こんな天気がこの先も・・ ― 2024/04/21 15:53
暑くもなく、寒くもなく・・新緑をゆっくりと楽しむには最適な状況。
こんな天気がこの先も長く続けばいいなぁと思いました。 春に咲く野の花も、続々とデビュー中。
ちょっぴりタンポポ似のジシバリの花も、そのひとつです。
幼い昆虫たちにとっては、早く大きくなる為の貴重な栄養源である筈。
今日はヤブキリの幼虫が、ムシャムシャやっていました。
その食事法は、中央部に立ち並ぶシベをガリガリかじる事。
この段階では、まだまだですが、やがて喰い跡だらけの悲惨な状態に・・
早く大きくなる為には、やむを得ない事なんでしょうね。でもねぇ・・ 水辺の草に、アジアイトトンボ・雌の若齢個体が止まっていました。
草の緑色と好対照を成す紅色が印象的でした。
でも、これは今の時期限定の彩りです。
やがて、周囲の環境に紛れる色合いに変わってしまいます。
コントラストの鮮やかさを楽しむなら、今のうち・・
※4/21に都内で撮影
リラの花咲く頃 ― 2024/04/20 16:15
曲名は「リラの花咲く頃」リラとは、ライラックの別の呼び方らしい。
今日、公園の一角で、その花の現物を目にする事が出来ました。
派手な色合いだけど、漂う雰囲気は、どこか物静か。
しばらく待ちましたが、蜜を求める昆虫達の訪問は、ゼロでした。
観察したタイミングが、たまたま、合わなかっただけでしょうね。 アピール度では、リラに負けているでしょうが、明らかに人気抜群なのは、こちら。
今の時期、草むらに咲く花の代表格・ハルジオンです。
今日は、甲虫ハナムグリとアリが、仲良く並んで食事中でした。
これだけサイズが違うと、奪い合いの喧嘩にはならないみたい。
なんとも平穏な食事風景、いいですね。
※4/20に都内で撮影
目に眩しい若緑 ― 2024/04/19 15:22
先を争う様に空に突き上がるその姿。まさに活力に溢れている感じ。
目にするこちらも、大いに元気づけられました。 木立の中では、葉っぱの赤ちゃんが、続々と誕生中。
まだ頼りない感じもしますが、早く成長しようと言う意欲に溢れたその姿。
思わず、声援を贈りたい気持ちになりました。 ユキヤナギの花が、にぎやかに咲き揃っていました。
吸蜜にやって来ていたのは、常連客とも言えるツマグロキンバエでした。
キンバエと言う名から、ちょっとなぁと言う気もしますが、この種は花の蜜オンリー。
花が咲いている場所では、必ずと言う程の頻度で目にする事が出来ます。
花との見栄え的なマッチングがバッチリかどうかは、かなり微妙なんですが・・
※4/19に都内で撮影
この花でなければ・・ ― 2024/04/17 14:55
今日は、小さなハチが訪れていました。
花びらに埋もれそうになりながら、吸蜜に没頭中。
この状態から察すると、黄色い花粉まみれになる事は間違いありません。
花粉媒介を期待する花としては「どうぞ、ゆっくりしていってね」でしょうね。 春特有のやや強めの風を受けて、ユラユラ揺れるヘラオオバコの穂先。
草むらをにぎわすユニークなキャストと言っていい様です。
それにしても、この形、吸蜜目的で訪れる昆虫達の評判はどうなんでしょうか。
大にぎわいの光景に出くわさない事から推察すると、人気的には今ひとつなのかも。
しかし、この花でなければ って言う昆虫も、きっといる筈。
近々、出会えるかなぁ・・
※4/17に都内で撮影
喜んで場所提供を・・ ― 2024/04/16 13:46
その空で、クマバチがホバリング飛翔を続けていました。中央やや右の小さな黒い点。
今の時期の定番シーンと言う感じで、目にする機会が、とても多い。
このハチにとっての吸蜜対象・春の花が数を増している事の証明ですね。
※クマバチの、もう一段大きな画像を、昨日 4/15の記事の 2枚目に掲載しています。 若葉の上で、テントウムシのカップルが、アツアツシーンを繰り広げていました。
葉っぱにとっての迷惑者・アブラムシの退治役として、今後の活躍が期待される存在。
とても柔らかそうなこの葉っぱ、今後、アブラムシの集中攻撃を受けそうです。
葉っぱとしては、その退治役に、喜んで交尾場所の提供を・・と言う事でしょうね。
その期待に、しっかり応えないとね。
※4/16に都内で撮影