梅雨時の花と言えば2012/06/06 23:30

梅雨時の花と言えば
梅雨時の花と言えば、何をさしおいてもまずアジサイ。
開き具合にまだ差がありますが、最も進んだ所では既にここ迄。
梅雨らしい雨に濡れた情景を早く目にしたい気がします。
傘をさしての観察散歩って、あまり嬉しくはないけれど・・
トキワツユクサ
もう一つ梅雨時の花として忘れてはならないのがツユクサ。
イメージ的には青紫の涼やかな花なんですが、こんな白いのもあり。
観賞用として南米から渡来した後、野生化したトキワツユクサです。
いま道端で意外な程沢山の群落を作っているのが確認出来ます。
清楚な姿に似合わず、要注意外来生物に指定されているんだとか。

活気づく水辺2012/06/07 23:40

活気づく水辺
成熟したトンボが忙しく飛び交い活気づく水辺。
今日はギンヤンマカップルのタンデム体勢による産卵に出会えました。
メスが産みつける卵は、個々の水草に対してたった一粒ずつだけらしい。
水草から水草へ・・この様なお繋がり状態での伝い飛びを繰り返していました。
若いギンヤンマ
繁殖行動が活況を呈する一方、新しい個体の誕生も続々と・・
水草にとまるこれも羽化して間もない個体の様でした。
どこにも傷みの見られない真新しい翅が夏の陽射しを受け輝いていました。
※いずれも6/7に都内で撮影

バレバレだよ2012/06/08 23:21

バレバレだよ
繁茂した草木の葉を仔細に観察すると、結構面白い物に出会えます。
これはいわゆる尺取り虫・シャクガ幼虫の擬態行動(?)です。
発見した時は、くたっと伸びていたんですが、カメラに気づいて起立!。
伸びていればゴミ位にしか見えないのに、却って目立ってしまっています。
”折角だけどバレバレだよ”って声を掛けたくなる感じでした。

中休みを適度に・・2012/06/09 19:28

中休みを適度に・・
北陸、関東甲信、更に東北南部までと広域にわたって梅雨入りしました。
稲を含む植物の生育にとって欠く事が出来ない水の恵み。
それは十分に判っていても、やはり傘マークの日の連続は憂鬱です。
”中休みを適度に挟んで” を望みたいところなんですが・・
▲梅雨時の旬の花アジサイ。
今年はほぼタイムリーな開花状況の様です。
雨が似合う花
▲やはりしっとりと雨に濡れた姿がいい。
※いずれも6/9に都内で撮影

夏の陽射しが2012/06/10 20:02

夏の陽射しが
梅雨入り翌日の東京は早速の中休み。夏の陽射しが降り注ぎました。
青空をバックにすいすいと飛び回っていたのはツバメ。
巣で待ち受ける雛の為の餌捕りと思われます。
ショウリョウバッタ幼虫
雨降りの日には静まり返る草むらも、俄然活気づいていました。
これは今季初めて出会ったショウリョウバッタの幼虫です。
日本に生息するバッタの中での最大種ですが、今は情けない位に小さい。
精霊の名が示す様に、目立つ姿に成長するのは八月の旧盆の頃でしょうか。
ショウジョウトンボ
不意に足下から飛び去ったトンボ。そーっと追跡してみたらこれでした。
真夏には全身真っ赤に染まるショウジョウトンボの幼体。
灼ける様な夏の陽射しを浴びる日を目指して続々と誕生中の様です。

※全て6/10に都内で撮影