旬の花に来て・・2019/09/27 20:06

旬の花に来て・・
秋彼岸の頃に時を合わせる様に律儀に花開くので、ついた名前がヒガンバナ。
今年もその通りの展開です。派手な紅色なんですが漂う雰囲気はどこか物静か。
不思議なキャラを持つ野の花です。
この鮮やかさに惹かれて昆虫達も大賑わい・・とならない所も、ちょっと不思議。
そんな中、割と頻繁にやって来るアゲハ蝶の姿も今日はさっぱり。
何とも寂しい状況でした。
ヒガンバナの花にいたアリ
でも良く目を凝らしてみたら・・いました!小さなアリ。
複雑な形をした花の中に潜り込んでうろちょろ。蜜を求めての行動と思われます。
でも、どこから蜜が?・・何だか迷路パズルに挑戦している様にも見えました。
でも、無駄足はしない筈なので、蜜は出てるんでしょうね、きっと・・
アオジソの花で吸蜜するヤマトシジミ
こちらは、秋の雰囲気にしっくりはまる清楚な白い花・アオジソです。
やって来ていたのは、こちらも清楚な容姿のヤマトシジミでした。
花は小粒だけど、びっしりと並んでいるので、蜜の出所は明らかだし、吸い放題。
滞在時間は極めて長し。この花、最高だわ!って言う気分だった様です。

※9/27(ヒガンバナ)と 9/26(アオジソ)に、いずれも都内で撮影

お高くとまった・・2019/09/21 20:45

お高くとまった・・
今日昼過ぎの空。重く垂れ込める雲に覆われて、爽やかな秋空とは真逆でした。
その空の下、見上げる枝の先に止まっていたのは、私的には今季初遭遇のアキアカネ。
真夏を涼しい高原で過ごし、秋風が吹く頃に低地に戻ってくる移住性のトンボです。
先日の台風の猛威もものかわ、今年もその帰還が順調に進んでいる様です。
秋がもう少し進むと手が届きそうな所まで降りて来るのですが、今はこれが至近距離。
この様な、”お高くとまったアキアカネ” と言う図式がもう暫く続きそうです。
折れ枝にとまるノシメトンボ
こちらはお高くない存在。台風の強風で折れた木の枝に止まるノシメトンボです。
高さ的には、私の目とほぼ同水準でした。
アキアカネと同じアカネ属に属しますが、避暑移動はせずに定地に住み続けます。
いわば人馴れしたアカネトンボと言えるのかも知れません。
ツユクサの花にいたアリ
こちらは、更に視線を下げないと目撃できない昆虫。
秋の気配が漂い始める頃に多く目にする様になるツユクサの花に止まるアリです。
花弁の上を行ったりきたり。目的なしの筈はないので、餌探しである事は間違いなし。
目標物は花粉あるいは蜜?・・いずれにしても、季節を問わず超勤勉な昆虫ですね。

※9/21に都内で撮影

芸術の秋だけど・・2019/09/17 20:34

芸術の秋だけど・・
本来は緑一色の筈なのに、鮮やかな紅色の斑点を持つスイバの葉を目にしました。
台風がもたらした強烈な雨の影響?・・
いずれにしても、葉っぱにとっては全然嬉しくない状況と思われます。
そんな葉っぱに止まってじーっとしていたオンブバッタ。
シュールな美術作品を鑑賞している様に見えなくもないかなと・・
お邪魔虫はアリ
芸術の秋を象徴する光景の様に思えたのですが、そんな雰囲気をぶち壊す奴も・・
芸術よりも食欲・・そんな感じで、餌探しに奔走中のアリでした。
”これなんかどうかな?” って、目の前のバッタに興味津々で・・この態度!。
性格がおとなしいバッタだから、事なきを得たけれど・・

※本日撮影の画像ではありません(9/15に都内で撮影)

食べられる物なら何でも・・2019/09/14 21:08

食べられる物なら何でも・・
夏の暑い時期には、なりを潜めていましたが、ここに来てアリ達の動きが活発です。
今よく目にするのがこれ。枯葉が積もった地表を行き来する働きアリ達の行進。
ひと時も休まず、速い足取りで、目指す方向に向けて延々と続いています。
なお、この行進には当然目的がある訳で・・そのいくつかを画像で紹介します。
アカメガシワの葉で吸蜜するアリ
これはアカメガシワの葉で目にした光景。
3匹のアリが、葉の付け根あたりに張り付いて、しきりに何かをしていました。
大体想像がつきますが、これはアリ達の吸蜜風景。
アカメガシワのこの部分には蜜を供給する蜜腺が存在しているらしい。
一体どこに?って言う感じですが、アリ達はしっかり熟知しているんですね。
ヘクソカズラの花にいたアリ
こちらも吸蜜風景ですが、人の目にもたいへん判りやすい。
アリが覗き込んでいるのは、ヘクソカズラの花の花芯。ズバリ蜜の供給源ですね。
”今日は蜜の出がいいや” と大喜びの瞬間でしょうか。
大物食材を運搬中のアリ
アリの食性はマルチ。植物、動物を問わず、食べられる物なら何でもの貪欲さです。
で、これは動物食。口でくわえ、渾身の力を込めて運んでいたのはゲジゲジみたい。
巣穴に運んで、保存食として蓄える為の運搬作業と思われます。
大物をゲットしてウハウハの気分?・・重いけど、頑張って運ばなくちゃ!・・

※9/14(行進とゲジゲジ)、9/6(アカメガシワ)、9/13(花)に、都内で撮影

目立たない様に咲く2019/09/12 20:07

目立たない様に咲く
台風15号の強風により多くの樹木が被害を受けていますが、野草達は割と涼しい顔。
ヒナタイノコズチもこの通り。葉っぱに若干の損傷は見られるものの、しゃっきり!。
秋の野に生きる野草は、強風への耐性が抜群と言う事を証明していました。
ヒナタイノコズチで吸蜜するヤマトシジミ
人の目にはとげとげしく映りますが、昆虫達にとっては貴重な蜜供給源らしい。
このヤマトシジミも常連の様でした。
と言う事で至福の吸蜜風景なんですが、一体どこに花が?って言う感じ・・
野草ヒナタイノコズチの花
その疑問は、同じく蜜を求めてやってきた小さなアリが解決してくれました。
アリが止まっている丸い部分が花芯、周囲には数本のシベも確認できます。
周囲と同系色のこの小さな花。そう迄控えめにしなくてもいいと思うけど・・
ひいきにしてくれるお得意さん限定でのサービスと言う事なんでしょうか。
鮮やかに咲く野の花と言う通念を覆される様な目撃体験でした。

※9/12に都内で撮影