伸縮自在な・・2017/05/16 21:02

伸縮自在な・・
人により好き嫌いに大きな違いが出ると思われる昆虫が、蛾の仲間の幼虫・尺取り虫。
クネクネしてて気持ち悪いって言うのが大半の見方ではないでしょうか。
私も以前はそうでしたが、良く観察してみると、これが中々・・
とにかく目的を達成する為に一生懸命って言う感じの動作に、若干共感する様な・・
これは、葉っぱの上で、さてどっちに行こうか思案中の一コマ。
あっち向いたりこっち向いたり・・ブルンブルンと首振り中。
クネっと度合いMAX
方向が決まれば、身体中の全パワーを振り絞って、イザっ!・・
歩幅(?)を稼ぐには、これ位の曲げ角度が必要と言う事で、クネっとMAX!。
こんなに伸びるんだぞ
クネっと曲がるのも得意だけど、こんなに真っ直ぐにもなるんだよって・・
隣の若葉に乗り移ろうと奮闘中の一コマです。
結果は大成功!。伸縮自在な体って便利だなぁって感心する事しきりでした。
かじられる葉っぱにとっては、ほんとイヤな奴だなぁって言う事でしょうが・・

※5/16に都内で撮影

恋の季節へ・・2017/05/12 21:28

恋の季節へ・・
昆虫の世界のカレンダーは、超凄速でめくられている様です。
ついこの間初遭遇したと思った種も、既に恋の季節真っただ中と言う状況に・・
これは水面に浮かぶ細枝に止まるクロイトトンボのペアー。
後方メスが時々お尻を水面に浸して産卵する様子が確認出来ました。
次世代への命の継承はバッチリって言う感じ。
スズメガの一種の交尾
真剣だけど、よそよそしいって言う感じのラブシーンがこれ。
スズメガの一種でしょうか。お互いに反対方向を向いての交尾でした。
それにしても、この色、形、若緑の葉に引っかかった枯葉にしか見えません。
熱い行動の最中にも、外敵への警戒は怠らず。昆虫の世界も大変だなぁと・・
ナナフシモドキ
今日も、くたーっと伸びていたナナフシモドキには、恋の季節は関係なし?。
この種はいわゆる単為生殖と言うやつで、メス単独での子作りがもっぱららしい。
お相手探しに苦労しないで済むって言うのは、確かに楽な生き方かもね。
それで、このくたーっとした態度なのかぁ・・

※5/12と5/11に都内で撮影

織姫2017/04/27 20:34

織姫
サクラの若葉で目にしたちょっと?な光景。
頭の黒いイモムシが何かやっていました。
まずは右向いて・・
頭を振って・・
そして頭を振って・・
左向いて・・
左向きに・・
この往復動作を何度も繰り返していました。
注目点は、頭の先に見える白い糸状の物体です。
折れ曲がったサクラの若葉
全体像を見るとこの通り。葉っぱが、V字形に折れ曲がっていました。
これにより、イモムシの行動の目的が判明です。
自分が作り出した糸で、葉の両端を引きつらせ、住処を作ろうと言う算段。
今の時期特有の、柔らかい若葉を利用してのマイホーム作りって言う訳ですね。
私的に好感度が低いイモムシだけど、この作業を見て少し印象が変わった様な・・
ふと頭に浮かんだ言葉は、緑の世界で糸を織る ”織姫” なんですが・・
(蛾の幼虫と推定・キシタバの一種?)

※4/27に都内で撮影

美味しい桜の葉で・・2017/04/18 19:52

美味しい桜の葉で・・
散ってしまった花に変わり、フレッシュグリーンの葉っぱが目を惹くサクラの木。
新緑の季節を象徴する様な、活き活きとした色合いが魅力的です。
しかし、残念なのは、こんな感じに傷んだ状態の葉っぱが多い事。
勿論、自然にこうなったのではなく、悪事をはたらく犯人(?)がいる訳で・・
ナナフシモドキの幼虫
その一つがこれ。サクラが若葉を付ける頃に決まって登場するナナフシモドキです。
細い体の割に、食いっぷりはかなり旺盛。
葉っぱの端からではなく、この様にくりぬいた穴状の食痕を残す特徴があります。
食事は夜にする事が多いそうで、昼はこんな風にくたーっとしている事が多いみたい。
陽が落ちてからの大食いに備えて、今はぐっすりお昼寝中?・・
サクラの葉を食べる芋虫
こちらは葉っぱの端から食い進むタイプ。シャクガの幼虫と思われます。
尺取り虫特有のクネっと曲がる体が、葉っぱの外形にフィットして目立ちにくい。
巧まざる擬態と言えるでしょうか。

※4/18に都内で撮影

悲劇でなければ・・2017/02/06 20:50

悲劇でなければ・・
立春を過ぎたとは言え、本当の春は、まだずーっと先の様です。
予報どおり、風の方向が、北からに変わった午後。
丸裸の冬木立ちに野鳥が一羽。寒気を切り裂く様なさえずりが響き渡っていました。
羽化不全と思われる蛾
そんな冬木立ちで目にした謎な光景がこれ。
太い木の幹に止まっていたのは、目玉みたいな眼状紋を持つ蛾でした。
クロスジオオシロヒメシャクでしょうか。しかし何だか様子がおかしい。
翅がヨレヨレで、開ききっていません。特に左側の翅のヨレヨレ具合がひどい。
この蛾の出現時期は、6月から9月頃までとされています。
全く時期外れの羽化をしてしまったのでしょうか。
全般的に暖冬傾向だったとされるこの冬。それに伴う悲劇でなければいいのですが・・

※2/6に都内で撮影