晩秋の色に見とれる2019/11/09 19:12

晩秋の色に見とれる
寂しい冬景色に向かう段階で、ほんのひと時だけ目に迫ってくる鮮やかな彩り。
キャストは、思い想いの色に染まる樹々の葉、そして風になびいて光る水草の穂。
その演出者は、早くから傾き始める晩秋の陽射しです。
今日はその条件が全て整っていた感じ。しばし見とれてしまいました。
冬姿への変身を急ぐ木
視線を空に向けるとこの通り。地上とはガラリとイメージが違うクールさでした。
その空に向かって突き上がっていたのは、冬姿への変身を急ぐ木。
既に多くの葉を散らして、かなり身軽になっていました。
天候の異変に悩まされたこの秋。しかし、ここに来て帳尻はバッチリ!・・
オオカマキリの卵のう
これも、帳尻はバッチリの一例。
低木の枝に産み付けられたオオカマキリの卵のうです。
見事に整った形状で、母虫の産卵技術の優秀さを物語っていました。
大きさもかなりのもので、この分だと、中には眠る新しい命も相当な数の筈。
多くの昆虫達に恐れられるカマキリの地位、来季も不変と見て良さそうです。

※11/9に都内で撮影

晩秋好日2019/11/08 20:39

晩秋好日
清楚なモノトーンタッチの翅色を持つものが多いシジミチョウの仲間。
そんな中、異色とも言えるカラフルさで目を楽しませてくれるのが、このベニシジミ。
早くから傾きだす晩秋の陽を浴びると、その魅力が一層引きたつ様に思えます。
これは、ユリオプスデージーでの吸蜜風景。
ややしおれかかった花だったけど、ベストパートナーとの至福の時と言う感じでした。
アキアカネの日向ぼっこ
風も穏やか、陽射しも燦々の日は、晩秋を生きる昆虫達にとっては何よりの恵み。
そんな感じで、ゆったり翅休めをしていたのは、アキアカネのメスでした。
数の減少が顕著な今、こうして至福の時を過ごせるのは、ごく限られた者だけの特権。
この先も穏やかな日々が長く続く事を願わずにはいられません。
フェードアウトは、まだずーっと先でいいよ・・

※11/8に都内で撮影

早くから傾く陽に・・2019/11/05 19:43

早くから傾く陽に・・
早くから傾き始める陽が、秋の深まりを強く感じさせる頃。
写真撮影上は、やや追い立てられる気持ちになるのですが、有難いなと思う事も・・
その一例がこれ。赤く色づいたハナミズキの葉です。
葉がかなり厚めなので、順光状態では、この鮮やかな色合いが全く活きてきません。
晩秋の陽が教えてくれる、隠れた紅葉観賞法と言えるかも。
ジョロウグモの網
同じような陽射しを浴びて、キラキラと輝いていた蜘蛛の網。
施工主は、大型の蜘蛛・ジョロウグモでした。
体の大きさに見合った大きな網ですが、収穫はご覧のとおり、さっぱり。
寂しさを増し始めた昆虫世界の現状を物語る光景と言えそうです。
今日も、そろそろ店じまいしようかなと言う時間帯でしょうか。
オンブバッタひとりぼっち
”日暮れが近づくと寂しいね” そんな雰囲気を漂わせていたのが、これ。
枯葉や枯れ枝が敷き詰められた地表をウロウロしていたオンブバッタです。
背中に乗っかっている筈の連れ合いは既に息絶えた?・・
そんな事をふと想像させられました。寂しいですね。

※11/5(紅葉とバッタ)と11/4(蜘蛛)に、いずれも都内で撮影

好天の継続を・・2019/11/02 21:51

好天の継続を・・
早起き苦手派の私としては、めったに見る事が出来ない、日の出直後の空。
夕刻とは趣の異なる色に染まる雲が、寝ぼけ傾向の目に一際新鮮に映りました。
背景の水色も爽やか。新しい一日の始まりにふさわしい色合いだなぁと・・
温色系に染まり始めた野草
これは、昼過ぎに目にした草むらの風景。
全てではありませんが、この様に温色系に染まり始めた草を目にする事が出来ました。
寂しい枯れ景色への変身が着々と・・そんな気がして、焦りを感じてしまいます。
すかっとした晴れ日が少なかったこの秋。まだまだ早過ぎだよと・・
コセンダングサで吸蜜するナミハナアブ
しかし、緑が残る場所では、依然、昆虫達の動きが活発で、ほっとしました。
今の時期の蜜供給源として重宝がられているのが、コセンダングサの花。
その花を巡って、忙しく吸蜜を繰り返していたのが、このナミハナアブでした。
花の大きさに見合った小柄なアブですが、この様に茎が大きくかしいでいました。
好天の日は食欲倍増。蜜をたっぷり吸ったので、体重が激増と言う事かも・・
コセンダングサにいたヤマトシジミ
こちらは軽量級。吸蜜 兼 日向ぼっこを楽しんでいたヤマトシジミです。
どこにでもいるごく普通種のシジミチョウですが、こうして見ると表翅の輝きは中々。
好天の日、リラックスして翅を開いた瞬間が、狙い所かなと感じました。
明日は晴れの特異日とも言われる文化の日。でも予報的にはどうも芳しくないみたい。
次第に数を減らし始めた昆虫の為にも、好天の継続を強く望みたい気持ちです。

※11/2に都内で撮影

秋型から冬型へ・・2019/11/01 20:44

秋型から冬型へ・・
秋型から冬型へ・・11月初日の夕空は、そんな変化を感じさせる色合いでした。
過激な気象続きで、翻弄されどおしのまま過ぎてしまったこの秋。
こんな穏やかな表情の空を目にすると、気持ちがほっとやわらぎます。
秋の草で捕食中のナナホシテントウ
この先、草むらで目にする昆虫も、徐々に数を減らして行くのが例年の流れ。
そんな中 ”僕は大丈夫。冬の間もちょくちょく出会えるよ” って言いたげなのがこれ。
現在、秋の草上を忙しく行き来してアブラムシ退治に大忙しのナナホシテントウです。
枯れ落ち葉の下などに潜んで冬の寒さに耐え、成虫越冬をする逞しいやつ。
そんな耐寒生活への備えでしょうか。その多忙ぶりにも一層拍車が掛かった感じです。
ほんと、頼もしいやつだなぁと・・

※11/1(夕空)と10/31(ナナホシテントウ)に、いずれも都内で撮影