真夏の木にて・・2018/07/16 20:40

真夏の木にて・・
昨日(7/15)、多種の甲虫が樹液を求めて殺到していたクヌギの木を再訪しました。
結果は甲虫の数が減少、種類もハナムグリに限定と言う様変わりぶりでした。
理由は、樹液の噴出量が減少した為と思ったのですが、そうではないみたい。
この通り、発酵して白く泡立った樹液も確認出来ますので、決して少なくはない筈。
あたりには、お酒を思わせる強い香りもプーンと漂っていました。
他の甲虫達は、昨日飲みすぎて、今日は二日酔い状態?・・
いずれにしても、呑んべいNo.1は、この種で決まりと考えてよさそうです。
(シラホシハナムグリと推定)
緑色のチビが、ロッククライミング中
美酒に酔いしれる者もいれば、早く成虫になる為の身体鍛錬に余念なき者もあり。
その一例がこれ。木肌を岩場に例えると正にロッククライミング中と言う趣でした。
慎重に一歩一歩、絶壁を登って行ったこのチビの正体とは?・・
ハラビロカマキリの幼虫
ハラビロカマキリ幼虫でした。この種の成虫は草むらから樹上に居所を移します。
まだ幼虫体形のこのチビも本能に目覚めて練習中と言う事だったみたい。
草むらを徘徊していた時とは勝手が違う筈ですが、このチャレンジ精神さえあれば・・
樹上に住む昆虫達にとって、脅威となる存在が登場間近である事は間違いありません。

※7/16に都内で撮影(クヌギの木での樹液摂取シーンは7/15の記事にも掲載中です)

腹ばい錐の余地もなし2018/07/15 21:37

腹ばい錐の余地もなし
クヌギやコナラ等の幹から沁みだす樹液に群がる昆虫達。
そんな光景を目にするのも、今の時期の昆虫観察の楽しみです。
今日見たこれは今季最大級のラッシュ状態。噴出ポイントに群がる甲虫たちです。
色とりどりのカナブンやハナムグリ達が、ごく限られた噴出ポイントに殺到中でした。
正に立錐(りっすい)の余地もなし・・って言うか、腹ばい錐の余地もなしの状態。
幹上方に止まっているのは、これ又、樹液に目がない蝶・アカボシゴマダラでした。
甲虫達の迫力に気後れして、近づくのをためらっている様子。
樹液を求めるアカボシゴマダラ
しかし、いつまでもためらっていたら、樹液を吸い尽くされてしまいそう。
・・と言う事で、意を決して、甲虫集団の上にふわりと着地しました。
早速、黄色いストロー(口吻)を伸ばして、樹液吸いのチャレンジを開始。
でも予想以上に甲虫達のガードが固かったみたい。いくら探れどポイントヒットせず。
暫くチャレンジしていましたが、諦めて近くの草の葉に引き揚げてしまいました。
なお樹液大好き昆虫としては、あの乱暴者・スズメバチも筆頭格に挙げられます。
今日は姿を見かけなかったのですが、もしあいつがこの場に現れていたら?・・
少し違う展開になっていたかも知れません。その修羅場は次回に期待と言う事で・・

※7/15に都内で撮影

子育て・誕生・休憩2018/07/14 18:42

子育て・誕生・休憩
葉っぱの表面にくっきりと描かれたナスカの地上絵。
そんな趣を感じさせるこの白い線状パターンは、ある幼虫の仕業です。
ハモグリバエと言うハエの幼虫が、葉肉の中に潜んで順繰りに食い進んだ軌跡らしい。
勝手に子育てをさせられる葉にとっては、何とも迷惑極まりない話。
眺めているだけで、こちらの体もむず痒くなってしまいます。
葉っぱで見たニイニイゼミの抜け殻
葉っぱにとって実害はないけれど、少し鬱陶しいなぁと感じているかもの光景がこれ。
無事脱皮を完了させたニイニイゼミの抜け殻です。
木の幹等のしっかりした所で脱皮する事もありますが、この様な場所を選ぶ事も多い。
不安定な場所だけに、脱皮過程で外敵に襲われる危険が少ない利点があるのかも・・
葉っぱで休憩するムラサキウスアメバチ
こちらは、葉っぱを絶好の休息場所として利用している一例。
スズメガの幼虫を捕食するハチ・ムラサキウスアメバチの成虫です。
ご覧の通り、葉の端に脚を引っ掛けたかなり不安定なポーズで身繕いをしていました。
そんな危なっかしい場所で何故?って思いますが、このハチにはここがベスト?・・
真夏に入り、旺盛な繁り具合を見せる緑の葉、その具体的利用法3例でした。

※本日撮影の画像ではありません(7/13と7/11に都内で撮影)

入手の経緯は?・・2018/07/13 19:44

入手の経緯は?・・
昨日・7/12記事に掲載したアリの巣穴。気になったので、また足を向けて見ました。
昨日は、大きな鳥の羽根を搬入中でしたが、今日も期待にたがわぬ派手な動きが・・
力を合わせて巣穴に押し込もうとしていたのは、これ又デカいアブラゼミの片翅。
かなり無理っぽいけれど、何度も何度も、押し込み動作を繰り返していました。
奮闘努力が無駄に終わらない事を祈るばかり。でも、かなり無理っぽいなぁ・・
アブラゼミの抜け殻
アリ達の頑張りには頭が下がりますが、気になるのは、この翅を入手した経緯。
昨日見た鳥の羽根は、自然に抜け落ちた可能性も大ですが、このセミの翅は?・・
今の時期、木立の下では、この様な、ピカピカのセミの抜け殻を多く目にします。
無事脱皮を終えて、樹上へ、そして賑やかな合唱を開始。
そんな流れが始まったばかりの今、翅をどの様にして手に入れたのか?・・
脱皮に失敗した個体の翅?、それとも、何かに襲われて息絶えた個体の翅?・・
その点が大いに気になりました。
羽化するセミの数の多さからすれば、さしたる出来事ではないのでしょうが・・
(画像はアブラゼミの抜け殻)

※アリの巣穴は7/13に、セミの抜け殻は7/12に、いずれも都内で撮影

最大の収穫?・・2018/07/12 20:32

最大の収穫?・・
ニイニイゼミだけでなくミンミンゼミやアブラゼミの声も加わり賑やかさを増す木立。
そこで目にした、勤勉な働き者のスナップ画像です。
ニイニイゼミの抜け殻の背中に乗っかって、うろちょろしていた小さなアリ。
興味しんしんって言う感じで、全身をくまなく観察中。
”巣に持ち帰れそうかな?” って思案中の様子でした。
でも、このデカさじゃ、仲間をかき集めてきても無理だと思うけどなぁ・・
デカブツ搬入中
あながち、そうとも言い切れないのが、アリの凄いところ。
みんなで力を出し合えば、デカブツだって何のその・・って言う一例がこれ。
小さな巣穴に無理やり押し込もうとしていたのは、野鳥の黒い羽根でした。
そんなのを持ち込んでどうするの?って思えますが、力を出し合ってワッセワッセ。
時間は掛かりましたが、巣穴の中に完全に姿を消しました。
今日最大の収穫って言う事でしょうか。
結局、なんの役に立たなかったって言う事でなければいいのですが・・
何はともあれ、暑い中、ほんとにご苦労さんって、声を掛けたい気分に・・

※7/12に都内で撮影