お湿りは適度にね・・2017/06/02 20:02

お湿りは適度にね・・
一天にわかにかき曇り・・そんな言葉がぴったりと言った感じの空に急変しました。
晴れとは言え、ずーっと安定してとは行かない所が、ここ最近の天気の傾向です。
時期的にみても、空が、早く梅雨モードに入りたくてウズウズしてるのかも・・
そんな空の下、濃さを増しつつある木立の緑も、雨の恵みを熱望中?・・
トホシテントウの交尾シーン
暗くなった空の下、木立の中では、昆虫達のホットなシーンがそこここで・・
これはカラスウリ等を食害するトホシテントウの交尾シーンです。
この先もたらされる雨の恵みを受け、食草も、更に旺盛な茂り具合を見せる筈。
それに呼応して、こちらも量産体制に突入と言う事らしい。
ガクアジサイの花
雨が似合う旬の花は、既にスタンバイ完了って言う感じ。
ガクアジサイの花(両性花)も、空に向かって、雨々降れふれ?・・
さて、自然観察カメラマンとしては?・・
”お湿りは適度にね” って言う所でしょうか。

※6/2に都内で撮影

マルチパフォーマー2017/05/25 20:00

マルチパフォーマー
最も遭遇機会の多い昆虫と言えば、アリが筆頭格に位置するのではないでしょうか。
ただ余りにも小さくて目に留まらないだけ。
視点をルーペモードに切り替えて見ると、結構面白い習性を知る事が出来ます。
まずは小さな花(ハハコグサ)に止まる小さなアリ。甘い蜜を堪能中。
スポンジケーキに首ったけって言う感じ。最も妥当なアリらしい行動ですね。
花外蜜腺に惹かれるアリ
がっしりとした体形のこのデカブツはクロオオアリでしょうか。この行動は一寸変。
花ではなく、草の葉っぱに口吻をすり寄せて、何かに熱中していました。
これもアリの仲間が良く見せる摂食行動です。
葉の表面にある花外蜜腺から沁みだす蜜を吸い取ろうと言う算段らしい。
デカブツらしからぬ繊細な作業だなぁと・・
でも、夢中にさせるだけの価値のある栄養豊富な蜜なんでしょうね。
自然界のクリーニング役
さてこちらは自然界のクリーニング役を遂行中のシーンです。
トホシテントウの死骸に接近中のアリ。この後とる行動は当然の事ながら・・
アリはまさにマルチパフォーマー。注目すれば多様な行動に出会う事が出来ます。
しかし、目が疲れるし、カメラのフォーカスも合いにくいし・・

※5/25に都内で撮影

葉っぱの受難が・・2017/05/22 20:48

葉っぱの受難が・・
5/18と19に掲載済みの、エノキの葉にいるアオスジアゲハ幼虫の今日の様子です。
若葉特有の赤色から緑色への変色過程にある葉。
幼虫も、その色に馴染む様な色変わりを進めていました。
アオスジアゲハ幼虫の顔
この世代の幼虫に出会うと、ついこのアングルの撮影をしたくなります。
頭部を正面から撮影した一枚。とぼけたオッサン顔って言う感じ。
呑気な顔をしていても、葉っぱに対する食欲は相変わらずです。
葉っぱが完全に緑色に変化すると、硬くなって食べづらい。
黄色味が残る今のうちに、たくさん食べておかなくちゃって言う事の様です。
取り憑かれた葉っぱの受難は、まだもう暫くの間続きそう。
キカラスウリの葉に食い痕が・・
これはエノキの樹下で目にした、別種の葉っぱの受難の様子です。
網目状の盛大な食い痕を付けられたのは、キカラスウリの葉っぱ。
誰がこんなひどい事をするの?って言う事ですが・・
キカラスウリの葉とトホシテントウ
その答えはすぐに見つかりました。
別の食い痕の近くで一休み中のトホシテントウです。
この構図から判断して、食い痕を付けた犯人(?)はこれで間違いありません。
テントウムシの殆どは肉食性で、害虫を退治する善玉ですが、これは真逆と言う訳。
とにかくカラスウリ系の葉が大好物。食う時には徹底的にって言うのが流儀みたい。
様々な葉が繁り始めた今、それぞれが受難の危険性に直面している訳ですね。

※5/22に都内で撮影

ニセモノもいるから・・2017/05/14 20:51

ニセモノもいるから・・
草から草へ・・ちょこまかちょこまか、行ったり来たり・・
ナナホシテントウの動きがますます活発になって来ました。
その色・形から、昆虫の好感度ランクではかなり上位に位置する筈なんですが・・
ナナホシテントウ
こう言うお仕事中シーンを目にすると、少し印象が変わるかも・・
草にたかっているアブラムシに、”さぁ、食うぞぉ” って狙いを定めているところ。
この後は、何とも残忍な捕食シーンへとつながって行きます。
で、印象が変わるかと言えば、それはあまりにも表面的に過ぎる様な・・
緑を枯らす悪役を駆除しているとなれば、当然プラス評価に変わりますよね。
トホシテントウ
しかし一筋縄でいかないのが、昆虫の世界。
善玉に色・形を似せた偽物もいるから、油断できません。
それがこれ。最近頻繁に見かける様になったトホシテントウです。
配色はナナホシテントウにそっくり。
でも黒点がデカすぎるし、体形もズングリムックリで、やっぱり変だよなぁ・・
このテントウは草食性で、カラスウリやアマチャヅルの葉を食害します。
ナナホシの様に、緑の守護役として奮闘するのとは、正反対の立ち位置です。

※5/14に都内で撮影

本体その物以外にも・・2017/05/13 19:12

本体その物以外にも・・
活発に動き出した昆虫の世界。
それにつれて、昆虫本体そのもの以外にも観察の楽しみが沢山・・
繁殖行動の結果産み落とされた卵の観察もそのひとつ。
卵それぞれがユニークな形をしていて楽しめます。
これはナミテントウの卵。何でもない板塀などに塊となって産卵されている事が多い。
ゼリービーンズ或いは飲み薬のカプセルの様な質感が感じられて面白い。
それにしても、あの小さな体から良くこれだけ大量に産み出せるもんだなぁ・・
赤い葉っぱにポツンと・・
最初に赤く染まってからやがて緑色に変わって行くのが、タブノキの葉っぱ。
いかにも柔らかそうなそんな若葉で良く目にする光景がこれ。
葉っぱの表面にポツンと写っている白い球体が観察の対象です。
アオスジアゲハの卵
拡大してみるとこの通り。一粒の真珠玉って言う趣きも・・
これを産み落とした主は、アゲハチョウの仲間・アオスジアゲハです。
この手の若葉に産卵した理由は、生まれて来る幼虫にひもじい思いをさせない為。
確かに柔らかくて幼虫の離乳食(?)としては最適な感じ。
”沢山食べてはやく大きくなるんだよ” って言う母心が感じられて、なんかホッコリ。
食べられる葉っぱとしては、”冗談じゃないよぉ” でしょうけどね・・

※本日撮影の画像ではありません(5/12と5/11に都内で撮影)