薄紅色に染まる朝空 ― 2023/11/27 12:59
手前のサクラの木の枝には、葉が一枚も残っていません。
身軽になっての冬越し。その準備は、ばっちり完了したらしい。 サクラの葉が散るタイミングには、かなりの差異があるみたい。
この木の枝には、依然、様々な色合いの葉っぱがびっしり。
明るい陽射しを浴びて、その鮮やかさが一層強まっていました。 数はすっかり減ってしまいましたが、目を凝らせば、昆虫達との出会いは可能。
今日は、葉上で日向ぼっこ中のルリシジミに出会いました。
穏やかな陽射しが降り注ぐ日には、吸蜜より日向ぼっこの方が優先事項らしい。
寒い時期に生きる昆虫達にとっては、重要な延命策と言えるのでしょうね。
驚かせない様に気をつけながら、息を潜めて一枚。
※11/27に都内で撮影
たよりにしてるよ・・ ― 2023/11/26 13:30
樹々の落葉を急がせる雨と言えそうですね。
イチョウの木の下にも、黄色い落ち葉がたくさん。
枝には、まだ多くの葉が残っていますが、それらも、早々に散り落ちる流れ。
冬姿への変身が急速に進んでいますね。 そんな空模様ですから、昆虫との出会いは、さして期待していませんでした。
しかし、多少の雨はなんでもないよって言う、元気者の姿が・・
これは、コセンダングサの花でのヒラタアブの吸蜜シーンです。
こんな悪天候じゃ、花粉媒介役の訪れはむりだろうなぁ・・
そう思っていた筈の花にとっては、まさにウェルカムな来客でしょうね。 さすがに、お天道様大好き昆虫・テントウムシ成虫の姿はさっぱり。
でも、幼虫の姿を目にする事は出来ました。
成虫同様、花にとっての迷惑者アブラムシ退治のエキスパートと言える存在です。
たよりにしてるよ!。そんなつぼみの声が聞こえてきそうな光景でした。
※11/26に都内で撮影
寒さに強いかも・・ ― 2023/11/25 15:12
紅色に色づいたカエデの葉です。
樹々の紅葉も終盤に入りました。そろそろ見納めかなぁと・・ 樹木の太幹で目にしたツタ性植物のツル。
目覚ましい勢いで背丈を伸ばしている様子でした。
寒さが厳しさを増す時期に入ったのに、この元気ぶりは驚異的ですね。 昆虫との出会いはさっぱり。寂しい時期に入ったことを実感させられました。
目を凝らして、やっと見つけたのがこれ。スリムな形状の蛾でした。
弱々しい印象ですが、この手の昆虫って、意外と寒さに強いのかも・・
この先も見かける機会が多ければ、その事が立証されますね。 果たして・・
※11/25に都内で撮影
目に留めておきたい・・ ― 2023/11/24 14:54
晩秋から初冬にかけて色づく紅葉の鮮やかさも、かなりのもの。
もうすぐ枝剥き出しの寂しい冬姿に・・しっかり目に留めておきたい光景です。 樹下に目を向けたら、遥か昔の思い出をよみがえらせるものが・・
子供の頃のママゴト遊びの定番となっていたイヌタデ 俗称:アカマンマの花です。
そのイメージはお赤飯。いまやそんな遊びの光景を目にする事もなくなりました。
私が幼い頃には、雑草がおいしげる原っぱが、近所にたくさん。
遊びの材料は、いくらでもあったんですけどね・・ 今日見かけた昆虫の中で、特に印象に残ったのがこれ。
ころっとした体形のヨツモンカメノコハムシでした。
体の左右が透明に近い質感を持っているのが特徴。
実に手が込んだ細工だなぁと、出会う度に感心してしまいます。
かなり小さいので、見つけるのは、とても難しいのですが・・
※11/24に都内で撮影
そんな場所にも・・ ― 2023/11/23 13:29
まさに散り急ぐと言う表現がぴったりの光景と感じました。
そんな場所にも、鮮やかな緑を保ったままの植物が・・
落ち葉を栄養分にして、この先さらに元気を増そうと言う魂胆でしょうね。 枯れ落ち葉の隙間から顔を覗かせた若緑です。
終焉の時を迎えたものもあれば、元気に育つぞと言う意欲に溢れるものもあり。
今の時期の自然は、実に多様ですね。 猛烈な繁茂力を見せてきたクズの葉も、ピークを越えてしまった様です。
冴えない色の葉を多く見かける時期に入りました。
葉っぱを食する昆虫たちにとっては、極めて厳しい状況かも・・
でも、食べないわけにはいかないし・・そんな感じだったのが、クズクビボソハムシ。
元気がない葉っぱ。どう見ても美味しそうじゃないですね。
嘆きの声が聞こえそうな光景でした。
※11/23に都内で撮影