真昼時は・・2016/08/05 20:41

真昼時は・・
雨の心配を抱かせる様な雲が全く認められない空。
そこから降り注ぐ陽射しは、ジリジリと灼けつく感じの真夏型でした。
これは真昼時のワンショット。
強い陽射しにもめげず、精緻な網を張って獲物を待つ蜘蛛です。
しかし収穫の方は、さっぱり。
暑さを苦にしない筈の夏の昆虫達も、日向での活動は自粛でお昼寝中?・・
ヨツスジトラカミキリ
そんな推測も全く的外れではない感じ。
林間の下草の繁みでは、それなりの数の昆虫を確認出来ました。
これはカミキリムシの一種・ヨツスジトラカミキリ。
撮影の際に不手際で葉っぱを揺らす事もありましたが、全然動く気配なし。
これは完璧に寝ているなぁと・・
確かにここは日向の暑さとは無縁の場所。
この時間帯は無駄に動き回らずこうしているのがベストだよって言う事らしい。
カメラマンも同様にって行きたい所ですが、こう言う場所に限って蚊の襲撃が凄い。
残念ながら、今日の観察は早々に終了としました。

※8/5に都内で撮影

君はクワガタか!2016/07/11 21:33

君はクワガタか!
幹の所々に樹皮の剥がれが認められる大きな木。
その一箇所で怪しいものを発見。画像中央やや上の黒い物体です。
何じゃこれ!
ノロノロと動き出しました。何とか実態を確認しようと追いすがって一枚。
昆虫の一種である事は間違いないのですが・・
私としては、完璧に、なんじゃこれ!。
カミキリムシ幼体の頭部
ディテールも確認しておかないとと、ノーファインダで頭部フロント側から接写。
その結果、こんな恐ろしい牙(?)を持っている事が確認出来ました。
君はクワガタか!って言いたくなるような鋭い牙でした。
私はこれを見て、多分あれだなと推定。
その推定は、種は特定出来ませんが、カミキリムシの仲間の幼体でした。
もう少し時間が経てば、翅や触覚も生え揃って、一丁前の姿になりそうな気が・・
ここの所、出会いの機会が増えているカミキリムシの仲間。
羽化直後のにはまだ未遭遇でしたので、推定が的中だったら、ラッキー!。

※7/11に都内で撮影

七夕に因み天牛を・・2016/07/07 22:34

七夕に因み天牛を・・
年に一度だけ、天の川を挟んで繰り広げられる切ないラブストーリー・七夕。
それに因み、こじつけですが、天の川の天と言う文字を冠する昆虫の画像を数枚。
中国名「天牛(てんぎゅう)」と呼ばれるカミキリムシです。
牛の角に似た長い触角を持つ事から、空駆ける牛と言うイメージに基づく命名らしい。
何ともロマンチックですが、実際の彼らは空を飛ぶより木にしがみつく生き方が主。
この木の幹にもそれを実践中のが一匹・・でも一体どこにって言う感じですが・・
要注目ポイントは、画像ほぼ中央です。
ナガゴマフカミキリ
より接近して、対象物が浮き出る角度で撮影したのがこれ。
木の幹の質感に巧みにとけ込む体色を持つナガゴマフカミキリでした。
夜行性のカミキリだそうで、昼間はこの様に固まっている事が多いらしい。
確かにこの地味色だと、外敵の目にとまる危険性はかなり低そうです。
天牛のシルエット
別の木の幹には別種と思われるものの姿が・・
一応、夜の天牛って言うイメージで一枚。
ヨツスジトラカミキリ
シルエットにならない場所に移動したので、早速一枚。
ナガゴマフカミキリとは正反対の派手派手さ。
その名はヨツスジトラカミキリ。いわゆるトラ柄ですね。
どうやら、他の昆虫にとっての脅威の存在・アシナガバチに擬態している様です。
こちらは昼行性。花の蜜などを吸う心優しい天牛らしい。
七夕は一日だけ。でも天牛たちの季節はこの先も長く続きます。楽しみです。

※7/7に都内で撮影

旬の花に来るのは?・・2016/06/16 21:50

旬の花に来るのは?・・
暗い曇天の下でも、自己発光体の様な輝きを見せるアジサイの花。
さすがに梅雨時の旬の花と言われるだけはあります。
これだけアピール度が高い花ならば、集まる昆虫の数も多種多数と思えますが・・
アジサイの花近くの蜘蛛
花の近くに網を張った蜘蛛のこの状態を見れば、ほぼ察しが付く様に・・
コアオハナムグリ
花の数が多い割に、集まる昆虫は意外と少ないなぁと言うのが実感でした。
これは、割と多く目にしたコアオハナムグリ。
大柄な装飾花の中心に申し訳程度に咲いている、本当の花にかじりついていました。
フタオビトラカミキリ
虎柄のフタオビトラカミキリも、しっかり本当の花狙いでガシガシ。
コアオハナムグリ同様、花を壊す食事法ですね。
アジサイとしては、ハチやアブ等花粉媒介役として有益な種の来訪を期待している筈。
でも、その姿はさっぱり。時折小雨もぱらつく空模様のせいだったのでしょうか。
アジサイの葉にいたホシベニカミキリ
フタオビトラカミキリはアジサイの花にご執心。
一方、ホシベニカミキリは、花じゃなくて、葉っぱに首ったけ?・・
ではなくて、木の上から転がり落ちてしまい、仕方なくここに居るって言う感じ。
なんか様にならない格好で、葉っぱにしがみついていました。
いつ見てもドジだなぁ・・

※6/16と6/15に都内で撮影

大食漢とは?・・2016/06/10 22:26

大食漢とは?・・
真夏並みのギラつく陽射しに閉口して逃げ込んだ木立。
同じく日陰を好んで繁茂するヤツデの葉がすごい事になっていました。
見るも無残に食い荒らされた跡。まさに穴だらけです。
樹木の葉の中でも大きさと言う点ではかなり上位に位置するヤツデの葉。
それにこれだけ派手な食い跡を付ける大食漢とは?・・
じーっと辺りをうかがって見たら・・
センノキカミキリ(推定)
いままさに食事中の場面に出くわしました。
葉っぱに取り付いてガシガシ齧っていたのは、かなり大形のカミキリムシでした。
体の模様から判断して、フトカミキリの一種・センノキカミキリと思われます。
この種の幼虫は、ヤツデやタラノキ等ウコギ科樹木を内部から食い荒らすらしい。
成虫になるとそれが外に出てきて、葉っぱをムシャムシャ・・
これに取り付かれたヤツデは、本当にたまったもんじゃないなぁと・・

※6/10に都内で撮影