ちょっと面白いの2017/08/22 20:41

ちょっと面白いの
最近、草むら散歩で目にしたちょっと面白いものを三つ。
って言うか、二つのもありますが・・
まずは、例年にない多雨傾向に大喜びって言う感じのカタツムリ。
我が時を得たりって言う事の様で、真夏の草むらでも頻繁に見かけます。
これは愛を語り合う二人(?)って言う事?・・ガッチンコしていました。
ワルナスビの実
小枝から吊り下がる、ミニミニスイカ二つ。
表面の模様からそんな感じもしますが、これは嫌われ者の野草・ワルナスビの実。
ワル(悪)と付く位だから、その素性は知れたもの。
海外から移入し、凄い繁茂力で、他の植物の生存に悪影響を与える事、甚大。
またこの実を食べた家畜等が、含有される毒にあたって死亡する事もあるらしい。
”何となく面白いな” なんて、呑気に眺めていてはいけない様です。
アシブトクチバ
面白いと言うか、すごく奇抜だなと思える昆虫画像もひとつ。
蛾の仲間・ヤガ科のアシブトクチバの静止風景です。
ド派手な色で相手を威嚇する種が多い蛾の仲間ですが、これは渋いモノトーン派。
威嚇効果はいか程?って思いますが、大胆な模様でのびっくり効果狙い?・・

※本日撮影の画像ではありません(8/21と8/20に都内で撮影)

お昼寝タイムに・・2017/08/12 20:34

お昼寝タイムに・・
子供の頃の夏休みの習慣の一つに、母親の言いつけに従っての昼寝があります。
何で寝なくちゃいけないのって思いましたが、寝覚めのスッキリ感は確かにグッド。
そんなスッキリ感を期待してでしょうか。
昼下がりの草むらでも、お昼寝中の昆虫を多く見かけます。日陰を選んでぐっすり。
このナナホシテントウもその一例。ちょこまか動き回る為のパワーを充電中?。
カナブンぐっすり
カナブンも心置きなく熟睡中・・って言うか、随分不安定な場所でのお昼寝ですね。
もし落っこちても、硬い殻が身を護ってくれるから、大丈夫なのさ?・・
尺取り虫のお昼寝ポーズ?
こちらは、全身硬直状態でのお昼寝です。
くねくね曲がる体が特徴の尺取り虫・シャクガの幼虫。
このポーズをとっている限り、外敵の目をだませるので安心なのさって言う事?。
私の見立てでは、逆に目立ちすぎだと思うけどなぁ・・
トゲヒシバッタにアリがちょっかい
昼寝なんて言う甘っちょろい事していられるか!って言う奴もいます。
それが超勤勉派の各種アリたち。これはそんな事を示す一例。
枯れ草が敷き詰められた場所で、熟睡中のトゲヒシバッタの前脚先に注目です。
かなり大形のアリがかじりついていました。”しめしめ寝てるぞ” って・・
この直後、バッタが気付いて逃げ去りましたので、大事に至らずでした。
それにしても、ほんと迷惑な奴だなぁ・・アリたちも昼寝ぐらいしろよ!・・

※8/12に都内で撮影

敢えて紅色2017/08/05 20:45

敢えて紅色
擬態色で身を護る種が多い中、敢えて周囲の緑に映える紅色をまとう昆虫もいます。
今日交尾シーンに出くわしたベニイトトンボもそのひとつ。
ハートマークの上方・オスの体色がまさにそれ。
下方・メスはくすんだオレンジ系で、オスの派手さとは比べようもありません。
多くの昆虫に見られる傾向・派手なオス、地味なメスがすばり当てはまっています。
ベニイトトンボのオス・顔面
オスの顔を正面から見るとこの通り。
熟れたミニトマトを連想させる様な真ん丸な眼。
この眼で、ベストパートナーとなるメスを品定めしていたんでしょうね。
メスに気に入られる様な目立つ衣装で水辺をフラフラ・・
目に付きやすいその姿。捕食者の目に留まらぬ事を祈るばかり。
アカマダラメイガ
割と地味なのが多い蛾の世界にも、紅色をまとう洒落者がいます。
それがこのアカマダラメイガ。
長いガウンをまとった貴婦人と言う雰囲気さえ感じられるその姿。
さて、この派手目な衣装の狙いとは?・・

※8/5に都内で撮影

しゃちほこばった・・2017/08/03 20:40

しゃちほこばった・・
小さいけれど、いやに偉そうな奴だなぁ・・
この蛾を目にした瞬間の印象です。シャクガの仲間・ツマジロエダシャク。
いわゆる ”しゃちほこばる” って言うんでしょうか。
肩肘張ったその姿、自分を狙うものへの威嚇的効果を狙っている様に思えます。
さて、この偉そうな奴、蛾だから、当然イモムシ状態の幼虫時代があった筈。
どんな姿だったのかなぁと、過去に撮影した画像を調べてみたら・・
サクラの葉を食べる芋虫
行き当たったのがこれ。当ブログの、2017/4/18 記事に掲載した画像です。
サクラの若葉で目にした尺取り虫、体を器用にくねっと曲げて猛食中の一コマ。
色合い的には、ツマジロエダシャクの幼年時代を彷彿とさせる様に思えます。
これが長じて、あのカクカクとした成虫に・・そうだとすれば、正に激変!。
こういう変化を楽しめるのも昆虫観察の醍醐味と言えそう。
暑さ厳しき中、やはり虫がいそうな場所に足を向けてしまいます。

<観察メモ>今日、ツクツクボウシの声を、今季初めて耳にしました。
東京では夏の終わりを象徴するセミです。いくら何でも少し早すぎる様な・・

※8/3に都内で撮影

せわしないお食事2017/07/16 19:56

せわしないお食事
夏の草むらを彩る花のひとつ・ヤブガラシ。
びっしり咲いた小粒の花から昆虫たちに蜜をプレゼントしています。
この花の常連と言えばアオスジアゲハが思い浮かびますが、今日は風変わりな奴が・・
吸蜜中の姿を正面からみるとこの通り。何が何やらって言う感じですね。
飛んだまま吸蜜中
横から吸蜜風景を観察しました。
ハチの様にも見えますが、これは、蛾の仲間・モモブトスカシバです。
この様に翅を震わせて飛翔したまま、口吻を花に伸ばして吸蜜します。
モモブトスカシバの吸蜜風景
花には止まりませんので、バランスをとるのが結構大変みたい。
これは、片足をくいっと曲げて、バランスをとっている状態ですね。
飛びながらの吸蜜なので、蜜の出が良さそうな花を、次から次に選び放題。
傍目にはせわしないなぁと思うけど、極めて効率的な食事法です。

※7/16に都内で撮影