空を見上げたら・・2022/01/27 13:52

空を見上げたら・・
ぴーんと張り詰める寒気。その事は、澄み切った冬の青空からも窺い知れます。
これは早朝に見上げた東の空。
顔を覗かせた陽の光を浴びて、朝雲がほんのりと橙色に色づいていました。
さざなみを思わせる雲が・・
枝剥き出しのサクラの背景は、さざなみを思わせる橙色の薄雲でした。
枝に止まる野鳥もさえずる事なく、ただこの光景に融け込んでいる感じ。
今の時期ならではの風景に、しばし見とれてしまいました。
希少品・ミノムシ
澄み切った青空に恵まれた日中。視線を上に向けたらこんな光景が・・
細枝にぶら下がる褐色の物体。枝に残った枯れ葉の様にも思えますが・・
実はこれ、ある昆虫の幼体の冬越しの姿・通称ミノムシです。
蛾の一種・ミノガの幼虫が眠る入れ物で、枯れ葉等を組合わせて作られています。
昔はごく普通に目にできる冬の風物詩だったんですが、いまや希少価値大の存在。
出会えてラッキー!。無事に春を迎えられますようにと言う思いで見つめました。

※1/27に都内で撮影

今の時期らしい・・2022/01/24 13:25

今の時期らしい・・
雨は上がりましたが、天気の快復が非常にスローテンポでした。
薄雲越しにぼんやり顔を覗かせた太陽。これでは空気を温める力は期待出来ません。
今の時期らしいと言えばその通りなんですが、自然観察をする立場からはねぇ・・
タンポポも半開き
草地のタンポポも、半開きの状態で固まっていました。
これでは、蜜を求める昆虫たちへのアピールは期待できそうにありません。
事実、訪れるものの気配は無し。
時節柄、仕方ないと言えばそうなんだけど、気の毒だねと言う想いで見つめました。
カワウのハンティング風景
こちらは、すっきりしない空の下でも、食欲を満たす事についてはフルパワーで・・
入江の水面で目にしたカワウのカップルです。
向こう側のは、いままさに潜水態勢へ突入中!。
のんびり波に漂っている様に見えて、水中の動きには監視怠りなしなんですね。
大変だねと思いますが、そんな事言ってたら水鳥やってられないよなんでしょうね。

※1/24に都内で撮影

イージーじゃない!2022/01/20 14:11

イージーじゃない!
薄氷が残る池の水面。正午近くに通い慣れた観察地で目にした光景です。
暦の上では大寒。さすがに夜間の冷え込みは相当なものだったんでしょうね。
寒さ対策で一晩を半屋内で過ごした蛾
昨日1月19日の記事に掲載した、寒気を避けて避難中の蛾の今朝の様子です。
廊下の風除けガラス板に止まったまま、姿勢を殆ど変えていませんでした。
寒い事は寒かったけど、寒風の直撃を避けられただけでも、ここにいて正解!。
そんな想いだったでしょうか。もしかすると長期滞在になるかなぁ?・・
※追記 午後3時頃に確認したら、いなくなってました。流石にここにじーっとは・・
水草の枯れ茎で昆虫狩りをするメジロ
とにかく、外に出れば危険がいっぱい。
冬に生きる昆虫達にとっては、気をやすめる事が出来ない日々の様です。
そんな危険の一例がこれ。枯れた水草の繁みで目にしたメジロ・2羽。
こうしたポーズをとりながら、鋭いくちばしで枯れ茎をほじくっていました。
その目的は、茎の中に潜む昆虫(幼虫)を捕食する事。
このあたりに居そうだなと狙いを定めてガシガシ!・・
この様な食事法を実践する小鳥は、メジロの他にも多数。
昆虫達にとっての冬越しは、決してイージーじゃないですね。

※1/20に都内で撮影

ハッピーエンドに・・2022/01/16 14:01

ハッピーエンドに・・
澄み切った青空と、くっきりコントラストを成すサクラの木。
このサクラ並木では一昨日、風変わりな蛾ウスバフユシャクのメスに出会いました。
再びと言う事で目を凝らしたのですが、その姿は確認できず。
がっかりだったんですが、しばらく足を止めて辺りを見回していたら・・
メスを探索中のウスバフユシャクのオス
幹の上をゆっくりと動くものあり。ずばり!ウスバフユシャクのオスでした。
その動きは、なんともゆっくり。
どこかにいる筈のメスを求めて、じっと目を凝らしての探索行動中だった様です。
メス探しを一休み
しかし、お目当てのメスとの出会いは叶わず。
この木もダメかと言う事で、収まりのいい窪みに身を潜めて日光浴を始めました。
そう簡単に、ことは運ばない様ですね。
ウスバフユシャク(蛾)のメス
オスとの出会いを待つメス、いったいどこに潜んでいるのやら。
先日、このメスを見かけたサクラとは、そう離れていない場所なんですけどね・・
厳しい気象条件の中、頑張って生き続けているんだもの。
ハッピーエンドな結果が待ちうけている事を、祈りたい気持ちに・・

※1/16に都内で撮影。メスは1/14に同所で撮影した掲載済み画像の引用です。

やがて力尽きて・・2022/01/15 14:31

やがて力尽きて・・
背高な草の穂をかすめて、トンボ達が激しく飛び交った日々も、はるか遠くに・・
いまや枯れ色と穂先の白さが目立つ、いわば、終末期の様相を呈しています。
これらもやがて力尽きて倒れ去るさだめ。そんなに先の事ではないでしょうね。
枯れてしまったサザンカの花
花が少ない時期に長く目を楽しませてくれたサザンカの花も、もはや終末期か?・・
散ることもできず、こんな悲惨な姿を見せる花が多くなってきました。
できれば目にしたくない光景だけど、これが時の流れに沿った姿なんでしょうね。
春の花が咲き始める迄の寂しい日々に入った事を実感させられました。
破壊されたオオカマキリの卵のう
春を迎える前に、悲劇的な運命をたどる幼い命もあります。
これは、以前から観察を続けてきたオオカマキリの卵のうの今日の様子です。
ユキヤナギの枝に産み付けられていたのですが、野鳥の目に止まったらしい。
見るも無残に大きな穴があいていました。鋭いくちばしでガシガシやられた模様。
中に眠っていた幼い命のゆくえは、あえて説明するまでもなく・・
自然界の厳しい掟に沿ったものとは言え、こんな惨状は目にしたくないなぁと・・
このユキヤナギには、他にもいくつかの卵のうが産み付けられています。
被害が、これ以上ひろがらない事を祈るばかり。

※1/15に都内で撮影