緑にほっと・・2017/11/17 20:12

緑にほっと・・
すかっとした晴天、陽射しも豊かなんですが、気温の上昇は殆ど感じられません。
これは、その空をバックに見上げたハナミズキの木。
枝に葉は残っていますが、既に紅葉ではなく、からからに乾いた枯葉状態。
全てが散り落ちるのも時間の問題と思われます。
枝先に付いている冬芽が弾ける迄の、長い長い冬の眠りが既に始まっていました。
ヒメクダマキモドキ
丸裸の木が増え始めた木立。常緑樹の緑を目にすると、ほっとします。
今の時期まで長生きしている昆虫にとっても、同様ではないでしょうか。
と言う訳で、今日の観察ターゲットは、緑色を失わない木の葉を重点的に・・
やはりいました!。じーっと固まった様な状態のヒメクダマキモドキ。
木の葉の緑に酷似した体色で見分け難いのですが、目を凝らすと、複数が・・
葉の所々に食い跡も見られますので、細々と食事をしながら生き長らえている様です。
ヒメクダマキモドキの顔
これは別の場所にいた個体です。日向に出てきて、虫干し(?)中って言う感じ。
陽射しが豊かで上機嫌と言うより、きつい目つきからは、大分力が入っている感じ。
日に日に強まる寒さに耐えてゆくには、これ位の迫力が必要なのかも・・

※11/17に都内で撮影

色変化が足早に・・2017/11/16 21:02

色変化が足早に・・
緑から枯れ色への変化が足早に進む草むら。
晩秋を生きる昆虫達にとっては、焦りを強く感じる頃でしょうか。
例えばこのオンブバッタ。枯れ色に上手く紛れる体色だけど、それだけじゃね。
食料となる草が枯れてしまっては、もう生きてはいけないよぉ。
枯れかかった草にオンブバッタが・・
そんな当惑の表情(?)を浮かべて、枯れかかった草に止まっていました。
何とかしてあげたいけれど、これだけはね。
ヤマトシジミの日光浴
近くの草の葉では、ヤマトシジミが翅をフルオープン。
今日の陽射しの恩恵を、生き延びる為のパワーとして蓄えたい気持ちなのかも。
お陰で普段はじっくり見られない表翅の斑紋を観察出来たんだけど・・
しかし、これもまた、いまの時期ならではの寂しい光景と言えそうです。
タンポポ
いま、草むらで最も活気がある物と言えばこれでしょうか。
綿毛を飛ばし続けているタンポポ。
殆ど全シーズン対応可能なタフな奴。冬の間も所々で黄色い花を咲かせ続けます。
しかし、これだけじゃ、昆虫達の冬越しをサポートしきれる筈もありません。
やはり多くの昆虫が冬の間、姿を消すのは自然の摂理なんでしょうね。
手持ち無沙汰の寂しい時期が、もう、すぐそこです。

※11/16に都内で撮影

亀のバリエーション2017/11/14 21:39

亀のバリエーション
最近撮影した画像から、カメムシの仲間・3種を選んで掲載します。
まずは、集団でいる事が多いマルカメムシから・・
この種は成虫のまま越冬が可能。葉の裏などに身を寄せ合って冬を越します。
体長約5ミリと小柄ですが、カメムシ特有のあの匂いは、相当強烈。
遠くからでも、その存在を窺い知れる程。匂いによる自己主張ですね。
ヨコヅナサシガメ
匂いは殆ど発しないけど、直接的な攻撃に要注意なのが、これ。
他の昆虫等を襲い体液を吸う食性を持つヨコヅナサシガメです。
その攻撃対象は人にも・・うっかり指で掴もうとすると、グサッとやるらしい。
冬の間は太い木の幹等に群れていますが、あまり興味を示さない方がいいみたい。
ヨコヅナサシガメのシルエット
冬木立ちの中で、このシルエットを見かけたら要注意!!。
ミナミアオカメムシ成虫
典型的なカメムシ体形を持つこれはミナミアオカメムシです。
イネ科の植物に被害を及ぼすワルらしい。
冬になりイネ科植物が枯れた後も成虫のまま越冬し、春を迎えるそうです。
その越冬の様子について、私は未確認。この冬には目撃したいなぁと・・

※本日撮影の画像ではありません(11/13、11/12、11/6に都内で撮影)

晴れの日になぜ傾く?2017/11/13 22:08

晴れの日になぜ傾く?
今の時期、幅広の葉上で良く目にするのが、ヒメクダマキモドキのこんな姿。
晩秋の陽射しを浴びての日向ぼっこと思われます。
注目点は体の傾斜具合。葉に対し垂直にレンズを向けても側面の全体像がばっちり。
こちらも傾いてた
これは近くにいた個体を後面から見たショットです。
葉の表面に対して、体が左に大きく傾いているのが確認出来ます。
だから、真上からの撮影で、体の側面が全部写っていた訳ですね。
生存期間も終盤近く。揃って息も絶え絶えの状態なのかなとも思えるのですが・・
ヒメクダマキモドキの背中
これは、別の日に、日陰になった場所で目にした同種個体です。
葉に対し垂直にカメラを向けたのですが、体は全く倒れていません。言わば正背面図。
と言う事から、日向ぼっこでなぜ体が大きく傾くのかの理由が判明しました。
とにかくこの超スリムな体形です。
体を太陽の方向に傾けないと、陽射しを目一杯受けられないからと言う訳ね。
以上、晴れた日にヒメクダマキモドキの体は何故傾くのかについての考察でした。
全然、大した事もない考察ですが・・

※11/13と11/11に都内で撮影

ゆったり気分で・・2017/11/12 20:11

ゆったり気分で・・
雨の心配がない日の自然観察散歩は、気持ちがゆったりします。
そんな気分に呼応する様なゆったりした雲。木立の上をゆっくり流れて行きました。
私のイメージは、なんとなくイルカ・・
厳しい冬が来る前のやすらぎの日々。この先も長く続いてくれる事を願うばかり。
エノキの黄葉輝く
黄色く色づいたエノキの葉が、陽射しを受けてより一層の輝きを見せていました。
この後、枯れ色に変わり地表に散り落ちる定め。
その時が間近に迫っている様です。
ヤマトシジミの日向ぼっこ
穏やかな陽射しを浴びて、晩秋まで生き続ける昆虫達もリラックス。
地表すれすれの草の葉では、ヤマトシジミが翅全開で日向ぼっこをしていました。
こちらの願いも、こんな日がこの先長く続けばなぁ・・でしょうね。
アキアカネの日向ぼっこ
そろそろ存命確認の時期に入ったアキアカネも、地表すれすれ。
一大使命だった繁殖行動も無事終わり、のんびり余生を過ごす日々の様です。
本当は木の枝先に止まる姿を見たいけど、もう無理はしなくてもいいんだよ。

※11/12に都内で撮影