カタブツに注目2017/06/13 20:41

カタブツに注目
昆虫の世界が賑わいを増す中、各種カタブツ(甲虫)達も続々と・・
蝶やトンボの様に派手なアクションが見せませんが、それでも見所は多い。
何よりも、体色や模様などのバリエーションの多さを楽しむのも一興です。
まずはメタリックな輝きを放つルリクビボソハムシ。小さいながら存在感は十分。
ヤマイモハムシ
ほぼ同じ体形ですが ”おしゃれに一色加えてみました” って言う感じなのがこれ。
ヤマイモハムシでしょうか。
太っちょな胴に細い首。これって、ハムシの仲間によく見られる体形です。
さて、今季は、さらにどんなバリエーションに出会えるでしょうか。
フタオビトラカミキリ
ハムシの仲間も多彩だけど、カミキリムシも決して負けていません。
この日出会ったのは、フタオビトラカミキリ。
虎のそれに例えられる体表の模様が、緑一色の空間の中でかなり目立っていました。
ご近所をちょこまか動き回っていた小さなアリも、興味を惹かれたみたい。
”何だこりゃっ!” て言う訳で、しずしずと近づいて、右脚にちょっかいを・・
しかし、さすが大物、そんな事にお構いなく、デンと構えていました。
でも、あまりしつこくやると、蹴られるかもよ・・

※本日撮影の画像ではありません(6/12と6/10に都内で撮影)
α6000/FE 90mm Macro

余計な事をして・・2017/05/07 20:39

余計な事をして・・
一面の緑の中で出会った異様に目立つ赤い奴。
毎年、初夏の空気が漂い始める頃に決まって登場するホシベニカミキリです。
なかなかの面構えで、恐ろしい奴に見えるのですが、実態は真逆。
草の上で悪戦苦闘中
確かにクスノキやタブノキの幹を盛大にかじる悪役なんですが、樹下では別物。
何かの拍子に、ドジって樹上から落ちてしまう事が度々の様です。
で、その樹下の草地での様子なんですが、何とも無様で、格好悪い。
草にしがみつきますが、体の重さのせいもあり、葉がしなってしまいヨロヨロ。
長い触角で何とかバランスをとろうとしますが、中々うまく行きません。
ホシベニカミキリ離陸態勢
見るに見かねて、ヘルプの手をそーっと・・
指でつまみ、割としっかりしたオニノゲシの花茎にとまらせてあげました。
”確かにここの方が安定がいいや” って一息ついた後、突然このポーズに・・
”もと居た木の上にいざっ!” の離陸態勢ですね。
この後いずこともなく飛び去りました。GW期間中、初めていい事をした気分に・・
って言うか、かじられる木にとっては ”余計な事をしてくれるなぁ” でしょうね。

※5/7に都内で撮影

真昼時は・・2016/08/05 20:41

真昼時は・・
雨の心配を抱かせる様な雲が全く認められない空。
そこから降り注ぐ陽射しは、ジリジリと灼けつく感じの真夏型でした。
これは真昼時のワンショット。
強い陽射しにもめげず、精緻な網を張って獲物を待つ蜘蛛です。
しかし収穫の方は、さっぱり。
暑さを苦にしない筈の夏の昆虫達も、日向での活動は自粛でお昼寝中?・・
ヨツスジトラカミキリ
そんな推測も全く的外れではない感じ。
林間の下草の繁みでは、それなりの数の昆虫を確認出来ました。
これはカミキリムシの一種・ヨツスジトラカミキリ。
撮影の際に不手際で葉っぱを揺らす事もありましたが、全然動く気配なし。
これは完璧に寝ているなぁと・・
確かにここは日向の暑さとは無縁の場所。
この時間帯は無駄に動き回らずこうしているのがベストだよって言う事らしい。
カメラマンも同様にって行きたい所ですが、こう言う場所に限って蚊の襲撃が凄い。
残念ながら、今日の観察は早々に終了としました。

※8/5に都内で撮影

君はクワガタか!2016/07/11 21:33

君はクワガタか!
幹の所々に樹皮の剥がれが認められる大きな木。
その一箇所で怪しいものを発見。画像中央やや上の黒い物体です。
何じゃこれ!
ノロノロと動き出しました。何とか実態を確認しようと追いすがって一枚。
昆虫の一種である事は間違いないのですが・・
私としては、完璧に、なんじゃこれ!。
カミキリムシ幼体の頭部
ディテールも確認しておかないとと、ノーファインダで頭部フロント側から接写。
その結果、こんな恐ろしい牙(?)を持っている事が確認出来ました。
君はクワガタか!って言いたくなるような鋭い牙でした。
私はこれを見て、多分あれだなと推定。
その推定は、種は特定出来ませんが、カミキリムシの仲間の幼体でした。
もう少し時間が経てば、翅や触覚も生え揃って、一丁前の姿になりそうな気が・・
ここの所、出会いの機会が増えているカミキリムシの仲間。
羽化直後のにはまだ未遭遇でしたので、推定が的中だったら、ラッキー!。

※7/11に都内で撮影

七夕に因み天牛を・・2016/07/07 22:34

七夕に因み天牛を・・
年に一度だけ、天の川を挟んで繰り広げられる切ないラブストーリー・七夕。
それに因み、こじつけですが、天の川の天と言う文字を冠する昆虫の画像を数枚。
中国名「天牛(てんぎゅう)」と呼ばれるカミキリムシです。
牛の角に似た長い触角を持つ事から、空駆ける牛と言うイメージに基づく命名らしい。
何ともロマンチックですが、実際の彼らは空を飛ぶより木にしがみつく生き方が主。
この木の幹にもそれを実践中のが一匹・・でも一体どこにって言う感じですが・・
要注目ポイントは、画像ほぼ中央です。
ナガゴマフカミキリ
より接近して、対象物が浮き出る角度で撮影したのがこれ。
木の幹の質感に巧みにとけ込む体色を持つナガゴマフカミキリでした。
夜行性のカミキリだそうで、昼間はこの様に固まっている事が多いらしい。
確かにこの地味色だと、外敵の目にとまる危険性はかなり低そうです。
天牛のシルエット
別の木の幹には別種と思われるものの姿が・・
一応、夜の天牛って言うイメージで一枚。
ヨツスジトラカミキリ
シルエットにならない場所に移動したので、早速一枚。
ナガゴマフカミキリとは正反対の派手派手さ。
その名はヨツスジトラカミキリ。いわゆるトラ柄ですね。
どうやら、他の昆虫にとっての脅威の存在・アシナガバチに擬態している様です。
こちらは昼行性。花の蜜などを吸う心優しい天牛らしい。
七夕は一日だけ。でも天牛たちの季節はこの先も長く続きます。楽しみです。

※7/7に都内で撮影