無事を祈るばかり2020/09/12 23:13

無事を祈るばかり
ヒマワリは枯れてしまったし、今が旬の花と言えば一体何なんだろうと戸惑う頃。
そんな季節の変わり目に、薄紅色の花を咲かせていたのはキョウチクトウでした。
しなやかな花びらを持つお淑やかな花ですが、要警戒!。
かなり有毒成分を持っているらしい。
キョウチクトウの花に来たアリ
虫も警戒して近づかないのかと思ったけど、さにあらず。
小さなアリがやって来て、花びらの上をウロウロし始めました。
食料にありつけそうな場所には、必ずと言っていい位に出没する貪欲派。
君子危うきに近寄らずって言う格言が通用するかは大いに疑問でした。
ただただ無事を祈るばかり。

※9/10に都内で撮影

葉上の情景2020/07/26 21:33

葉上の情景
梅雨時の雨の恵みを受け旺盛な繁り具合を見せる草木の葉っぱ。
撮影者にとっては、様々な昆虫との出会いを仲立ちしてくれるありがたい存在です。
葉上に止まるもの達の目的は様々。最近撮影した画像から数枚を掲載します。
まずは、葉っぱの上に集合したアリ達。目的は食欲を満たす為ですね。
それぞれの持ち場に張り付いて不動でした。
ツバメシジミのホットなシーン
ラブラブなシーンの絶好の舞台は、うまい具合に分岐した2枚の葉っぱ。
ツバメシジミの繁殖行動です。なんとも好都合な場所を見つけたもんですね。
万全な態勢で昼寝中のアオドウガネ
陽が沈む頃に起き出して活動を始めるアオドウガネ。昼間はこうして昼寝に専念。
流石に明るすぎるのは苦手な様で、この様に葉の重なりに頭を突っ込んでグッスリ。
注目点はその後脚。葉に開いた穴に足先を引っ掛けて体の安定を図っていました。
こうしておけば、強い風を受けて葉っぱが揺れ動いても大丈夫。なるほどねぇ・・
ヒメクダマキモドキの幼虫
葉っぱの上にもう一枚葉っぱが・・
そんな風にしか見えないこれはツユムシの仲間・ヒメクダマキモドキの幼虫です。
色形とも全く違和感を感じさせない見事なハマり具合でした。
成虫になる迄には様々な危険がいっぱい。巧みに身を忍ばせる工夫が必要らしい。
当分の間、この葉っぱを安全なすみかとして暮らしていくんでしょうね。

※7/25と7/24に都内で撮影

ここにもあそこにも・・2020/07/20 20:55

ここにもあそこにも・・
自分の体の何倍もある細長い物をくわえて葉上を移動中のアリ。
植物の切れ端かと思ったのですが、よく見たらこの通り、何らかの昆虫の脚でした。
息絶えた昆虫の遺骸の一部を、絶好の食料として巣に向けて運搬中だった様です。
アリは、草むらの清掃役と言う重要な任務も担っているんだなと実感させられました。
茎に群がるアリ集団
こちらは野草の茎に群がる集団。
瑞々しい色のこの茎からは、アリの好物の甘い汁が豊富に湧き出しているらしい。
めざとくそれを感知して集団で訪れた。日頃の偵察行動の成果なんでしょうね。
花にとまるアリ
花と言えば、ハチや蝶がベストパートナーと言う感じですが、アリもお忘れなく。
この姿勢のままじっと動かず。花粉か蜜の摂取に熱中している様子でした。
小さくて見つけるのが大変だけど、良く目を凝らせば、ここにもあそこにも・・
昆虫世界の絶対的多数派は、ずばりアリで決まりなんでしょうか。
(ノカンゾウの花と推測)

※7/20と7/19に都内で撮影

誘惑のサインは?・・2020/06/24 19:14

誘惑のサインは?・・
幼葉全体が紅色に色づくのが特徴のアカメガシワ。
その葉も鮮やかな緑色に染まる時期に入りました。
いまは、僅かに残る幼葉と葉脈に紅色の頃の痕跡が残るのみ。
しかしこの紅色の部分、ある種昆虫に対して誘惑のサインを発し続けている様で・・
この画像でもその事が証明されています。注目点は葉の付け根あたり。
微小で判りにくいのですが、黒い物が紅色の葉脈に取り付いているのが確認できます。
アカメガシワの葉脈にとりつくアミメアリ
接近して詳細を確認してみるとこの通り。
2匹のアリが葉脈に口を付けている事が確認出来ました。この姿勢でじっと動かず。
どうやらここには、葉がアリに期待する害虫退治の報酬・甘い汁が流れているらしい。
紅色のサインに惹かれてアリが集結する。そんな流れを推定したのですが・・
しかしこの推定、働きアリは目が退化して殆ど見えていないと言う説とは矛盾します。
誘惑のサインは、甘い香りでしょうか。
(アミメアリ)

※6/21に都内で撮影

食欲全開!2020/05/08 21:19

食欲全開!
めざましい速さで濃さを増しつつある草木の緑。
この時を待っていましたとばかりに、昆虫達の動きが活発化しています。
活発と言っても、このキジラミの場合は、ヤツデの若葉に取り付いてじっと動かず。
太い葉脈から汁を吸い出す事に専念中でした。
のこのこ歩き回らなくても、ここにいさえすればお腹がいっぱい。
怠け者昆虫にはこたえられない食事環境の様です。
ヤツデの葉にいたアリ
大柄なヤツデの葉は、昆虫達それぞれに適した食事場所を提供している様です。
このアリは上向きの姿勢で口吻を葉っぱに接しさせて食事中でした。
体が柔らかいので、多少無理っぽいこんなポーズもへっちゃらさと言う感じ。
アジサイの葉で食事中のアリ
アジサイの葉では、無理っぽくないポーズで食事中のアリも目にしました。
至るところに大食漢・アリの姿あり。いよいよ超多忙な時期に入った様です。

※5/8に都内で撮影