隠し味あり2016/07/25 21:05

隠し味あり
昼下がりの木立の中、目の前の葉にさっと降り立った小形の蝶。
色的には、地味なセセリチョウの仲間の様に見えるけど、注目点は翅の後端です。
ちょこっと飛び出た尾状突起が確認出来て、ただ者ではない雰囲気が・・
その名はムラサキツバメ。シジミチョウの一種です。
実はこの蝶には、隠し味とも言えるチャームポイントがあります。
それは表翅。翅を開くと何とも魅惑的な紫色の斑紋が現れます。
残念ながら、今日はその隠し味の確認は実現しませんでした。
でも、居住場所は確認出来たので、近いうちにぜひ・・
マテバシイのドングリ
ムラサキツバメは、木立の中を主たる生活圏にするシジミチョウです。
中でも幼虫の食草でもあるマテバシイの繁る場所で目にする事が多い。
今日の出会いもそんな場所ででした。
さて、そのマテバシイの現状は?・・
ご覧の通り、夏のその先、秋に向けてのドングリ作りが順調に進んでいました。
今はまだ淡い緑色だけど、やがてドングリらしい褐色に熟して行きます。
ムラサキツバメの裏翅のそれに近い色合いと言ったらいいでしょうか。
そんな同系色のコラボを目にするのは、セミの声が静まる頃でしょうか。

※7/25に都内で撮影

木陰逃げ込みで・・2016/07/24 21:03

木陰逃げ込みで・・
東京の梅雨明けはまだですが、今日の空を見る限りはそう言っちゃってもいい様な・・
強い陽射しが降り注ぐ日の定番行動 ”木陰逃げ込み” でゲットしたショットを2枚。
まずは、タブノキの枝で目にした樹液漁りの光景です。
リュウキュウツヤハナムグリ等の甲虫に混じり、アカボシゴマダラも参戦中でした。
しかし目で見る限り、樹液の噴出量はほんのチョボチョボって言う感じ。
樹液に目のない呑んべい達の欲求を満たす迄には至っていない様でした。
すっきり梅雨明けで、樹液ジャボジャボの日の訪れが彼ら共通の願いでしょうか。
アオヤンマ
葉を沢山繁らせたエノキの木では、アオヤンマがひっそり翅休め中でした。
大形トンボのくせに、明るくて暑い日向は苦手だよって言う感じ。
もっとも、このトンボが好むのは、各種の蜘蛛達らしい。
それらを求めて、この繁みにやって来たのかも知れません。
収穫は至って良好でお腹がいっぱい。惰眠をむさぼる体勢に入っていたのかも・・
でも、水辺を颯爽と飛ぶ姿も見たいなぁ。
君の親戚・ギンヤンマはのべつ幕無しにやってるよ。

※7/24に都内で撮影

時は流れて・・2016/07/23 21:12

時は流れて・・
声はすれども、姿の方は中々って言う昆虫の代表格がこのキリギリス成虫です。
今日は珍しく草の葉の上に現れてぼんやりしていました。
堂々たる体格と凄味のある体色で、威圧感たっぷり。
こんな姿に間近に接すると、”時は流れたんだなぁ” とつくづく感じます。
その訳は、下に掲載する参考画像で・・
キリギリスの幼虫
これは、当ブログの4/2の記事に掲載した画像の引用掲載です。
若草が生え始めた草むらで目にしたキリギリスの若齢幼虫です。
約4ヶ月の時を経て、上の堂々とした姿に成長して来たと言う訳。
ここ迄成長する為には、外敵による攻撃等様々な困難を乗り越える必要があった筈。
そんな選ばれた少数の個体だけを、今こうして目にする事が出来るんですね。
でも草の繁みの奥に潜んでいるので、その姿はめったに・・
あんなに強そうなんだから、もう少し出しゃばりでもいいと思うけどなぁ・・
ハラビロカマキリ終齢幼虫
同じ草むらで出会ったハラビロカマキリ幼虫です。
こちらは成虫になる迄、あともう少し。
外敵による攻撃防御の為、お尻上げの威嚇ポーズにもいよいよ熱が入ってきました。
これはお尻上げと言うより、180度逆転曲げのウルトラCって言う感じで、物凄い。
所で、この幼虫に出会ったのは、下に掲載する引用画像を撮影した場所の近くでした。
私としては、ちょっとした感慨を持ってシャッターON。その理由とは・・
ハラビロカマキリ雌と卵鞘
これは当ブログの2015年12月1日の記事に掲載した画像です。
木の幹に止まっているのは、終末期に入ったハラビロカマキリのメス成虫です。
そしてその前方には、このメスが産み落としたと思われる卵鞘が・・
心配そうに見つめる母親の視線と勝手に思い込んだんですが・・
今日出会った180度曲げの幼虫も、この卵鞘から生まれ出たものと信じたい。
そんな気持ちになりました。
実に半年以上。本当に長い時間が流れたんだなぁと・・

※7/23に都内で撮影(引用画像は2016/4/2と2015/12/1に撮影)

魅惑のヒップライン2016/07/22 20:28

魅惑のヒップライン
魅惑のヒップラインにクラクラさせられるかどうかは判りませんが・・
これは、ある昆虫のお尻のクローズアップなんです。
カメラを下からあおらなくても、これだけはっきりお尻を鑑賞出来ると言う事は・・
大体察しは付きますが・・
コカマキリの幼虫
ある種カマキリの幼虫が良くやる "お尻くいっと上げポーズ" の恩恵と言う訳。
これ迄、このポーズはハラビロカマキリの専売特許でしたが、これは一寸雰囲気違い。
小さいながら、まだら模様の褐色肌が凄味を感じさせるチビカマでした。
観察地では多種に比べて数は少ないのですが、時々目にするコカマキリの幼虫です。
オオカマキリやハラビロカマキリの後を追っていよいよ登場したと言う訳。
捕食される立場の昆虫達にとっては、ますます気の抜けない日々が続いて行きます。

※7/22に都内で撮影

梅雨明けを待つ蝶たち2016/07/21 20:35

梅雨明けを待つ蝶たち
東京の梅雨明けは、少し遅くなりそうとの予報が出ています。
今日も典型的な梅雨空の戻りで、気温もかなり低めに推移しました。
陽射しが降り注げば真夏の雰囲気が漂う観察地も、ひっそり静まり返っていた筈。
掲載した2画像は、真夏の陽が強く降り注ぐ日に撮影した蝶のスナップです。
まずはキアゲハ。アカツメクサが咲く草地に来て、忙しく吸蜜していました。
東京で目にする蝶の中で、斑紋の派手さではかなり上位に位置する蝶と思われます。
大形だし、飛翔アクションも力強いので、これが現れるとつい見とれてしまいます。
アカボシゴマダラ
キアゲハに比べて飛び方は弱々しいけど、斑紋の目立ち具合ではかなりいい勝負。
そんな感じなのが、このアカボシゴマダラです。
東京では、在来種ゴマダラチョウに比べ、遥かに目撃機会の多い種となっています。
白と黒のモノトーンのゴマダラチョウに対し、こちらは情熱の赤紋入り。
在来種を駆逐するパワーを象徴している様にも思えます。
でも、そろそろシンプルなあのモノトーンにも出会いたいなぁ・・

※本日撮影の画像ではありません(7/20と7/18に都内で撮影)