木立では今・・2021/11/21 15:40

木立では今・・
いよいよ、落葉樹の葉が盛大に散る時期に入りました。
木立の下には、落ち葉の絨毯が敷き詰められていました。
歩く度に、サクサクと響く乾いた音が耳に届きます。
音で感じる季節の進展と言えるでしょうか。
落ち葉予備軍がまだまだ沢山!
見上げる枝には、落ち葉予備軍がまだまだ沢山。
身軽になって冬の寒さに耐える。落葉樹の変身が当分の間続く筈です。
ハラビロカマキリの卵のう
硬い殻の中で寒い冬を乗り越えて・・
そんな願いを込め産み落とされたカマキリの卵のうを多く目にする時期がいま。
木立の中で良く目にするのがこれ。樹上性のハラビロカマキリの卵のうです。
産み付けられていたのは、 太幹の南面。
冬の間も暖かい陽射しをたっぷり浴びて欲しいと言う想いに基づく位置決めですね。
しかし、シジュウカラを筆頭にして、卵のう食いに熱心な冬鳥が多いのも事実。
この先、そんな悲劇が起こらない事を祈りつつ撮影しました。

※11/21に都内で撮影

余裕で春を・・2021/11/15 15:19

余裕で春を・・
季節が冬に向け、着実に一歩踏み出した事を実感出来たのがこの光景。
細枝の先についていたとんがり頭は、暖かそうな毛にくるまったコブシの冬芽です。
葉がすべて散りきらない内に、防寒対策がばっちり完了!。
これなら寒風が吹き付けようが、余裕で春を待てると言う事でしょうね。
悲惨な姿のユリオプスデージー
一方こちらは、冬の間も咲き続けるキク科の花・ユリオプスデージーで見た光景。
花びらがヨレヨレ!。なんとも悲惨な姿を晒していました。
まだ寒さが本格化していないのに、このしぼみ様は?・・
推測ですが、害虫・アブラムシにやられてしまったんではないかと・・
その花に止まっていたのは、アブラムシの天敵とされるナミテントウ。
しかし、完全に出遅れだよ!・・もう少し早く来てくれていたらなぁ・・
花としてはそんな想いで残念がっているんでしょうね。
テントウムシの蛹
近くの葉っぱでは、成虫予備軍・サナギの姿を確認出来ました。
はやく成虫になって花を救ってあげないと!・・
需要と供給の相関関係、なかなかうまい具合にシンクロしない様ですね。
ユリオプスデージーの花で吸蜜するアブ
参考に、完璧に花開いた健康体のユリオプスデージーを掲載します。
花の数が減少するこの先。蜜を求める昆虫達にとっては、救いの神的存在です。

※11/15に都内で撮影

それぞれ大忙し!2021/10/27 15:34

それぞれ大忙し!
冬が間近に冬迫った今、昆虫達は次世代への命の継承に大忙しの時期に入った様です。
これはガサガサな木肌を持つ木の幹に止まっていたセグロアシナガバチ。
アシナガバチは幼虫が潜む巣の素材として、樹皮を繊維を唾液で固めて利用するとか。
止まっているこの木肌は、目で見た感じでも、まるでコルクの様に柔らかそう。
これがいいやって、がりがり噛み砕き巣作りの場所に運ぼうと言う算段でしょうか。
必要に迫られた必死の行動。邪魔をすることだけは厳禁の様ですね。
産卵・育児場所を探索中のアメバチ
体は超スリムだけど、なにやら物々しい雰囲気を漂わすこれは、アメバチの一種。
この種も、巣材探しに大忙しなのかと思いましたが、そうではなくて・・
アメバチの仲間は、蛾などの幼虫に産卵し、それを育児場所に利用するとか・・
いまは、要求スペックにぴったりマッチする幼虫探しに、大忙しの日々の様です。
産み付けられる立場の幼虫にとってはとんだ災難!。冬間近な今は色々ありますね。

※10/26に都内で撮影

これぞ秋の空!2021/10/08 15:11

これぞ秋の空!
昨晩は地震の大きな揺れで慌てましたが、一夜明けた今日は極めて穏やかな日和に・・
これぞ秋の空と言う感じの爽やかな風景を目にする事が出来ました。
ちょっとびっくりしたのは、木立からツクツクボウシの声が耳に届いた事。
これまでの記憶の中でも、最も遅い段階での視聴(?)体験と言えそうです。
さすがに、これにて打ち止めとなりそうな気がしますが・・
小さなアブの交尾シーン
強い陽射しに閉口して、木立の下の草むらに逃げ込みました。
そこで目にしたホットなシーンがこれ。
イヌタデ(アカマンマ)の葉上で交尾をするキタヒメヒラタアブのカップルです。
情熱を込めた光景の筈なんですが、感じる雰囲気はとってもクール。
そのギャップが、ちょっと面白いなぁと感じました。
茎が分岐してる?
別のイヌタデで目にした、かなり不思議な光景です。
茎からもう一本別の茎が分岐して伸びているのかなと思ったのですが・・
それにしては、ずいぶん真っ直ぐだなぁと・・
ちょっと疲れたシャクトリムシ
暫く観察していたら、こうなりました。ぴーんと伸び切っていた茎が曲線状態に・・
答えは簡単!。正体は一休み中のシャクトリムシ(蛾の幼虫)だったんですね。
伸び切った状態を長く続けるのは、かなり疲れる事みたい。
ご苦労さんだねぇと同情の気持ちが湧いて来ました。
でも、十分草の茎に見えるよと、声掛けしてあげないといけないのかも・・

※10/8に都内で撮影

曇天の下の草むらで・・2021/09/26 16:29

曇天の下の草むらで・・
昨日とさして変化のないどんよりとした曇り空の日中になってしまいました。
イヌキクイモの花も、何だか所在なさげに咲いている感じでした。
背後の緑は、大きな木を覆い尽くす様に繁茂したクズの葉の繁み。
”愚図つき気味の天気、何するものぞ!” のパワーには、つくづく感心させられます。
キンエノコロで吸汁するヒゲナガカメムシ
草むらに目を転じて見ると、カメムシの仲間たちのアクティブな姿がそこここに・・
これは、キンエノコロの穂先で直立姿勢をとっていたヒゲナガカメムシです。
びっしり並んだ毛の奥にある粒々からの吸汁に奮闘中の一コマと言うわけ。
ひょろっと縦に長い体形のメリットを活かした採餌ですね。
正にお似合いのカップル・・って言うか、キンエノコロには、とんだ災難?。
シマサシガメ幼虫の残虐な捕食シーン
しかし、ヒゲナガカメムシの吸汁シーンは、まだ平和的な方。
いっぽうこちらは、目を背けたくなる様な、残虐極まる光景です。
ナナホシテントウを捕らえて、その体液を摂取中のシマサシガメ幼虫。
昆虫世界に於いて、カメムシの一族は一大勢力とも言える存在。
そのキャラも様々で、セミの様にはかなげな者もいる一方、この様な凶暴な奴も・・
そこの所が興味深いと言えばそうだけど、このシーンはさすがにちょっとなぁ・・

※9/26に都内で撮影