似合っていたのがイチョウの黄葉。
但し、樹下にはかなりの数の落葉が・・この風景も、そろそろ見納めでしょうね。
日向ぼっこ中のアキアカネ
公園の区画を仕切るロープに止まっていたアキアカネのオス。
のんびりと、日光浴を楽しんでいる様子でした。
穏やかな陽射しの延命効果は抜群!。もう暫くの間、目撃機会がありそうですね。
枯れたアジサイで見たヒメクダマキモドキ
見頃はとうの昔。カラカラに乾いたアジサイで見かけた意外な組み合わせです。
緑色が鮮やかなヒメクダマキモドキ。
こちらも、日向ぼっこに最適な場所として、ここを選んだらしい。
晩秋を生きる昆虫達にとって、降り注ぐ陽射しが何よりの活力剤と言えそうです。
観察者としても、好天の継続を強く望みたい気持ちに・・

※11/9に都内で撮影

重苦しい雲が・・2023/09/22 12:46

重苦しい雲が・・
昼前の空。きのう同様重苦しい雲が掛かり、細かい雨がポツポツと・・
”雲よさっさと消え去れ!”と文句を言いたい気分に・・
やる気喪失?のササキリ
食欲モリモリで、活発な動きを見せるはずの昆虫達もひっそり。
草の茎で目にしたササキリも、やる気喪失のポーズで固まっていました。
オシロイバナに止まるヤマトシジミ
ヤマトシジミも同様。
オシロイバナの花芯に向けて口吻を伸ばす吸蜜ポーズは見せず。
今日はこのまま日暮れの時を迎えてしまうのかも・・
気象情報では、明日もお日様マークの登場は無し。
出だしがもたつき気味の秋。何とかならないものかなぁと思うのですが・・

※9/22に都内で撮影

強烈な陽射しに・・2023/07/11 14:22

強烈な陽射しに・・
遮る雲もなく、容赦なく照りつける強烈な陽射し。
東京の気温は、うなぎのぼりと言う表現がぴったりの上昇ぶりでした。
俄然活気づいていたのは夏草のつる。正に上昇志向を絵に描いた感じ。
日陰に逃げ込んでいたキリギリス
陽射しを避ける感じで、木立の下の薄暗い場所に逃げ込んでいたキリギリスのメス。
お尻には鋭い産卵管も確認できますので、成熟の域にほぼ達した感じ。
草むらをピンピン飛び跳ねていた幼虫世代のあどけない雰囲気は既にありません。
草むらの奥に身を潜める時が間近に迫っているんでしょうね。
蜘蛛は日向で頑張る!
一旦網を張ったら、そうやすやすと放棄できないのが、蜘蛛たちの辛いところ。
こんなカンカン照りになるとはねぇ・・って言う想いだったでしょうか。
でも、網を放棄せずに頑張っていました。
その努力に応えて格好のカモが・・その可能性は、かなり・・
ギザギザパターンは、自分の存在を隠す隠れ帯。その出来栄えも今ひとつだしね。

※7/11に都内で撮影

少しは手加減を・・2023/06/28 13:55

少しは手加減を・・
雨の恵みを受け、草むらの緑がより一層密度を増しています。
様々な昆虫達にとっては、活動場所がふんだんにと言う事で大歓迎でしょうね。
撮影も、手応えがさっぱりと言う事はなく、今季初遭遇の種に出会う事も度々。
シャープな体形を持つこれは、キリギリスの仲間のクサキリです。
緑色のもいますが、今日出会ったのは褐色タイプ。
草の緑との対比でかなり目立っていましたが、跳躍力抜群の後脚があるから大丈夫!。
ムシヒキアブの捕獲シーン
のんびりと休息を楽しんでばかりはいられない。
草むらには、鋭い眼力で獲物をを狙う超凄腕のハンターも多数。
カモがいた!となれば、急接近してブスリ!。肉食性のアブ・ムシヒキアブです。
これはハチの一種に対する捕獲シーン。
草の葉で一休みの所、逃げるチャンスを与えずに、速攻でキャッチしたんでしょうね。
少しは手加減をしろよ!と言いたくなりますが、アブにはアブの事情が・・
ムラサキカタバミの花
残酷シーンの後、この小さな花を目にして、ほっとしました。
薄紅色が鮮やかなムラサキカタバミの花。おいでおいで!と手招き中?・・
小さな昆虫達にとっては、絶好の蜜源の筈。
常連客は小さなハチやアブでしょうか。

※6/28に都内で撮影

梅雨が本気を・・2023/06/22 15:22

梅雨が本気を・・
正午過ぎに見上げた空。いつ雨が降り出してもおかしくない感じの暗さでした。
昨日初鳴きを耳にしたセミの声もバッタリ。重苦しい雰囲気が漂っていました。
梅雨がいよいよ本気を出して来たなぁと・・
獲物はさっぱりの蜘蛛の網
円錐状の網の中央で待機していた蜘蛛も、手応えさっぱりで、やる気喪失の感じ。
掛かっているのは風で飛ばされて来たゴミばかり。
丹精を込めて張った網なのに、邪魔なんだよなぁって、文句を言いたい所かも・・
キリギリス幼虫の鋭い産卵管
鋭く尖った産卵管を持つキリギリス幼虫も、クズの葉上で所在なさげでした。
もう少し経つと、草むらの奥に隠れてしまい、出会いが難しくなる筈。
元気潑剌と動く姿を目にしたかったのですが、暗い空の下では叶わずでした。
昆虫観察者としては、恨めしい思いで見上げる空でした。

※6/22に都内で撮影