ヘンテコな奴らに出会う2021/06/12 15:03

ヘンテコな奴らに出会う
昆虫世界の賑わいが増すにつれ、ヘンテコなやつらを目にする機会も増えてきました。
例えばこれ。草の葉上でよく目にする白いブラシ・・の様に見えますが・・
ヘンテコなやつら
実態はこれ。ブラシ状に見えていたのは、お尻に生えたモジャモジャでした。
このモジャモジャ、成虫時にはなくなりますが、幼虫時には必須の救命ツールらしい。
草から転げ落ちた際などに、パラシュート的な役目を果たすとの事。
それにしても、ずいぶん大袈裟な物を背負っているなぁと・・
(ハゴロモ科・ベッコウハゴロモの幼虫)
葉っぱの上で垂直姿勢を保つ幼虫
イモムシと言うには細過ぎですが。草の葉上で目にしたこれもかなりヘンテコです。
完璧な垂直姿勢を保って微動だにしません。詳細を確認してみると・・
垂直ポーズの秘訣は・・
垂直状態を維持出来ていたのは、先端のここでしっかり葉っぱをつかんでいるから。
垂直に立ち上がる姿勢は、かなり目立ちますが、自信満々でぴーんと・・
(シャクガ(蛾)の幼虫・いわゆるシャクトリムシの一種)

※6/12に都内で撮影

若緑萌える頃に・・2021/04/21 16:12

若緑萌える頃に・・
季節がいよいよ、若緑萌える頃に足を踏み入れた感じ。
明るい陽射しを受け、草木の緑が、なお一層の鮮やかさで目に迫ってきました。
ヨコバイの仲間
若緑萌える頃になると、多数顔見せをするのが元気いっぱいなこの飛び跳ね族達。
草の汁を吸う食性をもつヨコバイの仲間です。
その体色からみても、鮮やかな若緑にぴったりマッチ!。完璧な保護色ですね。
ぴーんと飛び跳ねる動きで、初めてその存在に気づく事が度々です。
エメラルド色に輝いていた翅
これは逆光条件下で目にした個体。
光線を浴びた翅裏が、エメラルド色に染まって何とも魅惑的!。
単純な体形で、見所はあまりない様に感じられる昆虫ですが、決してそんな事は・・
この先は、そんな視点で見つめ直してみようかなと・・

※4/21に都内で撮影

それなりの事情が・・2021/04/17 15:44

それなりの事情が・・
若緑の葉が目に眩しい時期に入りました。
鬱蒼とした木立の下では、いかにも柔らかそうな幼木の葉を数多く目にします。
しかしこんな光景を見かける事も度々。穴ぼこだらけになった痛々しい姿です。
もちろん自然にこうなるわけはなく、当然犯人(?)がいる訳で・・
ナナフシモドキの幼虫
思い浮かぶ容疑者の候補と言えば、やはりこれが有力かな。
これ以上スリムになりようも無い位の細長体形を持つナナフシモドキ幼虫。
これは、いつも出会う所から遠く離れた場所で見つけた、まったく別の個体です。
痩せの大食い達が、”我が時来る” と言う事で、各地で続々と誕生している模様。
若葉にとっては、頭をかかえたくなる様な、困った局面に突入でしょうね。
吸汁中のヨコバイ幼虫
こちらは、葉っぱは食べないけど、汁ならいくらでも吸うよの大食漢。
ヨコバイの仲間の幼虫。太い葉脈に張り付いて、今まさに吸汁中と思われます。
葉っぱをムシャムシャ食べる奴に比べれば、葉っぱとしての被害はそれ程でも?・・
ではなくて被害を受ける植物にとっては、体力を弱らせる行為である事に違いなし。
困ったもんだなぁと思うけど、昆虫側にもそれなりの事情があるしなぁ・・
(ツマグロオオヨコバイの幼虫と推定)

※4/17に都内で撮影

ハクション大魔王現る!2021/03/09 16:38

ハクション大魔王現る!
穏やかな陽射しが戻って来ました。
道端のヘラオオバコも、その光を浴びて元気いっぱい!。
3月5日の記事にも掲載しましたが、その時に比べて背丈がぐーん伸びた感じ。
地面スレスレに開いたロゼット葉も勢いづいて、より立体的に・・
春本番への準備が着々と進んでいるんですね。
ハクションしかかってる顔
さて、昆虫観察の方はどうだったかと言うと・・
何だかヘンテコリンな奴に出会う一日でしたね。
草の葉上で目にしたこれも、かなりのもんじゃないかなと・・
数を増やしつつあるヨコバイの一種なんですが、何かを連想しませんか?。
私の感覚では、くしゃみをしかかっている顔の様にも・・
アニメのハクション大魔王を連想したんですが、どうでしょう?。
アミメカゲロウ
ヘンテコリンと言えば、これもかなりの物。
空中を漂う様にフワフワ飛んだ後、私の手押しカートの締付けネジの頭部に着陸!。
カゲロウの仲間・アミメカゲロウですね。
フワフワ飛翔を可能にするのは、このバカでかい翅。
一体何を求めて、フワフワ飛んでいたんでしょう?
寄り道してないで、早くそこに向かった方がいいと思うけどね・・

※3/9に都内で撮影

晴れたらいいね・・2021/03/08 15:21

晴れたらいいね・・
天気の回復が予報より遅れ、シトシト雨が降り続く日中になってしまいました。
春を待つ植物にとっては、恵みの雨なのかも知れませんが、昆虫達にとっては?・・
これは穏やかな陽射しが降り注いだ日に目にしたツマグロオオヨコバイの日光浴風景。
おそらく今日は、葉っぱの裏に隠れての雨宿りになってしまったんでしょうね。
日光浴中のアブ
こちらも、それなりの陽射しに恵まれた日に見かけたアブ。
日向ぼっこに利用中の木の枝には、膨らみかけた冬芽が複数確認出来ました。
これらの冬芽にとっては、陽射しと共に雨の恵みも、絶対欠かせない発育条件の筈。
それぞれの立場によって、春先の雨に対する受け取り方は違う様です。
昆虫たちにとっては、やっぱり ”晴れたらいいね” なんでしょうね。
さて、明日はいったい?・・

※3/7と3/6に都内で撮影