ウハウハ気分の・・2024/04/13 14:38

ウハウハ気分の・・
一時の様な勢いはなくなりましたが、サクラの花の見頃は依然継続中。
蜜を求める昆虫達にとっては、ウハウハ気分の毎日でしょうね。
これは、ホバリングしながら、蜜の出が良さそうな花を品定め中のクマバチです。
こんな得意技があるから、ハズレを引くことはないんでしょうね。
この花が良さそうだねと、狙いを定めて、イザ・・
※ ホバリング:翅を高速で振動させ、生じる浮力で空中の一点に留まり続ける事。
ヤブキリ幼虫、猛食中
ヤブキリ幼虫は、蜜ではなく、花をガリガリかじる食事法でお腹を満たします。
花びらをかじった後は花芯に移動。ものすごい勢いで食い進んでいました。
少しは、遠慮と言う物が・・そんな気もしますが、食い始めたら、もぉ止まりません。
その小さな体で良く食うよ・・そぉ声をかけたい気持ちになりました。
※それにしても、触覚のこの長さたるや・・
成虫になっても、これだけは使い回しなんでしょうか。
カエルの甲羅干し・・
昆虫達は揃って忙しそうだけど、僕はのんびり行くよ。
カエルの想いはそんなところでしょうか。
カメの場合は甲羅干しだけど、これは、なんて言ったらいいのやら。
こんな光景を目にする度に、春もいよいよ本番だなぁと・・

※4/13に都内で撮影

陽射しが強い日に・・2021/06/22 14:59

陽射しが強い日に・・
梅雨晴れが継続。気温もぐーんと上昇し、汗拭きタオルフル活用と言う暑さでした。
そんな中、涼しい顔で草の茎に止まっていたのは、リュウキュウツヤハナムグリ。
この草地では、多数派と言っていい程の数が生息しています。
見かける全てが、この様な昼寝体勢でじーっと固まっていました。
活動は陽が沈んでから。暑い時間帯には、こうしているのがベストと言う事らしい。
幼木がびっしり生えた場所
涼を求めて樹々が鬱蒼と繁る木立の中に場所移動をしました。
そこで目にしたのは、様々な幼木の陣取り合戦。
降り積もった枯れ葉を養分として、我れ先にと背丈を伸ばし始めている様です。
樹上からセミの声が耳に届く頃には、この場所は、緑一色に染まりそう。
木立の中で目にした小さなカエル
そんな場所で目を凝らしたら、モソモソ動き回るものの気配が・・
そーっと後を追ってみたらこれでした。
小さな褐色のカエル。餌を求めて、水辺からここにやって来たらしい。
狙っているのは、手頃な大きさの昆虫でしょうか。
どんなに小さな動きも見逃さないぞ!って言う気力に溢れた目つきでした。
ここを住処とする昆虫達にとっては、厳重警戒の日々に突入ですね。

※6/22に都内で撮影

いやな奴が・・2018/06/12 20:25

いやな奴が・・
賑わいを増している昆虫の世界。
夏から秋へ・・そのステージで活動する新顔も続々登場中です。
しかし、全てが順調に成長出来るかは、微妙なところ。
場慣れしない新顔達を狙う殺戮者の姿を、いま随所で目にする事が出来ます。
カマキリの仲間もその一つ。これはオオカマキリの幼虫です。
草の葉上を伝い歩きしながら、手頃な獲物を物色中。
まだ頼りない姿ですが、獲物を捕らえる能力は既に一丁前と思われます。
樹下の草地をピョンピョン
昆虫ではありませんが、これも、昆虫達にとっては、大いに脅威的な存在の筈。
ゴツゴツの肌から判断して、ヒキガエルの仲間の幼体と思われます。
木立の中を、ピョンピョン飛び跳ねて移動中。
獲物を待ち伏せ中のカエル
待機場所決定!。エノキの落ち葉の陰に潜んで、獲物の到来を待ち伏せ中?・・
鋭い眼光、いつでも獲物に飛びかかれる態勢の脚、まさにやる気満々って言う感じ。
身体能力的にはカマキリ幼虫に比べて、数倍上かも知れませんね。
昆虫応援派としては、いやな奴が現れたもんだなぁ・・

※6/12に都内で撮影

開花宣言が出された日に2016/03/21 20:44

開花宣言が出された日に
東京でサクラの開花宣言が出された日。
九段の靖国神社のサクラの開花状況を見て、気象庁が毎年発表するものです。
さて私の観察地では?・・
これを以って開花と言えるかは一寸微妙ですが、今日の午後の時点ではここ迄。
今年のサクラは長い期間楽しめそうとの予想も出ています。
”まぁ、そんなに急がずにゆっくり行ってね” って声を掛けたい気分に・・
(ソメイヨシノ)
オタマジャクシ
水中の自然はゆっくりではなくて、かなりの急ピッチで変貌しています。
ついこの間、卵から孵ったばかりと思っていたのですが、既にこの段階まで・・
お尻フリフリの ”オタマジャクシ・ダンス” が賑やかでした。
これはほんの一部で、周囲には気持ち悪くなる程に大量の群れが生息しています。
これが全部カエルになったらえらい事だろうなと、ちょっと心配の眼差しを・・
(アズマヒキガエルの幼体)
ヘラオオバコ
オタマジャクシが泳ぐ小川の縁の草地の動きも、かなり急ピッチ。
地面にベタッと張り付くロゼット葉の形で冬を越して来た草達も揃ってお目覚め。
これはヘラオオバコの今日の姿です。
ひょろっと伸び上がった茎の先に付くとんがり頭の花穂がゆっくり揺れていました。
無事春を迎えられた喜びを、全身で現している感じ。
ヘラオオバコの花穂と小さなハエ(?)
およそ花らしくないけれど、その素性をバッチリ見抜くのが昆虫の凄いところ。
花穂のひとつに超ミニサイズの昆虫が止まっていました。ハエの一種でしょうか。
遠目には判らなかったけど、接近して見ると何となくパイナップルっぽい風情も・・
甘い匂いに誘われてやって来たって言う状況を勝手に想像したんですが・・

※3/21に都内で撮影

春の勢いを・・2016/03/03 20:33

春の勢いを・・
穏やかな陽射しが降り注ぐ草地。そこで目にした春の勢いを感じさせる光景です。
カラカラに乾いた落ち葉の上に、違和感ありありなフレッシュグリーンが・・
良く見たら、落ち葉にあいた穴(虫食いの跡?)から顔を覗かせた若草の先端でした。
”春が来た!さぁ伸び上がるぞ!” って思ったら、頭の上に邪魔な落ち葉が・・
”仕方がないので、あそこにあいている穴から顔を出しちゃえ” ってなったらしい。
こうなった以上、若草と落ち葉はまさに運命共同体。
”強い風を受けて、落ち葉が飛ばされそうになったら?” って余計な心配を・・
アズマヒキガエルの幼体
春の勢いが増した事は、草地だけでなく水辺でも実感出来ます。
これは2/29のブログに載せたアズマヒキガエルの幼体集団の、今日の様子です。
これだけでは分かり難いので、更に接近してみると・・
オタマジャクシ一歩手前
形に明らかな変化が生じていました。特にこの画像中央付近の幼体に注目です。
ぴょんと尖ったお尻。オタマジャクシの姿がうっすら窺える形になっていました。
三日前には揃って豆粒みたいだったのに・・まさに猛スピードでの成長ぶりです。
ここ迄来れば、お尻フリフリのオタマダンスを披露するのも時間の問題。
春の勢いを感じさせるものがそこここに・・いよいよ今度こそ本物かなぁ・・

※3/3に都内で撮影