今の紅色2018/11/27 20:51

今の紅色
数度にわたる台風通過の影響が心配されましたが、紅葉の色づきはそれなりに・・
これは紅葉する木の代表種カエデの最近の様子です。
若干葉の傷みが感じられるものの、紅色の鮮やかさはほぼ例年通り。
背景となった黄葉とのコラボによる、温かみのある光景を目撃できました。
終末期のアキアカネ・オス
紅葉もやがて散る定め。自然が寂しい冬色に変わる時が間近に迫っています。
そんな今、目にする紅色は、消えかかった炎を思わせる様で、どこか寂しい。
私にとって、特にこの紅色は、そんな感情を呼び起こす物となっています。
終末期に至ったアキアカネ・オスのくすんだ紅色。
いまやごくたまーにと言う位に、目撃機会が減ってしまいました。
サザンカの花にいたアリ
これは、当分の間継続して目にする事が出来る安定の紅色。
冬に咲く花・サザンカの花芯クローズアップです。
なぜこれ程近づいたかは一目瞭然。対象物は花芯に潜り込んだ黒い物体です。
蜜を摂取する作業に没頭中の小さなアリでした。冬の間も活動をやめないタフなやつ。
この先も、この花に限らず様々な場所で、勤勉な活動ぶりを目撃出来る筈です。

※本日撮影の画像ではありません。(11/25に都内で撮影)

まだまだホット!2018/11/15 20:22

まだまだホット!
花壇に咲く花も旬の時を過ぎた様で、しおれて枯れかかった物が多くなってきました。
そんな花のひとつで、目にした、昆虫達の意外な程の賑わいがこれ。
この角度では、面白い斑紋を持つダンダラテントウと2匹にアリの姿が確認出来ます。
さて、彼らがこの見栄えのしない花を、敢えて選んでやって来た理由とは?・・
花に潜むアブラムシの群れ
どうやら、こいつらの為らしい。
撮影時には気づかなかったのですが、ダンダラテントウの右上側に止まっていました。
緑色タイプのアブラムシの仲間。花に食害を与える為にここにいるらしい。
アリの目的はアブラムシが尻から出す甘露を吸わせて貰い、そのお礼に彼らを護る事。
対して、ダンダラテントウの目的は、アブラムシその物を捕食する事。
全く違う目的を持つ物同士が一つの花に同席中の一コマという訳ですね。
勢いを失った見栄えのしない花。そこでも結構激しい昆虫達のぶつかり合いが・・
日に日に寂しさが増している自然ですが、細部での動きはまだまだホットな様です。

※11/15に都内で撮影

お約束どおりの・・2018/09/16 21:23

お約束どおりの・・
お約束どおりの時期に咲く律儀な花・ヒガンバナ。今年もその通りの展開です。
一体どこがどうなっているのと、首をひねりたくなる様な個性的な花形。
これじゃあ、花に目がない昆虫達も戸惑うんじゃないかと思ったのですが・・
ヒガンバナにいたアリ
これを発見!・・花びらと思われる部分を這っていた小さなアリでした。
何か目を惹く物があれば、必ずと言っていい位に登場する働き者の昆虫です。
ここを這っていると言う事は、花びらの表面から何か美味しい物が出てる?・・
この花は毒を持っているって言うのが通念ですが、その点は大丈夫?・・
余計な心配をしてしまいました。それにしても四季を通じて働き者ですね。

※9/16に都内で撮影

そろそろ息切れ?・・2018/08/15 19:14

そろそろ息切れ?・・
木立の中、枯葉が積もった地面に、シオカラトンボ・雌が止まっていました。
水辺の草に止まる姿なら納得できるけど、全然らしくない場所での出会いだなぁと・・
さすがの夏の主役も、そろそろ息切れの時期にさし掛かったのでしょうか。
アブラゼミの亡骸
ついこの間始まったばかりに思えるセミの季節。それにも早くも陰りの気配が・・
こんな寂しい光景を、多く目にする様になりました。
このアブラゼミやミンミンゼミの声が止んで、ツクツクボウシの声だけが響く木立。
そんな夏の終わりを象徴するシーンへの転換が間近に迫っている様です。
アリの活動
季節の進展には関係なし。アリ達の活動は休みなく続いています。
このアリが運んでいたのは、既に絶命したアブラゼミの体の一部でした。
極めてドライな光景ですが、これも自然の円滑な循環の中では欠かせない営みの筈。
でも、正直言うと、あまり目にしたくないかなぁ・・

※8/15に都内で撮影

夏の主役達を殺す・・2018/08/02 20:22

夏の主役達を殺す・・
連日の猛暑を受けカラカラに乾いた地面。そこで目にした異質な輝きを放つ物体。
既に息絶えたリュウキュウツヤハナムグリでした。
南方から流入した甲虫で、暑さには強い種と思っていたのですが、早くもこの姿。
桁違いの暑さの連続により、体力的なダメージを受けてしまったのでしょうか。
息絶えた蛾の幼虫
こちらは、熱気が立ち込めるアスファルト路面に転がっていたイモムシです。
お尻に生えたアンテナ状の突起から判断して、スズメガの仲間の幼虫と思われます。
ぴくりとも動きません。元気に飛び回る成虫にはなれず、炎天下に悲しい姿を晒す。
こちらも、記録的な猛暑によるダメージを受けた犠牲者なのかも知れません。
アブラゼミの翅とアリ
梅雨明け後の暑さを受け、例年より早く始まったセミの季節。
そんな前倒しの結果として、こんな光景を頻繁に目にする様になりました。
片方だけ千切れて転がっていたアブラゼミの翅。
精一杯声を張り上げて、地上での短い生を全うした結果であればいいのですが・・
注目点は、画像左側に写っている黒い物体。翅をしげしげと見つめるアリでした。
この後、翅の先端にかじりつき、巣への持ち帰りにチャレンジしていました。
”夏の主役達を殺す暑さ” そんな今、後始末屋としての活躍がこの先も続きそうです。

※8/2に都内で撮影