やはり願い下げだなぁ2017/06/11 20:22

やはり願い下げだなぁ
時ならぬ枯れ景色。自然観察者にとっては目を覆いたくなる様な惨状です。
伸び盛りの草原に入ったエンジン除草機による徹底作業の結果と言う訳。
いずれ緑が蘇るとは思うけど、ここ迄刈られると、当分の間はダメだなぁ・・
しかし、それでも目を凝らしてなんとかと言うのが、自然観察者のしつこい所で・・
オンブバッタの赤ちゃん
根性を込めて探してみれば、居るもんです。動くやつ。
これはカラスノエンドウの豆のさやに止まっていたオンブバッタの幼虫。
除草機のカッターの攻撃を逃れて、僕はバッチリ元気だよ・・
秋が深まる頃まで生き続ける息の長い種。
こんな事に負けてたまるかって言う事の様です。
イナゴの赤ちゃん
しおれた草の葉にも鮮やかな緑色のチビが一匹・・
誕生後間もないと思われるイナゴの幼虫でした。
この小ささから見て、除草作業が終わった後、生まれ出たのかも・・
緑の草の旺盛な繁りが、ベビーフードになる筈だったのに、全くの当て外れ。
とりあえず、僅かに残る緑繁る場所への移住を検討しないといけないかも・・
ショウジョウトンボの雌
飛び跳ね族のチビたちにとって、かなり困った状況。
でも、ショウジョウトンボ・雌は、こんなにいい場所って他にないじゃん・・
地味な体色の為、枯れ草にうまく紛れ込めるし、倒れた枯れ草は止まりやすいし・・
しつこいオスのアプローチを避ける上では、最適な場所と思っているみたい。
徹底した除草作業結果への受け取り方は様々。
しかし、自然観察者としては、時期外れの枯れ景色は、やはり願い下げだなぁ・・

※6/11に都内で撮影

秒読み時期の緑に・・2017/06/05 20:58

秒読み時期の緑に・・
真夏に向けての季節の歩みは、かなり俊足の様です。
樹々の葉も新緑の時期を過ぎ、もはや成熟の段階に入った感じ。
若緑一色ではない複雑な色の競演を随所で目にする事が出来ます。
その上に広がるのは、梅雨入り前限定の爽やかな青空。
いつまでも目にしていたい光景ですが、やがて陰鬱な雨空の時期に・・
今日も、この後、雷鳴が轟き急な通り雨が降りました。既に秒読み段階か?・・
ベニイトトンボのオス
今の時期限定の緑の世界に、ひときわ映える紅色のトンボがいます。
それがこのベニイトトンボ・雄。
毎年梅雨入り前の今の時期になると登場するイトトンボです。
今年の色づき具合も極めて良好。溢れる緑の中を優雅に飛翔していました。
ショウリョウバッタ・緑色型幼虫
ベニイトトンボは、今の時期の緑とハイコントラスト。
一方、ショウリョウバッタ幼虫は、周囲の緑に見事にマッチする擬態色です。
この色に護られてのびのびと生活し、夏の野の主役に成長してゆく筈。
このチビはその為の準備運動中?・・後脚を交互にあげてオイッチ・ニ・・

※6/5と6/4に都内で撮影

真夏モード全開に2017/05/20 20:35

真夏モード全開に
各地で熱中症が頻発とのニュースが流された日。
確かに、肌で感じる暑さは、早くも真夏並みでした。
目に飛び込んで来る風景も、まさにその通り。
背丈を伸ばし空に突きあがる水草は、既に真夏モード全開って言う感じ。
クズの葉に盛大な食い痕が・・
水草だけでなく、草むらの草もより一層密集度を増しています。
その代表種の一つがクズ。幅広の葉っぱをバサバサと広げて存在感を主張中。
しかしその多くに、こんな感じの盛大な食い痕を確認する事が出来ます。
一体誰がこんなひどい事を?・・答えは簡単で、この画像にも1匹写っています。
画像ほぼ中央の ”白いポチっ” です。
コフキゾウムシの交尾+食事
別の葉っぱにもいました。こちらは一遍に2匹をゲット出来たショット。
虫の名はコフキゾウムシ。体長5mm程度の小さなゾウムシです。
クズの葉が特に好物で、この葉がある所、必ずと言っていい位に姿を現します。
とにかくその大食いぶりは呆れ返る程。”小さいくせに良く食うわ” って言う感じ。
このショットに示す通り、交尾中も葉っぱ食いを止めない根性の座り方は、さすが。

※5/20に都内で撮影

夏の子誕生に向けて・・2017/05/11 20:38

夏の子誕生に向けて・・
ジリジリと照りつける陽射しに気温も一気に上昇、東京でも夏日を記録しました。
空の様子も明らかに様変わり。”本当の夏はもうすぐ” を思わせる表情に・・
アカボシゴマダラのサナギ
昆虫の世界でも、”夏の子” 誕生への動きが着々と・・
そんな光景のひとつがこれ。
エノキの低木にくっついているアカボシゴマダラ(蝶)のサナギです。
正に葉っぱそのものって言う擬態の巧みさには、”お見事!” と言いたくなる程。
所で、このサナギの観察については前日談があります。
それは下の画像で・・
サナギになる直前のアカボシゴマダラ幼虫
これは、同じ箇所で二日前(5/9)に撮影した画像です。(ほぼ同アングル)
超肥満体のアカボシゴマダラの幼虫です。
微動だにしないその様子から、このままここでサナギになるなと予測しました。
正にその通りになったと言う訳。この手の予測が当たると一寸嬉しい気分に・・
次は、サナギが割れての羽化も目撃したいけど、多分無理でしょうね。
ヒラヒラと空を舞う姿を目に出来ればいいか・・

※5/11と5/9に都内で撮影
※関連する内容を、5/9の当ブログ記事に掲載しています。

若緑の中で・・2017/04/25 21:17

若緑の中で・・
自然が繰り広げる今の時期ならではの色の競演。
寂しい枯れ景色を長く見続けてきた目には、戸惑いを感じさせる程の贅沢さです。
葉っぱの赤ちゃん
辺り一面の若緑・・って言うイメージなんですが、それ程単純ではありません。
中には、まず最初に赤く染まる葉もある所が、自然界の面白いところ。
これはタブノキの若葉。今の時期限定の鮮やかな色合いです。
やがて普通の緑色に・・つまり ”葉っぱの赤ちゃん” って言う段階なんですね。
クロイトトンボ
草むらでは、若緑の草の間を縫って飛び回るものの姿が、今日も・・
これは今季初遭遇のクロイトトンボ。背中の黒さが特徴的なイトトンボです。
この個体は、飛ぶ際に羽ばたく翅が、陽射しを受け白く輝いて見えました。
多分羽化後それ程時間を経ておらず、翅がまだ乾ききっていない個体と思われます。
そのぎこちない飛び方が、若草に覆われたこの場所にマッチしているなぁと・・

※4/25に都内で撮影