謎の物体とは?・・2017/04/22 20:01

謎の物体とは?・・
今の時期の草むらで度々目にするのが、この水滴型の謎の物体です。
何となくウニョウニョ動き出しそうな雰囲気もありますが、触れても全く反応なし。
ここにもあった(ヒラタアブの仲間のサナギ)
ギシギシの葉っぱにもひとつ付いていました。
表面の模様は違いますが、形はほぼ同様の水滴型です。
さてその正体は?って言う事ですが、答えは今の時期の草むらの多数派に関係あり。
ヒメヒラタアブ吸蜜中
多数派の代表格のひとつがこれ。
咲き揃った野の花で度々目にする蜜大好き昆虫・ヒラタアブの仲間です。
あの水滴型の物体は、この種が成虫化する一歩手前のサナギだったと言う訳。
(花はハルジオン、昆虫はヒメヒラタアブと推定)
ヒメヒラタアブ、お腹いっぱい
サナギがあれだけ多いと言う事は、この先も続々と誕生する展開で間違いなし。
野の花にとっても、花粉媒介役として貴重な存在なので、大いに歓迎でしょうね。
で、孵化した成虫には、蜜をたっぷりプレゼントして歓迎の意を表する訳ですね。
このアブなんて蜜を吸いすぎて、お腹がプックリじゃないの・・

※4/22に都内で撮影

緑が復活した草地で2017/04/21 20:04

緑が復活した草地で
枯れ色に覆われた草地にも新たな緑が復活し、活気溢れる雰囲気が漂い始めました。
それを待っていた様に、緑の葉を食する昆虫がデビューするのが、当然の流れ。
今日目にしたこのゾウムシもその一つ。ころっと小粒だけど、食欲は相当な物の筈。
さて、この葉から食べ始めようかなって思案中?・・
(象とは言え、鼻が全然長くないカシワクチブトゾウムシと推定)
散り落ちたサクラの花芯
今の時期、樹下の草の葉上に、こんな紅色の物体が点々と落ちています。
目にも鮮やかなコントラストが印象的。
これは役目を終えて、枝から散り落ちたサクラの花芯部分です。
薄紅色の花びらを失った姿は、何だか別の花の様にも見えますね。
もう暫く枝上に留まっていてもいいのに・・散り際の良さは流石にサクラだなぁ・・

※4/21に都内で撮影

目つきが違う2017/04/20 19:43

目つきが違う
サクラの木の住人(?)・ナナフシモドキ幼虫です。
ここのところ数回撮影させて貰っている、いわば顔なじみの存在。
これ迄は、くたーっと伸びきった、やる気が感じられない姿ばかり。
でも今日の様子はだいぶ違いました。食物である若葉をもとめてフラフラと移動中。
この種の食事時間帯である夜まで待てないと言う事でしょうか。
確かに、早く大きくなる為には、昼夜を問わず食いまくらないとね・・
※ 因みに、画像上方が頭部です。
ナナフシモドキ幼虫の目
食欲全開で、目つきもギンギラギン・・って言う訳でもないですね。
体長比小さ過ぎる頭に、これまた小さな緑色の目がぽちっと・・
”おいしい葉っぱをバリバリ食うぞ!”って言う気力は全く感じられませんでした。
ハエトリグモの目
一方こちらは、間違いなく食欲全開の目つき。
網を張らない蜘蛛・ハエトリグモ。草の葉上で獲物ゲットのスタンバイ中でした。
このまん丸でギラギラな目。ナナフシモドキとは大違いで、迫力十分。

※4/20に都内で撮影

それぞれの居場所で・・2017/04/19 20:59

それぞれの居場所で・・
殆ど同じ様な体形のキリギリスの仲間三種の幼虫が顔を揃えました。
それぞれがそれぞれの居場所で、早く大きくなる為の活動をしています。
これはご本家キリギリス。綿毛を飛ばしつつあるタンポポの花芯でムシャムシャ。
この様に、間近で、その食時風景を眺められるのも、今のうち。
やがて、終生の生活拠点・草の繁みの奥に身を潜める隠密行動に入ってしまいます。
ヒメギスの幼虫
黒っぽい体形が凄みを感じさせるこれはヒメギス。
キリギリスと同じく草むらを生活の場としますが、水辺に近い所を好む様です。
これもそんな場所での遭遇でした。
樹上にいたヤブキリ幼虫
最後は、今の草むらでの多数派・ヤブキリ幼虫です。
この日は、いつもの草むらではなく、何とも変な場所での遭遇でした。
太いサクラの幹を上に向かって、そろりそろり・・
この種は、成長につれて樹上居住へのライフスタイル転換をはかります。
その本能に突き動かされて・・と言う事でしょうか。
ちょっと早すぎだと思うけど・・今は草むらでの花食いに集中したほうが・・

※キリギリスは4/19に、他2種は4/16に、いずれも都内で撮影

※撮影メモ:最近撮影の 3:2アスペクトレシオの画像について:
α6000にSONY FE 2.8/90mm Macroを付けての撮影をメインとしています。
APS-C版なので135mmの望遠マクロとなり、警戒心旺盛な昆虫の接写に最適です。
手ぶれ補正も強力、ボケ味等描写性も良好でお気に入りの組み合わせになりました。

美味しい桜の葉で・・2017/04/18 19:52

美味しい桜の葉で・・
散ってしまった花に変わり、フレッシュグリーンの葉っぱが目を惹くサクラの木。
新緑の季節を象徴する様な、活き活きとした色合いが魅力的です。
しかし、残念なのは、こんな感じに傷んだ状態の葉っぱが多い事。
勿論、自然にこうなったのではなく、悪事をはたらく犯人(?)がいる訳で・・
ナナフシモドキの幼虫
その一つがこれ。サクラが若葉を付ける頃に決まって登場するナナフシモドキです。
細い体の割に、食いっぷりはかなり旺盛。
葉っぱの端からではなく、この様にくりぬいた穴状の食痕を残す特徴があります。
食事は夜にする事が多いそうで、昼はこんな風にくたーっとしている事が多いみたい。
陽が落ちてからの大食いに備えて、今はぐっすりお昼寝中?・・
サクラの葉を食べる芋虫
こちらは葉っぱの端から食い進むタイプ。シャクガの幼虫と思われます。
尺取り虫特有のクネっと曲がる体が、葉っぱの外形にフィットして目立ちにくい。
巧まざる擬態と言えるでしょうか。

※4/18に都内で撮影