曇り空の下・・2024/02/01 12:47

曇り空の下・・
二月初日に見上げた午前10時半頃の空。
どんよりとして、見ているだけで気持ちが暗くなる様な雰囲気でした。
枝むき出しのサクラの木も、春はまだまだ先かなぁと思っていたかも・・
ウメの花で吸蜜するツマグロキンバエ
そんな空の下でも、開花を始めたウメの花は平常通り。
早咲きの花は、寒さに強いことを証明していました。
その花に来て、吸蜜に没頭していたのは、ツマグロキンバエでした。
花粉媒介を期待する花にとっては、まさに貴重なお客さん。
寒さに強いもの同士。親密な友好関係が成立しているんですね。

※2/1 に 都内で撮影

寒空の下で・・2024/02/02 13:54

寒空の下で・・
どんよりとした曇り空が拡がった午前。当然の事ですが、寒さも超一級でした。
そんな空の下、春の訪れを待つもの達は息を潜めて、じーっと耐えている様子。
レンギョウに産み付けられていたのは、蜘蛛のものと思われる卵のう。
母蜘蛛の知恵・防寒対策として、ふかふかの真綿状の保護材にくるまれていました。
ヌクヌクとは行かないまでも、当面の寒さには十分耐えられそう。
襲われる立場の昆虫達にとっては、歓迎できない事でしょうが・・
勇気ある蕾。周囲は様子見。
寒さに負けず開いたけど、やめときゃ良かったかなぁと後悔している様な花も・・
まわりの蕾は、依然慎重な様子で、固く閉じたままでした。
偉大な先駆者には、常に苦労がつきものって言う事でしょうね。
その勇気に、声援を贈りたい気持ちに・・
※レンギョウ

※2/2に都内で撮影

要警戒の日々が・・2024/02/03 13:38

要警戒の日々が・・
吹き付ける寒風にも負けず、すっくと立ち上がっていた水草の穂。
夏には鮮やかな緑色でしたが、いまは淡い褐色の彩りです。
この風景を目に出来る日々も長くは続きません。やがて力尽きて倒れてしまいます。
その後を継ぐ若緑色を目にする迄には、長い時間が必要でしょうね。
冬鳥として渡来中のツグミ
冬枯れのピークとも言える今の観察地。
わずかに動くものと言えば、餌を求めて飛び回る野鳥達だけでした。
枝先に止まっていたのは、冬鳥として、北方シベリア辺りから飛来したツグミ。
ここも厳しいでしょうが、それでも元いた場所よりは餌事情に恵まれている様ですね。
春の訪れとともに、再び北に向けての長旅に飛び立つ流れ。
寒さに耐え生息する昆虫やミミズ達にとって、要警戒の日々がまだ暫くの間続きます。

※2/3に都内で撮影

まだまだ時間が・・2024/02/04 13:20

まだまだ時間が・・
予報どおり、冷たい雨が降り続く午前になりました。
早咲きの蕾も雨滴を宿して・・気の毒だなぁと思える光景でした。
困惑気味のホトケノザの花
勢い良く突き上がっていたホトケノザの花も、予想外の展開に困惑気味の様子。
こんな空の下では、蜜を求める昆虫達の姿は、当然ですが皆無でした。
穏やかな春の空が安定して続く迄には、まだまだ時間が掛かりそうですね。

※2/4に都内で撮影

超一級の寒さに閉口・・2024/02/05 12:05

超一級の寒さに閉口・・
東京を含め、関東平野部でも降雪の可能性ありとの予想が報道された日。
どんよりとした曇り空が拡がり、寒さも超一級レベルでした。
枝剥き出しになったサクラの木に止まっていたのは、ムクドリ。
この姿勢のまま動かず。さすがの元気者も、この寒さには閉口だった様ですね。
ツツジの花芽も開くのやめとこう。
少し開きかけたツツジの花芽ですが、この段階でストップ。
せっかちに開いて、寒気にさらされるよりは、賢明な判断でしょうね。
もうしばらくは、逡巡の日々が続きそうです。
東京都区部にも雪
※追加掲載:
東京都区部でも降雪。日没とともに、更に勢いが増しています。
この先、どう推移するんでしょうか。とても心配な状況です。
※後日記載:
若干の積雪はありましたが、陽射しを浴びて、あっけなく融けてしまいました。
東京の雪って、いつもそんな感じですね。救われている気がしますが・・

※2/5に都内で撮影