昆虫界のツイッギー! ― 2022/12/10 14:43
サクラの枝に残る葉はほんの数枚。冬姿がほぼ完成です。
左上の枝に止まっているのは野鳥。寒さに負けず、早起きですね。 穏やかな陽射しが降り注ぐ草地を歩きました。
そこで出会ったのがこれ。枯れ草に止まり日向ぼっこ中のアキアカネ・オスです。
もう無理かなと思っていたので、とても嬉しい気持ちになりました。
今日の様な空がこの先も続けば・・そんな想いを抱いてしまうのですが、さて?。 花盛りになったサザンカで吸蜜をしていたのが、これ。
小さな小さなアブ。ハラボソツリアブでしょうか。
千切れちゃうんじゃないの?と心配になる程の細いお腹。
軽量化の極致って言う感じですね。
昆虫界のツイッギーと言ってもいい様な・・例えとしてはちょっとねぇ。
※12/10に都内で撮影
戻った陽射しに・・ ― 2022/12/07 13:10
予報によれば、この先暫くの間、雨の心配は必要なさそう。
秋から冬へ・・自然の変化をじっくり楽しめるといいのですが・・ 翅を大きく開いて日向ぼっこを楽しんでいたのは、ウラナミシジミ。
数はだいぶ減りましたが、それでも良く目を凝らせば目撃は可能。
この先も出来るだけ長い間・・そんな想いを込めてレリーズON!。 キンエノコロの穂先には、ムーアシロホシテントウの姿が・・
こちらは、日向ぼっこより、餌取りを優先と言う様に見えました。
寒さが厳しさを増す中でも元気に繁る野草にとっては、心強い援軍と言えそうです。 私の定例観察スポット・公園の区画仕切り板で、諦めかけていた出会いが・・
ここ数日見かける機会がなかったアキアカネのオスが日向ぼっこ中でした。
このまま生き続けてフユアカネに・・さすがにそれは無理な願いでしょうね。
※12/7に都内で撮影
冬景色が完成 ― 2022/12/04 14:00
カラカラに乾いた水草の枯れ葉が映る水面。寂しい冬景色が完成です。
水中には来季にデビューを果たすトンボ達の幼い命が眠っている筈。
その無事を祈る気持ちで、水面を見つめました。 気温の低下に伴い、昆虫の姿を見かける機会が激減しています。
手持ち無沙汰な想いは、このジョロウグモも同じでしょうね。
頑張って大きな網を張っているのですが、かかっている獲物はゼロでした。
まさに待ちくたびれて・・店じまいの時が間近に迫っているのかも・・ サザンカの花で吸蜜中のホソヒラタアブ。花との対比で、小ささが際立っていました。
その小ささのおかげで、寒さの影響を受けにくいのかも。
花粉媒介を期待する冬の花にとっては、大事な大事なお客様と言えそう。
よろしくお願いしますの心境でしょうね。その期待に応えて頑張らないとね!。
※12/4に都内で撮影
秋の名残に出会う ― 2022/12/03 14:03
しかし良く目を凝らすと、秋の名残とも言える光景に出会う事が可能です。
枯れ草に止まって日向ぼっこ中だったのはアキアカネのオス。
現役時代そのままの鮮やかな紅色。この分だとまだまだいけそうかなぁ・・ 近くでは、地味な色合いのメスの姿も確認出来ました。
次世代に命をつなぐ産卵も無事終わり、のんびり余生を過ごす日々らしい。
意地悪な寒風よ吹くな!そんな気持ちを抱かせる二頭との出会いでした。 ユキヤナギの枝で目にしたのは、下膨れ形状のオオカマキリの卵のう。
複数の枝にまたがって、ガッチリ産み付けられていました。
このぶんだと、中に眠る新しい生命は安心して孵化の時を迎えられそう。
懸念点は、眼力抜群の野鳥達の目に止まらないかなと言う事。
鋭いくちばしで無残に壊された姿だけは目にしたくないなぁと・・
※12/3に都内で撮影
やはり寂しい ― 2022/11/27 13:57
身軽になって寒風の吹き付けに耐えて行く。冬姿への変身が完了したんですね。 寂しくなるなぁと思っていたら、まだ秋は終わっていないよと語りかける物が・・
鮮やかな茜色が目に眩しいアキアカネのオス。
コンクリート面に止まり、ヌクヌク日向ぼっこを満喫していました。 風の吹き付けがきつかった様で、落ち葉の上に移動して日向ぼっこを再開!。
狙いはズバリ的中!。このポーズのままじーっと動きません。 これ幸いと、前面に廻って顔面ポートレートを一枚。
愛嬌たっぷりのアンパンマン顔をキャッチすることが出来ました。
この顔に対面出来る機会は、もはや残り少ない様に感じます。
それを思うと、やはり寂しい!。
※11/27に都内で撮影