バッタ達の現状2020/06/30 19:38

バッタ達の現状
草むらに活気を与える昆虫と言えば、バッタの仲間が筆頭格に挙げられるでしょうか。
屈伸力抜群の脚を使って活発に飛び跳ねる姿は、夏の草むらの風物詩と言えそうです。
私の観察地でよく見かける種は、オンブバッタとショウリョウバッタ。
真夏を間近に控えて、それぞれがどの程度まで成長を遂げているかを確認しました。
まずはオンブバッタから。この通りのチビぶりで、草の緑に埋もれて存在感が希薄。
でも大丈夫。秋遅く迄生き続ける種なのでそんなに急がなくてもと言う事でしょうね。
成虫までまだもう少しのショウリョウバッタ
こちらは日本最大級の体長を誇るショウリョウバッタの現状です。
オンブバッタに比べ、すでに存在感十分の体形に見えますが、まだまだ未完成。
背中に翅が生え揃うまで、もうしばらくお待ちくださいの段階ですね。

※6/28と6/27に都内で撮影

格好いいけど・・2020/06/16 20:26

格好いいけど・・
遠目には葉っぱの上に落ちた小さなゴミ。でも近づいてみたらこれでした。
超ミニサイズのオンブバッタ幼虫。典型的な赤ちゃん体形ですが跳躍力は既に一丁前。
カメラの接近に気付いて、ぴんと飛び跳ね別の葉っぱへ・・
晩秋迄その姿を確認出来る息の長いバッタ。長いお付き合いがいよいよスタートです。
光り輝くリュウキュウツヤハナムグリ
こちらは葉っぱの上のゴミとは見間違えようが無い程の圧倒的な存在感。
光り輝くメタリック色で全身を固めたリュウキュウツヤハナムグリです。
遠島からの流入種で、いまや私の観察地では夏の定番とも言える存在になりました。
見た目の派手さでは、既存の甲虫に圧勝と言う感じなんですが、その素性は・・
裏返しになったリュウキュウツヤハナムグリ
こんなドジな姿を見せるところがご愛嬌。
私の動きに気付いて飛び去ろうとしたけれど、風の煽られてすってんころりん!・・
中々起き上がれずに足をバタバタさせてもがいていました。
おかげで、お腹側の色合いをじっくり確認することができました。
こちらもまばゆいメタリック色で統一と言う事ですね。
色は格好いいけど、格好悪いよ、その姿・・

※6/16に都内で撮影

早速梅雨晴れの日に・・2020/06/12 20:49

早速梅雨晴れの日に・・
梅雨入りしたとは言え、毎日が雨模様と言うわけではありません。
東京は、雲間から青空がのぞく時間帯も多い展開でした。
気温もそれにつれて上昇。マスクを掛け通しだと、熱中症への懸念も湧く程でした。
吸蜜に大忙しのナミアゲハ
道端に咲くランタナで活発な吸蜜行動を繰り返していたのは、アゲハ蝶の仲間達。
これはナミアゲハ。翅に欠損が見られる事からも、活動の激しさが窺い知れました。
発展途中のショウリョウバッタ幼虫
梅雨明けの頃には、日本最大のサイズに成長するショウリョウバッタもまだミニミニ。
翅がまだ生えていないので、空間移動は、このひょろ長い後脚だけが頼り。
その屈伸パワーをフル活用、草から草への鮮やかなジャンプを見せていました。
これはその合間に見せた一休みの光景。
脚が長過ぎて若干持て余し気味にも見えるこのポーズが、何ともユーモラスでした。

※6/12に都内で撮影

疑問符付きで・・2020/02/24 20:11

疑問符付きで・・
秋には、旺盛なパワーを見せて林立していたセイタカアワダチソウも、今はこの姿。
既に春一番は吹いたとは言え、草むらには、依然枯れ色主体の寂しさが漂っています。
でも、僅かながら若緑の草が数を増やし始めたのも事実。
そんな草の葉の一枚に注目してみたら・・
若草の葉上にいたアリ
綱渡りと言う感じで、小さなアリが行ったり来たりを繰り返していました。
時々歩行を中断して、口を葉っぱの表面に接しさせる動作を見せていました。
若草の表面から、何か美味しい成分が分泌されているのでしょうか。
一年中活動を続けるアリには、食糧事情が厳しい時期にも適応する能力がある様です。
時期外れなオンブバッタ幼虫
こちらも、食糧事情の厳しさに耐える力があるのかなぁと、疑問符付きで・・
枯れ落ち葉が積もる場所で見かけた、時期外れのオンブバッタ幼虫です。
この観察地では少数ながら同種幼虫を確認していますが、このエリアは相当の悪条件。
落ち葉の下から顔を覗かせる若草も、まだ、ほんの僅かしか生えていません。
お腹いっぱい食べる為には、かなりの苦労を強いられている様に感じます。
このまま順調にすくすくと・・そんな願いを込めて、そーっと撮影しました。

※2/24に都内で撮影

まだ2月ですからね・・2020/02/23 19:40

まだ2月ですからね・・
明るい陽射しの下、私の動きに反応して、飛んだり降りたりを繰り返す蝶がいました。
成虫での越冬も可能なキタテハでした。
今日の陽射しを受け、待ちに待った春が来た!とエンジンスタートの模様。
草地の様子はご覧の通り、依然枯れ色主体ですが、若草の緑もチラホラと・・
今はキタテハの占有地ですが、他の蝶達のデビューも間近に迫っている気がします。
若草にとまるオンブバッタ幼虫
若草が生える場所でじっと目を凝らしたら、葉から葉へぴんと飛び跳ねるものが・・
若草の緑に同化する体色を持つオンブバッタの幼虫でした。
観察地のごく限られたエリアですが、冬の間も同種幼虫が生息する場所があります。
今日の出会いもズバリそこでの事。
今日目にした幼虫は、食草が乏しい厳しい時期を乗り越えたツワモノですね。
出来ればこのまま順調に成長して成虫に・・あながち無理な望みではないかなと・・
ユキヤナギの枝も様変わり
こちらも以前から注目しているもの。
ユキヤナギの枝に産み付けられたオオカマキリの卵のうです。
今日は周囲の様子に大きな変化が生じていました。
早咲きの白い花や、大きく膨らんだ蕾が、待ちに待った春の訪れを告げている感じ。
卵のうの中に眠る幼体も、その気配を感じて・・と言うわけにはいかないかな・・
まだ2月ですからね。

※2/23に都内で撮影