見るも無残に・・ ― 2023/01/26 14:06
目に飛び込んで来たのがこれ。鋭いくちばしを持つヒヨドリでした。
このくちばしで木の幹に穴をあけ、中に潜む幼虫を捕らえようと言う算段らしい。
食糧に乏しい今の時期、野鳥達も本気モード・パワー全開の様ですね。 これは、正午近くに、低木・ユキヤナギの枝で目にした光景です。
見るも無残にバラバラに食い荒らされたオオカマキリの卵のう。
中に眠っていた幼体の運命は、当然の事ながら・・
実行犯は、シジュウカラあたりでしょうね。 近くの小枝では、無傷な状態の卵のうも確認出来ました。
しかし、いつ災難に遭遇するか判りません。この目立ち方だと危険度は大かなと。
”ヌクヌクとした環境下で孵化を” と言う母虫の思いが逆効果となっている様にも・・
無事を祈ると言う気持ちで見つめました。
※1/26に都内で撮影
野草の底力を・・ ― 2023/01/19 13:32
背景の色合いとは対照的な若緑色が、目に眩しくうつりました。
成長過程にある野草にとっては、まさに栄養分たっぷりで理想的な環境なのかも・・
逞しいその姿に、春を目指す野草の底力を実感しました。 マンホールの鉄蓋で目にしたこれも野草のパワーを感じさせる光景です。
なにもそんな窮屈なところに生えなくてもいいと思うけど・・
この先どうなるか心配ですが、取り敢えず頑張ってね!。 野草達は、寒さなんて何するものぞ!。
でも、昆虫達はと言うと・・残念ながら、成虫との遭遇機会はゼロでした。
そんな中やっと出会えたのがこれ・テントウムシのさなぎです。
南に向いたコンクリート面に、仲良く二つ並んでいました。
現在、お日様パワーを充電中!。時期が来れば一気に行くよ!って言う事かも・・
真冬には、東京でも雪の降る機会が何度かあります。
この二つに、致命的なダメージが及ばなければいいのですが・・
※1/19に都内で撮影
どうなることやら・・ ― 2023/01/06 13:23
昼間の空は ”その可能性は低いよ” と告げる様な穏やかな表情を見せていました。
さて、どうなることやら・・ 足元に目を落としてみたら、ちょっぴり春の近づきを感じさせるこんな光景が・・
お日様に方向に向かって開いたハルジオンの花。その隣には開花寸前の蕾も・・
こんな勇気のある先駆者の為にも、冷たい雪だけは勘弁して欲しいなぁと・・ これは、公園樹の太幹で目にしたハラビロカマキリの卵のうです。
見るも無残に穴だらけ。野鳥達の攻撃を受けた結果と思われます。
中に眠っていた幼い命の運命は、当然のことながら・・
無事春を迎えると言う事は昆虫界の強者にとっても、たやすい事ではないんですね。
※1/6に都内で撮影
穏やかに明けた・・ ― 2023/01/01 13:17
これは穏やかな色合いに染まった、2023年最初の朝空です。
この空のような穏やかな雰囲気が漂う一年になることを願っています。 お正月の雰囲気にふさわしい画像をと探したのですが、これが中々・・
まずまずかなと思って選んだのが、これ。
赤いピラカンサの実です。まさに過密状態の実り方。
本来なら野鳥が多数訪れて・・の筈ですが、実情はさっぱり。
見かけはいいけど、味の方がね!って言う事なのかも知れませんね。 昆虫達の幼い命は、寒さをしのげる殻の中に収まって越冬中。
これはユキヤナギの細枝に産み付けられたオオカマキリの卵のうです。
複数の小枝を抱き込んでガッチリ固定されていました。
方角は、冬の間も陽射しが豊かに降り注ぐ南面。
幼虫達の無事な誕生を祈って産み落とした母虫の知恵の結晶ですね。
※1/1(朝空)、12/30(赤い実)、12/25(卵のう)に、いずれも都内で撮影
フィナーレを告げる・・ ― 2022/12/24 13:37
紅葉の季節のフィナーレを告げる彩りと言えそうです。 派手派手な眺めを目にした後、地表に目を落とすと、こんなにクールな光景が・・
昨夜来の冷え込みを物語る様に、霜まぶし状態になった落ち葉でした。
日中も陽光が降り注がない場所なので、このまま夜を迎えてしまいそうですね。 クールな光景に出会った後で、低木ユキヤナギに目を移したら・・
赤く染まった葉がびっしりで、ホットな雰囲気を醸し出していました。
そこで目にしたのはオオカマキリの卵のう。
以前から注目してきたのですが、野鳥の襲撃を受けずに依然無傷の状態でした。
このまま、孵化の時まで・・しかしそれにはかなり長い時間が掛かりそう。
”無事かなぁ?” の立ち寄り観察が、この先も続きます。
※12/24に都内で撮影